大倉から塔ノ岳ピストン


- GPS
- 07:53
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,286m
- 下り
- 1,286m
コースタイム
- 山行
- 5:56
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 7:53
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特にこれは危険と感じる箇所はありません。 |
その他周辺情報 | 一番アクセスしやすい温泉は、鶴巻温泉駅近くの弘法の里湯になるかと思います。 ただし登山客でかなり混み合うことが多いので要注意。 |
写真
装備
個人装備 |
【ここから衣服】ハイカット登山靴
登山用靴下
登山用タイツ
登山用ズボン
速乾インナー
長袖シャツ
ハット
雨具上下【ここから食料】水3L(コンツアー3L)
ゼリー飲料@1
スパゲッティ材料一式
コーヒー豆20g
【ここから調理器具】ジェットボイルミニモ
ODガス缶
平皿
マグ
コーヒーミル
コーヒーバネット
フライパン
へら
フォーク
ガスバーナー用防風衝立
【ここから登山ギア】ザック(60L)
ストック2本
ヘッデン
ガベッジバッグ4L
手ぬぐい
【ここから消耗品】皮膚用日焼け止め
唇用日焼け止め
ティッシュ
ペーパータオル
ビニール袋
ヒル忌避剤
【ここから電子機器】携帯電話2機
モバイルバッテリー
充電ケーブル
カメラ
Garminウォッチ
【ここから下山後装備】着替え一式
お風呂セット一式
サンダル
【ここから緊急用品】エマージェンシーシート
エスケープヴィヴィ
ツェルト
3mロープ@2
サムスプリントスタンダード
サムスプリント指用@2
三角巾
包帯
折り畳みハサミ
チョコ
ようかん
浄水器
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感想
【前説】
この日は、会社メンツと一緒に秦野ビジターセンターから塔ノ岳ピストンに行ってきました。
今回のメンツはちょっと前の雲取縦走とは別のグループで、そのグループとして初開催の山行です。
そしてこのグループのリーダーが、こよなく丹沢を愛しており、その中でも特に足繁く通っているという理由で今回は塔ノ岳と相成りました。
今日は小田急小田原線の渋沢駅合流から、神奈中バスで大倉もとい秦野ビジターセンターからのスタートでした。
しかし、バスに乗車するくらいまで雨が降っていたのですが、ビジターセンターに着くころには雨が止んで、以降は曇りまれに晴れ、といった感じで一切雨は降りませんでした。
ふっふっふ、これも日ごろの行いの賜物ってやつだな!
【大倉〜駒止茶屋】
開始からほんの数百メートル程度のみアスファルト舗装路ですが、そこからコンクリート舗装を少し挟んでから、すぐに普通の登山道に。
この山はとにかく登山客が多いので、全線にわたって道がしっかり整備されており、危険個所と呼べる場所もありません。
しかもだいたいの場所で幅広にとられており、すれ違いも余裕のよっちゃんです。
というか、こんな天気が微妙な日曜日ですら、登り始めた時点から降りてくる人たちとすれ違い、降りてる最中も登っている人とすれ違いがしょっちゅうあったくらいなので、常に2車線3車線がないと、交通渋滞が起きちゃいそうです。
それはともかく、斜度も斜面であれば基本的にはそんなにはきつくない…
のですが、道中のかなりの割合は階段となっており、このうち半分くらいはそこそこ段差が高めになっています。
おかげで、階段ゾーンになるとそこかしこに途中休憩を入れている登山客(自分らを含む)が見られます。
メンバーの様子を見つつ、ほどよく休み休みながらひたすら上がっていきます。
幸い、道幅の広さだけでなく、道中は小屋や茶屋がかなりの頻度で点在してくれているおかげで、休む場所には事欠きません。
なお、眺望については、山頂に出るまでほとんど期待できません。
【駒留茶屋〜堀山の家】
この区間は、しばらく平坦が続くゾーンです。
登り一辺倒でだいぶやっつけられたメンバーも、これには思わず笑顔。
また稜線渡りのような場所もちょっとあり、相変わらず眺望は乏しいながらも風が吹き抜ける気持ちの良いウォーク…
になるはずったんですが、今日は風がほぼないおかげで湿度高めの蒸し暑めウォークでした。無念。
【堀山の家〜山頂】
このあたりから、再び斜度が復活し、山頂に向けての長いアプローチが始まります。
先ほどの平坦区間で元気を取り戻したメンバーの一部の笑顔が曇ったりもしましたが、みんなで励ましあいながらじっくり一歩一歩前に進みます。
そんなこんなでたどり着いた花立山荘。
ここにきて、ようやく富士山がまともに眺望できるスポット!
ここまで基本的にはほぼ緑であまり撮影するものがなかったので、喜び勇んでカメラでパシャリ。
ただ、今日の曇り空は富士のほうまで伸びているようで、山頂の一部しか見えなかったのがちと残念。
とはいえ、これはこれで薄衣を羽織っているような、普段と違う美しさは感じられるので無問題。
ついでに休憩時間の確保という建前で、山荘でかき氷を購入。
そうしたら、この立地の500円とは思えないしっかりボリュームで提供してもらえたおかげで、ここまでに火照った身体をほどよくクールダウンすることができました。
そして味も美味かったので、ガガっとハイペースで食べた結果、アイスクリーム頭痛しちゃうほどでした(笑)。
ここを出れば、もう山頂は目と鼻の先、というか山頂が見える位置となります。
このラストも、最後まで階段を上るのでなかなかきっついですが、それでもなんとか登頂完了!
リーダー曰く4時間くらい、と予測していたのに対し、4時間10分と概ね期待値通りとなりました。
山頂はなかなかの人口密度で、山頂看板を撮影する人がひっきりなしに現れ、短い待ち行列ができるほど。
また、この一帯は今造成工事中で、あちらこちらに建材や機材が転がっているようです。
そんな中で、腰を下ろせる場所を確保して、みんなでお昼ご飯休憩。
今回も、担ぎ上げてきた調理器具一式でペペロンチーノと挽きたてコーヒーなどを。
やはりジェットボイルは火力おばけだから、あっという間に調理がおわって楽ちんだぁ。
ただ、この日はコーヒーミルの挽きの粗さ設定を間違えてしまい、激酸味コーヒーになってしまいました。こりゃうっかり。
そして、今までずっと曇っていたのに、山頂についてから少しすると、なんと晴れ間が!
おかげで山頂から(ちょっとだけ)見える富士山が映えるように。
これも日ごろの行いアゲインですね!
ただ…山頂は見晴らしがいい、つまり日光を遮るものが全くないので、あっという間にアチアチに。
調理で火を使っているから、背中と正面からの熱の挟み撃ちでちょっとしんどかった。
【下山】
食後、一息ついてから下山の途に。
ゆるふわペースで来た道をそのまま戻っていきます。
道中の広いスペースや山荘、小屋で、小休止をしっかり入れながらの安心安全下山。
また途中、草を食んでいるシカが道端にいたりしたので、これまた楽しく写真撮影をしたり。
ちなみに、リーダーがどちらかというとトレラン好き、そしてこのルートはトレランの人がそこそこの頻度で出現します。
その結果、我慢できなくなったらしく、メンバーの一部をそそのかして、下山の一部はトレランっぽい降り方をしていました。
もちろん、自分も自発的にそそのかされてダッシュを楽しむなど。
たぶんせいぜい半km程度だけど、うまい具合に足運びができると普通に歩くよりむしろ足が疲れないんですよね。
ただ、ちゃんとしたトレランシューズと重量を絞った荷物装備のリーダーに対し、硬いハイカット靴かつ調理器具からエマージェンシーキットまで満載の荷物を抱えている自分は、だいぶ派手においていかれる結果に。
まあ、経験値も違えばフォームも違うから、これは仕方ないにしても、駆け下りること自体はやっぱりちょっと楽しい。
走りやすい、ゆるめ斜度の土斜面のある場所を見つけて、ちょっとずつ練習してみるのはありかもしれない…
なんてことをやりつつ、3時間かけて下山完了。
その後はバスで駅まで出てから解散となりました。
===
今回も、いつもながら楽しく歩けた山行でした!
しかし、意外だったのが、雨上がりかつこのシーズンの丹沢山系にも関わらず、ほとんどヤマビルがいなかったことですな。
全くいなかったわけではなく、登山開始直後とかに道のど真ん中にヤマビルが転がっているのを見て、「こんなすぐに見つかるだなんて、やはり警戒を厳かにせねば!」と思ったのですが。
そのために前日からヒル忌避剤を靴に靴下にズボンにかけまくったのに、あまり意味がなかったのかもしれない?
まあ、これはどちらかというと、このルートがヒルに厳しい環境であるのが主要因かもしれない。
実際、道幅が広くて、道の脇もしっかりと刈りはらわれているから、ヤマビルが人間の足元まで接近するのが困難になっているのかな。
こういう環境整備をしっかりしてくれている、山の管理者の皆皆さまには感謝しかありません。ありがとう!
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