[個人山行] SMSCA 谷川岳東尾根 シンセンのコルで撤退(アルパインクライミング)



- GPS
- 07:55
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 947m
- 下り
- 950m
コースタイム
- 山行
- 6:31
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 7:48
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
今回は、SMSCAの海外登山委員会主催のアルパインクライミングレベルアップ研究会山行に参加させていただきました。
メンバーは6人
雪の多さと暖かさに驚きと不安(汗)
ザックのサイズはみんなバラバラだけど、ベテラン勢は皆さん割と大きなザックで、ローブまでザック内
今回の振り返りから雪山バリの際の持ち物が増えそうなのでアルパイン用の45Lほどのザックが欲しいところ
1140メートル付近
前日の事故の現場と思われる残置ありヘルメットが粉々だったので、岩場からの転落だったのでしょう。
一・二の沢中間稜右壁 左方ルンゼを登っていたパーティーの上部で雪が崩れ、巻き込まれて転落。雪とともに流されて斜面で停止したものと思われます。
亡くなったお二人のご冥福をお祈りします。
自分たちもじゅうぶんに気をつけよう
シンセンのコルに到着
このあたりはさらに勾配が急で、クラックも多いので注意が必要。
登りきったところでリーダーのアマノさんが、雪の様子、それによるペース予想、天気の様子から撤退を決定
感想
参加者:A野(CL、SMSCA、遠峰)、S野(川越)、A井(あゆむ)、T沢(あゆむ)、A部(あゆむ)、I上(あゆむ)
SMSCAの海外登山委員会アルパインクライミングレベルアップ研究会の山行で、谷川岳東尾根に行ってきました。
結果はシンセンのコルで撤退です。
連日の春の陽気で雪はズタズタでした。
一ノ倉沢出合までは、トレースはありますが、そこを踏んでもランダムに腿まで沈む状態。最初からかなり疲労しましたしペースも上がらない。
前日に雪崩に巻き込まれて2名死亡のニュースがありましたが、一ノ倉本谷では頻繁にごごーっと雪が崩れる音が(汗)
途中、その事故の跡がありました。ヘルメットが粉々だったので、岩場からの転落があったことが見て取れました。
上毛新聞より:https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/622352
一の沢の急な雪渓を上り詰め、シンセンのコルに着いたときは10:15でした。この先はトレースが見当たらなく、ガスが降りてきて風も強くなってきました。
ここからオキの耳まではうまく行って14時、雪の様子から下手をすると倍かかるかも・・・ここでリーターが撤退の判断を下しました。
しかし、登ってきた急な雪渓を降りるのかと思うとそれはそれで雪崩も心配だし、キツそうでしたが、結果的には撤退の判断は正しかったと思います。
ご一緒下さった皆様、大変お世話になりました。リベンジしたいです。またよろしくお願いします。
前日に同ルートで山に入ったパーティーは途中で動けなくなって4日に救助されました。
上毛新聞より:https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/624501
[感想]
I上:この先、雪山バリエーション・雪稜をやっていくならダブルアックスが必要だと感じました。今回は先輩のアイスバイルをお借りしましたが、短い軽量のものが良いかと思います。要検討
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