記録ID: 8248594
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ハイキング
近畿
北条鉄道でめぐる加西アルプスとあびき湿原
2025年06月05日(木) [日帰り]



体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:38
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 578m
- 下り
- 568m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:21
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 6:56
距離 16.4km
登り 578m
下り 568m
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
往路:北条鉄道法華口駅 復路:北条鉄道播磨下里駅 あびき湿原 北条鉄道網引駅から往復 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されたハイキング道ですが、笠松山から大柳ダム湖へは、ざれた岩場の急な下りが続くので注意が必要です。 また、アップダウンが多く、木々のない尾根歩きで太陽の直射を受けるので、暑さバテが心配です。 |
写真
JR加古川駅6番ホーム
加古川駅の5番、6番ホームは加古川線のホームで駅の中で改札を通過して山陽本線から乗り換えます。
加古川線は、今では貴重となったかつての通勤電車103系が走っています。
加古川駅の5番、6番ホームは加古川線のホームで駅の中で改札を通過して山陽本線から乗り換えます。
加古川線は、今では貴重となったかつての通勤電車103系が走っています。
法華口駅のすれ違いホーム(下りホーム)に到着しました。
北条鉄道のイメージキャラクター「北条ふらわ」ちゃんです。
本当は加西アルプスは播磨下里駅が最寄りですが、今日は法華口駅の駅舎を見るために、ここをハイキングのスタートとしました。
北条鉄道のイメージキャラクター「北条ふらわ」ちゃんです。
本当は加西アルプスは播磨下里駅が最寄りですが、今日は法華口駅の駅舎を見るために、ここをハイキングのスタートとしました。
法華口駅の駅舎(上りホーム)
大正4年に建てられた駅舎は、平成26年4月25日に『国登録有形文化財』に登録されました。
春に桜が満開になると、駅舎・列車・桜をレンズにおさめようと鉄道マニアが殺到するそうです。
大正4年に建てられた駅舎は、平成26年4月25日に『国登録有形文化財』に登録されました。
春に桜が満開になると、駅舎・列車・桜をレンズにおさめようと鉄道マニアが殺到するそうです。
善坊山をあとに笠松山へ向かいます。
ササユリ発見
ハイキング道の脇に白いササユリを発見です。
加西アルプスは花レコがあまり上がっていないので植物はあまり期待していなかったのでラッキーです。
ササユリ発見
ハイキング道の脇に白いササユリを発見です。
加西アルプスは花レコがあまり上がっていないので植物はあまり期待していなかったのでラッキーです。
古法華寺
吊り橋のところから舗装路に下りて古法華寺に来ました。
古法華に収蔵されている浮彫三尊仏は、今をさかのぼること約1300年前の白鳳時代に彫られたわが国最古の石仏で国重要文化財に指定されています。(拝観は1週間前までに要予約)
吊り橋のところから舗装路に下りて古法華寺に来ました。
古法華に収蔵されている浮彫三尊仏は、今をさかのぼること約1300年前の白鳳時代に彫られたわが国最古の石仏で国重要文化財に指定されています。(拝観は1週間前までに要予約)
ツチイナゴ
ツチイナゴ(土蝗)は、イネ科植物や豆科植物などを食害する害虫です。特に、大量発生時には、植物の葉や茎を食い荒らし、収穫量を大幅に減らしてしまうため、農業に大きな被害をもたらすとても悪いヤツラです。
ツチイナゴ(土蝗)は、イネ科植物や豆科植物などを食害する害虫です。特に、大量発生時には、植物の葉や茎を食い荒らし、収穫量を大幅に減らしてしまうため、農業に大きな被害をもたらすとても悪いヤツラです。
ハラビロトンボの♂です。
黒いトンボです。
ハラビロトンボの雄は成熟の度合いによって体色が大きく変化することで知られていて、羽化直後は黄色っぽく、完全に成熟すると青っぽい粉を吹きます。その中間の段階が黒色になります。
黒いトンボです。
ハラビロトンボの雄は成熟の度合いによって体色が大きく変化することで知られていて、羽化直後は黄色っぽく、完全に成熟すると青っぽい粉を吹きます。その中間の段階が黒色になります。
はりま下里駅の近くでは田植えの準備が進められていました。
酒米の山田錦とヒノヒカリの苗が多かったです。
加西市のヒノヒカリは、特にたなか家の農園で栽培されるヒノヒカリが、従来のヒノヒカリよりも粘りが強く、一度食べたら忘れられないほどの美味しさを秘めていると紹介されています。
酒米の山田錦とヒノヒカリの苗が多かったです。
加西市のヒノヒカリは、特にたなか家の農園で栽培されるヒノヒカリが、従来のヒノヒカリよりも粘りが強く、一度食べたら忘れられないほどの美味しさを秘めていると紹介されています。
フラワ2000-1号のヘッドマーク
北条鉄道は、昭和60年(1985年)に第3セクターとして開業してから40年、大正4年(1915年)に当時の播州鉄道によって北条線が開通してから今年で110年を迎えます。
北条鉄道は、昭和60年(1985年)に第3セクターとして開業してから40年、大正4年(1915年)に当時の播州鉄道によって北条線が開通してから今年で110年を迎えます。
トキソウ
和名は、うすいピンクの花の色が鳥の朱鷺(トキ)の羽根の色に似ていることからつきましたが、日本のトキはもういません。
朱鷺(トキ)色のカラーコードは#F5C9C6です。
グーグルなどで『#F5C9C6』を検索すると色が表示されますが、あびき湿原は、朱鷺色より白に近いピンクです。
和名は、うすいピンクの花の色が鳥の朱鷺(トキ)の羽根の色に似ていることからつきましたが、日本のトキはもういません。
朱鷺(トキ)色のカラーコードは#F5C9C6です。
グーグルなどで『#F5C9C6』を検索すると色が表示されますが、あびき湿原は、朱鷺色より白に近いピンクです。
撮影機器:
感想
今日は、加西アルプス(善坊山、笠松山)を8の字回りで歩き、そのついでに、あびき湿原のトキソウを見に行きました。我が家にマイカーはないので北条鉄道利用です。(レコは少し鉄分多めです。)
加西アルプスは、日本アルプスを感じさせる岩場の登り下りが続き、展望抜群な稜線歩きが続くところが素晴らしいです。200mちょっとの山でこの展望は特筆すべきです。
また、ヤマレコで加西アルプスの花のレコをあまり見ないのですが、ササユリ、シライトソウ、ソクシンラン、ウツボグサ、ネジキやナツハゼなど、おもいのほか、いろんな花を見ることができました。
そして、あびき湿原では、湿原一面にトキソウが咲き乱れており、ちょうど良いタイミングでした。次はカキランですね!
さて、今日のハイキングで一番、印象に残ったのは、いろんな種類のトンボに巡り会えたことです。古法華寺の石仏池ではショウジュウトンボ、善坊公園ではハラビロトンボ、そしてあびき湿原ではハッチョウトンボと、それぞれ、特徴あるトンボを見ました。
今日は、自然の中の「美しいもの」にいろいろ出会えた一日となりました。
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