三浦・岩礁のみち 大潮干潮の絶景

2025年06月12日(木) [日帰り]

• GPS: 03:53
• 距離: 12.1km
• 登り: 120m
• 下り: 162m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:13
• 休憩: 0:10
• 合計: 4:23

距離 12.1km 登り 120m 下り 162m

8:24 スタート地点
8:33 宮川町バス停
9:05 松輪バス停
9:35 9:40 剱埼灯台
10:46 江奈湾の干潟
11:02 白浜毘沙門天
11:20 浅間山
11:25 11:26 毘沙門洞窟
11:44 11:46 毘沙門漁港
12:00 12:01 盗人狩
12:13 12:14 観音山
12:17 12:18 宮川フィッシャリーナ
12:40 12:42 宮川町バス停
12:49 ゴール地点

天候

晴れ　気温25度　風2m

アクセス

利用交通機関：

自家用車

宮川公園駐車場　無料20台程度　公園にはトイレあり。　風力発電が2基連接してあります。

コース状況／危険箇所等

大潮の干潮をねらって歩きました。いつもは海の下にある岩礁や干潟が広がっていました。
風は弱く波も穏やかで、危ない所はありませんでした。
注意点としては、がけ下を歩くところがあるので、落石には注意です。

岩礁の風景は一見の価値があります。ワクワクする絶景です。
曇りの予報が梅雨の中休みとなり青空まで見えました。ただ、もやっていたので遠くはスッキリしません。対岸の房総半島も薄く確認できる程度でした。

地層は黄白色の泥岩と黒色のスコリア(火山灰)で、たくさんの断層で細かくずれたり、ちぎれてます。
海のプレートの上にたまった泥や火山灰が、プレートとともに海溝に運ばれ、陸のプレートに強く押し付けられて付着する付加体(ふかたい)の地層でした。ぐちゃぐちゃなのが特徴。たくさんの断層は、付加体に大きな力が働いたことを物語っています。

風力発電が2基そびえる宮川公園をスタートして宮川バス停まで10分歩き、松輪バス停まで約20分バスに乗りました。(距離のわりに20分もかかるのは、狭い道路をとおるからです)
松輪バス停から歩いて、車を駐車した宮川公園がゴールです。

●視聴ユーチューブ
【秘境：三浦岩礁の道】年に数回の気象条件が揃う日を狙う半島随一の秘境
歩いて旅するにっぽん

【岩礁のみち】神奈川県三浦半島の海の道を歩く 2022.9.25
オカザキッチン【旅と山ごはん】

【三浦岩礁のみち】ハイキング　三浦半島で絶景を楽しみながら磯遊び！
ぐーちょきぱーく 家族登山

その他周辺情報

まるよし食堂　宮川フィッシャリーナ前
定休日でした。木金は休み。10：00〜15：00営業。
朝から海鮮丼にするかマグロ丼にするか迷っていたが、まさかの定休日。下調べが甘いと相方が言う。

写真

6/12 8:13

宮川公園の駐車場に置かせてもらいます。

6/12 8:17

宮川公園には風力発電が2基あります。トイレもあります。

6/12 8:18

三浦市は畑が広がってます。キャベツが終わり、スイカを育ててました。

6/12 8:26

宮川公園から宮川バス停の間には、宮川大橋があります。高いところにあるので、眺めもいいです。

6/12 8:33

公園から10分、宮川町バス停に到着。松輪バス停までバスに乗ります。8時46分 ピッタリにバスがきました。これをのがすと２時間後です。

6/12 9:04

20分近くかかって松輪バス停着。途中、対向車とすれ違うのも出来ないほど狭い道路を走るので距離のわりに時間がかかってます。

6/12 9:06

スイカでした。相方が葉っぱの形でわかると自慢気。

6/12 9:07

今日のコースは関東ふれあいの道です。

6/12 9:07

案内のとおり歩きます。相方と歩く時は無理はしません。

6/12 9:08

スイカの子ども　

6/12 9:26

間口漁港　岩礁のみちはいくつかの漁港に寄ります。味わいがある非日常の景色。

6/12 9:31

堤防を超えると岩礁でした。

6/12 9:32

剱崎灯台が顔を出してます。この灯台は登れません。

6/12 9:33

黄白色の泥岩と黒色のスコリア(玄武岩質の火山灰・火山レキ)。断層だらけ。

6/12 9:34

剱崎灯台の隣に海上保安庁のレーダー施設

6/12 9:36

昭和54年9月 懐かしい。そのころ何をしていたか…

6/12 9:39

このぐちゃぐちゃ感の地層。間違いなく付加体です。

6/12 9:43

どこを見ても断層だらけ。逆断層。黒色のスコリアの地層があるのでずれているのがわかりやすい。

6/12 9:45

遠くで撮影してました。ドラマ？釣りをしている二人を撮影してます。監督らしい人の声が響いてます。

6/12 9:47

ぐちゃぐちゃ感

6/12 9:48

6/12 9:49

海食崖を荒波がけずってできる海食洞があちこちにありました。房総と同じで新しい地層なので浸食されやすい。

6/12 9:50

海が迫ってる時はこの橋も波にあらわれるのかどうか？　今はこのとおり。大潮の干潮です。干潮のピークは11:00くらいです。

6/12 9:52

6/12 9:55

6/12 10:00

泥岩とスコリアでは、スコリアの方がかたいので残りやすい。

6/12 10:01

海が引いて干潟になってます。

6/12 10:02

6/12 10:11

6/12 10:17

黒色のスコリアの地層がきりたってます。

6/12 10:17

これはスゴイ!

6/12 10:20

江奈湾です。

6/12 10:28

みうら漁協直営？のレストラン　新鮮な魚がでそう。まだ営業してません。一階のトイレをかりました。エアコンが涼しい。

6/12 10:35

江奈湾にのんびり停泊する漁船

6/12 10:41

6/12 10:41

江奈湾　干潟が大きく顔を出してました。

6/12 10:44

干潟とヨシ？の群生

6/12 10:49

ここを右上へ　案内の標識がしっかりあります。

6/12 10:55

6/12 10:55

ちょうど松輪方面に向かうバスがとおり過ぎました。私たちが乗った次のバス(2時間後)です。

6/12 10:56

6/12 11:02

白浜毘沙門天

6/12 11:02

6/12 11:03

ハマヒルガオがきれいに咲いてました。

6/12 11:08

岩礁に出ます。

6/12 11:15

かすかに見える房総半島

6/12 11:18

薄曇りの方が、地層がくっきり見えます。

6/12 11:20

剱崎灯台とレーダーが小山の上にちょっとでてます。遠くは房総半島

6/12 11:21

進行方向には、城ケ島大橋が見えます。

6/12 11:23

6/12 11:28

ユーチューブで波がせまるこの場所を恐る恐る渡る場面がありました。今はこのとおり。ここを渡る必要もありません。それでも渡りました。おとな心をくすぐります。

6/12 11:28

6/12 11:33

毘沙門湾の漁港　岩礁から漁港のまわりの道路に出ます。

6/12 11:41

6/12 11:42

毘沙門湾　ここも海が引いてます。

6/12 11:49

また岩礁です。付加体のぐちゃぐちゃの地層が続きます。

6/12 11:53

海食洞　たくさん見れました。太平洋の荒波によって浸食された洞窟。

6/12 11:55

これは圧巻の景色。かたいスコリアが残り、やわらかい泥岩はへこんでます。

6/12 11:57

盗人狩　岩礁のみちのハイライトです。

6/12 11:57

盗人狩　これをなんと読むのかが問題。看板には、｢ぬすとがり｣とありました。｢ぬすっとがり｣とも言われます。｢とうじんがり｣ではありませんでした。

6/12 11:59

見ごたえあり　もっと海が迫った方が迫力がでてよかったかも。

6/12 12:00

6/12 12:04

これイイネ！

6/12 12:09

海食洞

6/12 12:11

城ヶ島大橋がよく見えます。橋の左手が城ヶ島。

6/12 12:14

宮川湾のフィッシャリーナ

6/12 12:15

テトラポッドが下までむき出しになってます。潮が引いてます。

6/12 12:17

宮川フィッシャリーナ　ヨットが並んでます。こんな生活には縁がなかった。たぶん会員制だからこの桟橋は歩けません。

6/12 12:21

6/12 12:20

風力発電が2基 駐車した宮川公園の真下です。直登する近道はなさそう。

6/12 12:24

入り江の奥に、まるよし食堂　この時はまだ海鮮丼にするかマグロ丼にするか迷ってました。

6/12 12:34

まるよし食堂、なんと定休日。木金休み。営業時間10:00〜15:00　残念

6/12 12:35

地元のおじいさんが、ここで休んでいきなよと誘ってくれたので、まるよし食堂の自販機でコーラを買い、テラス席で一休み。いいながめ。
この後、宮川バス停を通り宮川公園に戻りました。食堂が空いてなくてがっかりして、この後の写真はありません。おしまい。

撮影機器：

SCG13 samsung

装備

個人装備

トレッキングシューズ

感想

tutumi

相方と歩きました。神奈川県遠征です。
岩礁のみちの地層は付加体(ふかたい)でした。細かな断層でちぎれた地層、ダイナミックな地球の力を感じます。黒い玄武岩質のスコリアの地層が目を引きます。過去の太平洋に存在した火山島が活発にスコリアを噴出して、泥がたまっている深海に堆積したもの。この火山島は今は存在しないものと思います。
大潮の干潮だったので、波打ち際は遠くです。安心して歩けました。その反面、波にあおられるスリルはありませんでした。