虚空蔵山:山頂で出合った桂月先生の言葉が心に響いた

2025年06月06日(金) [日帰り]

• GPS: 00:41
• 距離: 1.8km
• 登り: 69m
• 下り: 63m

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:01
• 休憩: 0:45
• 合計: 0:46

距離 1.8km 登り 69m 下り 63m

13:56 スタート地点
13:57 14:42 虚空蔵山
14:42 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

山頂まで車で行くことができるが、ほとんどの登山者は虚空蔵山わんぱく広場にPして登るようだ。今回は頂上の直前の路肩にPして自転車に乗り換えて活動した。

コース状況／危険箇所等

山頂までの車道は虚空蔵山わんぱく広場を過ぎた辺りから対向車との離合ができない区間が長いのでハラハラする。路面は荒れて陥没している箇所も多い。

写真

四国百名山チャレンジ64座目達成を終え、この日3座目となる虚空蔵山へと向かう。ランドマークの電波塔群が見える。

車で行けるところまで行く派なので、何のためらいもなく車で登っていく。

途中の天文台を外から見学。

中学生の頃は星を見るのが好きで、屋根にふとんを敷いて寝ながら夜空を眺めるという中二病的なことをやってた。当時は星座早見盤なしでも星座を識別できていたぞ（ドヤ顔）。

虚空蔵山の頂上まで車で行けるけど、だんだん道が細くなって対向車との離合ができない区間が続いてヒヤヒヤ。陥没箇所がたくさんあって、パンクしないように慎重にコース取りして走行。

ここから先の道路状況が良くないので自転車に乗り換え。「あとちょっとなんだから歩けばいいのに」とツッコまれそうだが、舗装路は歩きたくない派なので自転車で・・・。

アッと言う間に頂上に到着。近くにNHKの電波塔があるだけで眺望はない。

四国百名山チャレンジの65座目を達成だ。この後、もう一つのピークの東峰とやらに行ってみる。

UMA（未確認生物）と遭遇。

ミサゴだった。

目が合った・・・。

10分程度ボーッとミサゴを見ていた。何やってんだか・・・。

東峰に到着。歩いてないんかい！とツッコまれそうだ。サイクリングと言うのもはばかられるような距離だ。何度も言うが、ワタシ舗装路は歩きたくないので・・・。

地籍図根三角点は土地の測量や境界設定の際に利用される基準点の一つだそうだ。

地籍調査と書かれている。こういうのもいろんな山にあるけど、黄色いのは初めて見た。周囲の石がストーンサークルみたい。

広々とした東峰。なぜかGoogleマップでは三角点のある西峰じゃなくて、こっちが山頂って表示されている。

銅像がある。桂月先生？誰？？？ネットで調べたら、名前は大町桂月（おおまち けいげつ）で高知県出身の詩人、歌人、随筆家、評論家だとわかった。

「一日に千里の道を行くよりも、十日に千里行くぞ楽しき」と語り、急いで目的地に着くのではなく、道中をゆっくり楽しむことの価値を説いたそうだ。あちゃ〜、一日に欲張って3座をハシゴした私には耳の痛い言葉だ・・・。ここ虚空蔵山にもよく登って景色を眺めていたらしい。じゃ、私も桂月先生に習ってのんびりしよう。

虚空蔵菩薩像に手を合わす。知恵と慈悲が身につくかな。

電波塔は現代人に知恵を授けてくれる存在かもしれない。慈悲は知らんけど。

桂月先生に感化された私はのんびりと景色を楽しんだ。

パノラマで撮ってみた。

活動終了。早朝から2座を登って疲れ果てていたので3座目をサクッと済ますことができてありがたかった。

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 登山靴 グローブ 日よけ帽子 ザック 飲料 携帯 カメラ イカリジン成分15%配合虫よけスプレー

感想

Unknown-M

はじめての虚空蔵山（こくぞうさん）。
山頂付近を自転車で徘徊しただけというハイキングともサイクリングとも言えない山行。ちょっぴり後ろめたい気分だが、四国百名山チャレンジの65座目を達成。
前回の1日3座の山行で自信がついたので「今の自分なら登れるかも」と別のハード系の山行を予定していたが、雲が多そうなビミョーな天気だったので予定変更でこちらの3座（不入山、蟠蛇ヶ森、虚空蔵山）を訪れた。でも、朝から体が重くてすぐバテた。まだまだ体力や筋力は不十分だと痛感させられた。電動アシスト自転車を漕いでるようじゃダメだわな・・・。
最近の山行は生き急いでる感があったので、桂月先生の言葉「一日に千里の道を行くよりも、十日に千里行くぞ楽しき」が身にしみる。四国百名山チャレンジ達成後は一座一座をゆっくりと歩き、山頂でのんびりランチを楽しみたいものだ。