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Yamareco

記録ID: 8267654
全員に公開
沢登り
蔵王・面白山・船形山

北蔵王 小屋の沢遡行 ガッカラ沢下降

2025年06月07日(土) 〜 2025年06月08日(日)
 - 拍手
GPS
26:28
距離
10.4km
登り
850m
下り
850m

コースタイム

1日目
山行
10:17
休憩
0:00
合計
10:17
距離 8.9km 登り 846m 下り 736m
5:31
617
スタート地点
2日目
山行
0:45
休憩
0:00
合計
0:45
距離 1.6km 登り 6m 下り 114m
7:15
45
8:00
ゴール地点
休憩はめっちゃ多め。
天候 2日間晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
小屋ノ沢林道のブドウ沢登山口を過ぎた路肩スペースに駐車。
小屋ノ沢林道は車高の高い車推奨だが、今回停めたスペースまではエブリイワゴンでも行けた。
コース状況/
危険箇所等
名取川水系 北川 小屋の沢遡行 ガッカラ沢下降

体感3級下 水量多い フェルト△ 雪渓あり 魚影濃い

■アプローチ
駐車地点から林道を進むと次第に藪化するが、踏み跡はある。大鍋沢の出合いを過ぎると道はさらに藪が増し、崩落地点のトラバースなど中々悪いアプローチを進む。
藪の中に橋が現れ、橋の袂から小屋の沢へ入渓。
歩き出しから入渓まで30分。

■小屋の沢本流遡行
入渓早々、釜の小滝や淵など現れ名渓の雰囲気満載でテンションが上がる。
全体的に滝の数は多く、中には見応えのある滝もあり遡行していてまったく飽きない。
直登にこだわると渋い滝もあるが、巻きは比較的巻きやすく行き詰まる事はないだろう。
今回は上部の沢筋には雪渓がびっしり。
稜線まで標高差200辺りからひたすら巻きの藪漕ぎとなったが、藪はそれ程濃くなく助かった。

■ガッカラ沢下降
登山道を30分程下り、ガッカラ沢の支流が登山道に1番接近する辺りから下降開始。
ガッカラ沢は雪渓も少なく順調に下降していく。
途中に懸垂下降2回を挟み、最後はゴーロを下ると左岸に護岸のコンクリ跡が出てきたので、そこで幕とした。

2日目は10分も下れば小屋の沢本流に合流。往路の林道に上がり脱渓となる。
今週のゴルオヂ遡行は蔵王の小屋の沢でーす。
2025年06月07日 05:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 5:32
今週のゴルオヂ遡行は蔵王の小屋の沢でーす。
アプローチの崩落地点をトラバース。
2025年06月07日 05:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 5:55
アプローチの崩落地点をトラバース。
歩く事30分で入渓地点の橋。団栗さんはデカザックに夢と希望を詰め込みすぎて、既に口数少なめ。
2025年06月07日 06:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 6:00
歩く事30分で入渓地点の橋。団栗さんはデカザックに夢と希望を詰め込みすぎて、既に口数少なめ。
入渓して早々綺麗な渓相でテンション上がる。
2025年06月07日 06:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 6:02
入渓して早々綺麗な渓相でテンション上がる。
淵の先に小滝。
2025年06月07日 06:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 6:15
淵の先に小滝。
左岸トラバース。釣り師のロープあり。
2025年06月07日 06:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 6:20
左岸トラバース。釣り師のロープあり。
こうゆうのは巻いて行く。
2025年06月07日 06:21撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 6:21
こうゆうのは巻いて行く。
序盤はこんな感じの釜と小滝の連続。
2025年06月07日 06:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 6:35
序盤はこんな感じの釜と小滝の連続。
支流の大滝。
2025年06月07日 06:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 6:45
支流の大滝。
めちゃくちゃいい渓相。

ば)にやけてるポムチムさんw
2025年06月07日 06:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 6:47
めちゃくちゃいい渓相。

ば)にやけてるポムチムさんw
ゴルジュも頻繁に出てくる。
2025年06月07日 06:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 6:49
ゴルジュも頻繁に出てくる。
へつる。
2025年06月07日 06:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 6:52
へつる。
水量豊富。
2025年06月07日 06:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 6:53
水量豊富。
ガンガン登るゴルオヂ。
2025年06月07日 06:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 6:55
ガンガン登るゴルオヂ。
朝日が沢に差し込む中でのタバコの煙がカッコいい。
2025年06月07日 06:59撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 6:59
朝日が沢に差し込む中でのタバコの煙がカッコいい。
いい沢だ。
2025年06月07日 07:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 7:11
いい沢だ。
ドシャワーで突っ込むポム。
2025年06月07日 07:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 7:14
ドシャワーで突っ込むポム。
一気に目が覚めた。
2025年06月07日 07:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 7:16
一気に目が覚めた。
上がってこーい!と激を飛ばす。
上がってこーい!と激を飛ばす。
続く滝。
そして雪渓。
2025年06月07日 07:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 7:25
そして雪渓。
水がどんどん冷たくなる。
2025年06月07日 07:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 7:26
水がどんどん冷たくなる。
滝で出合う二俣は、左を登って右へ。
滝で出合う二俣は、左を登って右へ。
豪快な滝。
2025年06月07日 07:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/7 7:51
豪快な滝。
左岸巻きは容易。
2025年06月07日 07:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 7:55
左岸巻きは容易。
団栗さんは無言で進む。
2025年06月07日 08:11撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 8:11
団栗さんは無言で進む。
またゴルジュ。
2025年06月07日 08:28撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 8:28
またゴルジュ。
豪快に突っ張り。
2025年06月07日 08:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 8:29
豪快に突っ張り。
2段滝。素晴らしい。
2025年06月07日 08:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 8:30
2段滝。素晴らしい。
団栗さんが取り付こうとしてるが、これは小さく右岸巻き。
2025年06月07日 08:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 8:32
団栗さんが取り付こうとしてるが、これは小さく右岸巻き。
想像より滝は多い。
2025年06月07日 08:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 8:40
想像より滝は多い。
そして想像より素晴らしい沢だ。
2025年06月07日 08:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 8:45
そして想像より素晴らしい沢だ。
まったく飽きない。
2025年06月07日 08:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 8:48
まったく飽きない。
これドボンしたやつかな。
2025年06月07日 08:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 8:52
これドボンしたやつかな。
軽快に飛ばすポムチム。
2025年06月07日 09:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 9:02
軽快に飛ばすポムチム。
雪渓がだんだんデカくなってくる。
2025年06月07日 09:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 9:06
雪渓がだんだんデカくなってくる。
まったく覚えてない滝だが。
2025年06月07日 09:10撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 9:10
まったく覚えてない滝だが。
左から登ったらしい。
2025年06月07日 09:12撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 9:12
左から登ったらしい。
天気も最高で新緑が見事だ。
天気も最高で新緑が見事だ。
東北らしい森系の沢。
2025年06月07日 09:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 9:17
東北らしい森系の沢。
いい写真。
2025年06月07日 09:33撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 9:33
いい写真。
これはオレがドボンしてケツを強打した滝。
これはオレがドボンしてケツを強打した滝。
この上に大滝。
2025年06月07日 09:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 9:57
この上に大滝。
大滝登場。明るくて素晴らしい。
2025年06月07日 10:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 10:04
大滝登場。明るくて素晴らしい。
フリーで直登。
上部のヒョングリ。
2025年06月07日 10:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 10:22
上部のヒョングリ。
中段から左岸巻きに入った。
2025年06月07日 10:24撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 10:24
中段から左岸巻きに入った。
滝場は止まらない。
2025年06月07日 10:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 10:37
滝場は止まらない。
ついに雪渓はブリッジに。
2025年06月07日 10:42撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 10:42
ついに雪渓はブリッジに。
まだ行ける。
2025年06月07日 10:43撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 10:43
まだ行ける。
頑張る団栗さん。
2025年06月07日 10:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 10:45
頑張る団栗さん。
雪渓をかわして行く。
2025年06月07日 10:49撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 10:49
雪渓をかわして行く。
ズタボロ雪渓は巻いて回避。
ズタボロ雪渓は巻いて回避。
滝は続く。
2025年06月07日 10:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 10:50
滝は続く。
茗渓と言っていいでしょう。
2025年06月07日 10:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 10:55
茗渓と言っていいでしょう。
テン場発見。スルー。
2025年06月07日 10:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 10:57
テン場発見。スルー。
雪渓の先に登れない滝。巻く。
2025年06月07日 10:59撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 10:59
雪渓の先に登れない滝。巻く。
沢に降りてまた雪渓の先に滝。
2025年06月07日 11:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 11:26
沢に降りてまた雪渓の先に滝。
今度は登る。
2025年06月07日 11:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 11:27
今度は登る。
直登するばにこ。
2025年06月07日 11:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 11:35
直登するばにこ。
水がキンキン。
2025年06月07日 11:36撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 11:36
水がキンキン。
ついに乗る。
雪渓から藪へ。

ば)花に興味がないモーリさんが珍しく撮っている。サンカヨウだよ
2025年06月07日 11:48撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/7 11:48
雪渓から藪へ。

ば)花に興味がないモーリさんが珍しく撮っている。サンカヨウだよ
いよいよ降りられないので藪漕ぎ。
2025年06月07日 12:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 12:29
いよいよ降りられないので藪漕ぎ。
登山道合流。それ程酷い巻きじゃなくて助かった。
2025年06月07日 13:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 13:00
登山道合流。それ程酷い巻きじゃなくて助かった。
中央蔵王が見えた。写真真ん中に不帰の滝。デカい。
2025年06月07日 13:15撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 13:15
中央蔵王が見えた。写真真ん中に不帰の滝。デカい。
ガッカラ沢下降。
2025年06月07日 14:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 14:39
ガッカラ沢下降。
懸垂した三段滝。
2025年06月07日 15:12撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 15:12
懸垂した三段滝。
ガッカラ沢もいい渓相でした。
2025年06月07日 15:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 15:51
ガッカラ沢もいい渓相でした。
小屋の沢本流に合流する手前の護岸跡に泊まります。
2025年06月07日 16:02撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 16:02
小屋の沢本流に合流する手前の護岸跡に泊まります。
焚火も一瞬で着火。
2025年06月07日 16:46撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 16:46
焚火も一瞬で着火。
ようやく飲めたビールは極上の味でした。
2025年06月07日 17:30撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 17:30
ようやく飲めたビールは極上の味でした。
レトルトカレー3食+パックご飯3食を頑張って担いだ団栗さんは、全部自分の分だったらしく爆食いして元気になりました。
2025年06月07日 17:45撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 17:45
レトルトカレー3食+パックご飯3食を頑張って担いだ団栗さんは、全部自分の分だったらしく爆食いして元気になりました。
ケツをかわかすポムチム。
2025年06月07日 18:34撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 18:34
ケツをかわかすポムチム。
今シーズンようやく来れた泊まり沢。幸せの焚火。
2025年06月07日 19:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/7 19:37
今シーズンようやく来れた泊まり沢。幸せの焚火。
翌朝、ボーっと焚火を見つめるポムチム。
2025年06月08日 05:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/8 5:39
翌朝、ボーっと焚火を見つめるポムチム。
食い尽くす団栗さん。

ば)朝ごはんもサトウのご飯とレトルトカレーw 次回は米を炊くよ!と言ったのにサトウのご飯がいいと言われた
(´・ω・`)ショボーン
2025年06月08日 06:26撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/8 6:26
食い尽くす団栗さん。

ば)朝ごはんもサトウのご飯とレトルトカレーw 次回は米を炊くよ!と言ったのにサトウのご飯がいいと言われた
(´・ω・`)ショボーン
出発!
2025年06月08日 07:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/8 7:19
出発!
すぐに本流出合いで終了笑。
2025年06月08日 07:29撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6/8 7:29
すぐに本流出合いで終了笑。
ば)帰りに朝マックの4種のチーズてりやきマフィンを食べれてご満悦(*´艸`*)
2025年06月08日 08:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/8 8:00
ば)帰りに朝マックの4種のチーズてりやきマフィンを食べれてご満悦(*´艸`*)

装備

個人装備
登攀具一式 泊り装備一式

感想

去年、計画してたけど天気とタイミングが合わず行きそびれていた小屋の沢。
泊まりで行くと聞いたので参加(´∀`*)
予想通り上部は雪渓がみっちり。 
でも予定通りにテン場につけて、ビールを飲めて満足感たっぷり(∩´∀`)∩
強いて言うならビールは3本持ってきてもよかったな。。。
翌日は車まで45分くらいだったので早出をしたら日帰りでも行ける事がわかった。
これからは泊まり沢も増えてくるから体力をつけねば!
テン場で美味しいビールを飲むためにも!
またよろしくお願いします(*^^*)

宮城山形に跨る蔵王連峰。
熊野岳と雁戸山の間にある名号峰は、蔵王連峰の中でも地味な存在だろう。
その名号峰の東面を流れる小屋の沢は、以前は地元の沢ヤはもちろん、関東からも遠征で入るパーティーがいた程メジャーな沢だった。
ネットに上がってる記録も豊富ではあるが、近年の記録は少なく、どんどん忘れ去られている感じすらある。
地元宮城に住む私としては、蔵王の茗渓である八方沢と同じように、いつかは遡行しなければとずっと思っていた沢だ。

何年か前に遡行するつもりで林道の駐車地点まで入った事があるが、何故かまったく気分が乗らず、そのまま踵を返して帰った事がある。
今思えば何故あの時遡行しなかったのか不思議ではあるが、今回は前日からヤル気満々、早く小屋の沢に入りたくてウズウズしていた。

その理由は、今シーズンようやく訪れた好天の週末。
気温は30度予想。
ようやく、やっとのやっと、沢泊が出来る喜びである。
当初は、2日目の日曜日、昼には帰らなければならない用事がある事からソロで行くつもりだったが、そこはやはりゴルオヂ、ハイエナのように何かを嗅ぎつけたのだろう、1人では行かせないよとばかりに立て続けに連絡が入り、小屋の沢に行くと聞けば当然のように食い付いてきた。

1日目がタイトスケジュールになる事を了承してもらい、これで万事オッケー。
今シーズン最初の沢泊は楽しくなりそうだと、ようやくの小屋の沢遡行、ガッカラ沢下降にこぎつけた。


結果として、小屋の沢は想像を越えた茗渓であった。
と云うと大袈裟かもしれないが、私の小屋の沢に対するイメージが良くなかっただけなのだろう。
もっと地味な沢のイメージがあったのは正直な所だ。
飯豊や朝日のような豪快さはもちろんないが、東北らしい綺麗な森が近く、見応えのある大滝や綺麗な釜や淵が多い。
そして最初に小屋の沢に入渓した時点で、いい雰囲気が漂っていた。
これはもっと遡行者が多くてもいい沢だろと思ったのは、私だけではない筈だ。

今回は予想通り、上部は雪渓でビッシリ詰まっており、最後は藪漕ぎで稜線に抜ける形となったが、それでも足並み揃った面子のおかげで想定内通りの時間でガッカラ沢下降に入れた。

今シーズン待望の焚火と酒、そして仲間達と過ごす時間は至福の時であり、自分の都合で偏ったスケジュールとなり申し訳ないと思いながらも、ソロじゃなくて良かったと思えた。
そんな仲間がいる事に感謝、そして幸せな時間を与えてくれた小屋の沢に感謝したい。

ありがとうございました。

小屋ノ沢は癒しの中にも見せ場がある良い沢だった。  上部は雪渓が詰まっていてどうなるかと思ったけど険しい地形じゃなく、藪もそれほど濃くなかったのが救いだった。
夜の宴会ではたくさんのつまみとお酒で楽しかったです!モーリーさん誘ってくれてありがとうございました。

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