善防山・笠松山 / アイス食べに灼熱の加西アルプスへ


- GPS
- 04:30
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 399m
- 下り
- 399m
コースタイム
天候 | 快晴ってか危険な暑さ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
岩場の急登多くクサリやロープもあちこちにあるが、グリップは効くしスタンスも豊富なので技術的にはさほど難しくはない |
写真
感想
「山登って下山後ににゅうにゅう工房にアイス食べに行きたい」と妻が言う。
にゅうにゅう工房は市川町にあるアイス専門店で、笠形山や七種山の近くに位置する。さあどこか近くにいい山はあるかなと探してみたら、4月に登った小野アルプスの近くに加西アルプスという場所があるらしい。4時間ほどで周回できるコンパクトなコースながら、ちょっとしたクサリ場や岩場の馬の背、吊り橋など変化に富んだ山歩きが楽しめるらしい。あらいいじゃないの。行ってみることに。
6時に堺を出発、近畿道から中国道、山陽道を爆走して加西へ。8時前に善防公民館に到着、装備を整え登山開始。
登山口から山中に分け入っていき、獣除けゲートを開けて登って行く。しょっぱなから足元が岩々しい。やがて遮るもののない露岩の尾根道となり、眺めはいいのだがギラギラ照らす直射日光を延々浴びながら登って行く。
あまりの暑さにヘバりながら登っていくとやがて樹林帯に入り、9:10善防山(251m)に到着。
山頂は適度に木陰があり腰掛けるの丁度いい岩もあって、しかも展望も効くというすばらしい場所。ここでずっと過ごしたいが今日はもう1つ登らねばならないので先を急ぐことに。
山頂から西側はちょっとザレていて注意がいる。30分くらい下りていくとやがて目の前に吊り橋があり、その先にはまたもや日光燦々の解放感あふれる岩場だ。もうやだ。
そういえば磨崖仏があるはずなのだがどこだろう。吊り橋から見えるというがちょっとわからなかった。
岩場にはクサリが設置されているが、善防山までの岩場と同じくグリップは効くしスタンスも豊富なのでクサリに頼らなくても登れる。雨の日や下りは助かるかもだが。
ただしここから笠松山までほとんど木陰のないサンシャインルート。誰やこの真夏にこんな山に行こうって言うたの。オレか。
そんなこんなでペースダウンしながらも何とか10:30笠松山(244m)登頂。
しかし山頂手前からへばっているひるねは展望台に登ろうともせず東屋へ向けて降りていく。山頂から先は割と足元の悪い急坂の下り。心身ともに消耗している時にこの下りはまあまあキツい。
東屋に着いたらお昼休憩にしようと思っているのだが、なかなかそれらしい物が見えてこない。あれ?東屋は大柳ダムに向かって降りる途中にあると思っていたが、ひょっとして山頂の展望台の先にあったのだろうか?熱中症寸前のこの状態で休憩する場所にたどり着けないのはけっこうリスキーやぞ?
するとコルの分岐に到着し、そこに掲示されている看板には登り返したピークに東屋があるとの表記。あーよかったー!!助かったー!!
這う這うの体でピークを登り返し立派な東屋に到着。今日のランチは梅干しの効いた冷やし出汁茶漬け。鶏ムネ肉とキュウリの漬物を添えて食う。これがまた美味い。まさに身体が欲している感じがハンパない。
保冷剤で首筋や額を冷却したりしながらゆっくり休憩して体力回復を図る。
40分ほど休んでだいぶ回復してきたので下山にかかる。東屋から下りる道はまたもや開けた直射日光の道。見晴らしはよいのだが。
と思ったら拍子抜けするほど割とすぐに車道へ降りる。え?もう着いたの?
元々の予定では大柳ダム湖まで行って馬の背から善防山へ登り返す計画だったのだが、いやもうええやろ、このまま降りよう。今から馬の背なんか行ってたら比喩じゃなくマジで死ぬわ。それに馬の背的な場所ならいっぱい通ってきたしな。
古法華寺の駐車場にある自販機で飲み物を買ってガブ飲みし、善防中の手前にある自販機でまたも飲み物をガブ飲みしてヘロヘロで公民館へ戻ってくる。
下山後はかさがた温泉せせらぎの湯で汗を流し、ひるねお待ちかねのにゅうにゅう工房でアイスを食って帰る。コーヒーフロート美味しゅうございました。
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