蒜山(研究会参加の行きの駄賃)
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 661m
- 下り
- 657m
コースタイム
天候 | 曇り時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
適切な標識で問題なし。新雪は10cmで踏み抜きなし。 |
写真
感想
米子で研究会があり待ち合わせが昼なので、行きがけの駄賃ではないが、冬も終わりとなり天候も安定しつつあるので、蒜山なら往復3時間もあれば下山できると考えた。夜の自宅を出て、途中のサービスで仮眠して上蒜山スキー場の駐車場に7時には到着した。しかしこの時間を狙ったごとく、襲ってきた寒波で一面は雪が積もっていた。スキー場入口の看板は「積雪不足のため閉鎖」とあったが・・・。
新雪はせいぜいくるぶしにかかる程度で、天候もさほど悪化することもない曇り空なので、行けるところまで行ってみて、ラッセルすることになったり、登山道が不明確になったりしたら即座に撤退として登りにかかった。駐車場から登山道までの標識がなくて迷うことが多々あるが、今回はそのようなことがない親切、かつ適切な標識があり、また雪もさほど深くはないので、それとなく登山道もわかった。でも天気は良くなることはなく、時々雪がちらつき視界が晴れることはない。五合目付近までは尾根の中央に登山道があったが、ここを過ぎると急斜面に面した尾根の笹が踏まれている登山道と思しきものとなった。しかし斜面には草が見え、雪庇が張り出していることもなかったので、慎重にルートを選びながら進み、八合目の剣ヶ峰まではややコースタイムをオーバーしながら着いた。ここからはコースタイムでは20分ほどである。その後も樹林帯の縁をすすみながら上蒜山の山頂を目指すが、ルートが不明確なうえに、雪もさらに振り出したので、判断に困ったものの時間にはまだ余裕があったので突き進んだ。新雪の下にはさらに雪があったが、ここ数日の天気で圧雪されているようで、くるぶし以上に足が取られることもなく、雪を踏み抜くこともなかった。これが急斜面なら表層雪崩の可能性もあるが、樹林帯のなかの緩斜面でもあり、そのような心配はないので、これ以上の天候の悪化がなければ問題はない。30分以上もかかって辿り着いた山頂には、山頂を示す標識はないが中蒜山への分岐を示す道標があり、ここが蒜山の最高点であることは間違いのないようである。山頂の標識は、おそらく三角点が設置された北へ伸びる尾根にあるものと考えられた。
今回は最高点に到達したことで、納得し樹氷の木々に囲まれた山頂の風景を撮影して下山する。登りで踏み抜きがほとんどなかったので、安心して足を運んで軽快に下山した。
しかしスピードを上げた途端にふらついてしまい、ストックにもたれたらストックが真っ二つに折れてしまった。昨年の夏に北アルプスの烏帽子小屋に忘れてきて、冬前に戻ってきたのに残念。
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