残雪期の鳥海山!



- GPS
- 09:56
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,330m
- 下り
- 1,336m
コースタイム
- 山行
- 8:29
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 9:56
天候 | 曇り、ガス、のち快晴。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登りはじめてしばらくすると雪渓が出てきます。スマホや道案内のポールを見て間違わないように歩きましょう。登りはアイゼンがあったほうが歩きやすいです。山頂直下は御室小屋に寄らずに雪渓を通って山頂まで行くことができますが、かなりの急斜面です。雪が柔らかかったので登りではかなり苦労したのでは?我々は下りで使いました。 |
写真
感想
今回の鳥海山の心配事は天気と山頂部の雪渓の様子でした。天気は晴れ予報。ところが鉾立は曇り。天気は回復してくれるものと信じて出発しました。
しばらく登っていくと雪渓に入りました。積雪量が多く長大な雪庇になっていました。ガスガスで全然周りの景色が見えず、道を間違わないようにとスマホをときどき見ながら歩きましたが、いつのまにか笙ヶ岳の方に向かうコースに入っていました。
長坂道T字路分岐に着くと、一面ハクサンイチゲとミヤマキンバイの花畑。御浜小屋は霧の中で、楽しみにしていた鳥海湖も、鳥海山の山頂部も何も見えない。
天気は回復傾向にあるはずだと信じて山頂部へ。扇子森からの下りに入ると突然雲が薄くなり、堂々とした鳥海山が姿を現しました。ただ雲の流れが速く上に上がれば暴風になるのでは?千蛇谷を登るか外輪山を登るか迷いました。でも歩いているうちにだんだんと青空が広がり、眺めがいいのではないかと外輪山を登ることに決めました。これは大正解。文珠岳にあがると完全に雲の上に。
山頂部は東側に大雪渓ができていて岩山の頂上間近まで雪の上を歩いて行くことができます。最後はロッククライミング。岩をよじ登って山頂に着いたときは感激しました。よかった!
今後どんどん雪解けが早まると思います。状況をよく見て歩く必要があるでしょう。もし大きく踏み抜いて落ちてしまったら大惨事です。
帰りは山頂直下から千蛇谷の雪渓を下っていきました。崩れた大小様々な石がたくさん転がっていました。大雪渓の千蛇谷の眺めも雄大で感動しました。
扇子森から御浜小屋に向かう途中、朝は見えなかった雪に覆われた鳥海湖が見えました。中心部が放射状に、それを囲むように多重円の形に割れていてこれからどんな風に融けていくのでしょう。ドラゴンアイのようになるのでしょうか。
御浜小屋からしばらく下っていくと再び長い雪渓に入ります。完璧に晴れ上がり、爽やかな下山となりました。
10時間の山行。感動的な登山となりました。次はどこに登るか。
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