少しの雨なら安心の道選んで金剛山周回


- GPS
- 06:43
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,134m
- 下り
- 1,138m
コースタイム
- 山行
- 5:58
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 6:49
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場はババ谷登山口目の前で裏が池の川谷林道ゲートという絶好の位置。 集金員さんがいて土日400円でウィークデイは300円だった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今回歩いた道に危ない所は無かったが、もみじ谷第6堰堤のロープの巻き道部分が崩壊してるとのこと。 まだ崩壊しきったわけでなく大きい岩も飛び出し残っていることからまた大雨が降るともっと崩れる危険もあるので、ロープは生きててそれ使って通れる人もいるだろうけど進むか戻るか慎重に考えるべきとのこと。 千早峠から北側の林道に下りるダイトレとの分岐には、ここはほとんどダイトレ歩く人ばかりのせいか林道側にはこっちじゃないから入ってはだめとばかりに木の枝がたくさん並べられて通せんぼされてるが、入ってみればすぐ廃林道に下りれて別に危険箇所も無く池の川谷林道で駐車地までのんびり歩いて下りてこれる。 これはダイトレからのエスケープにも使える道と思うので、出来れば千早峠にその旨標識があればいいと思うが何か地元の事情があるんだろうか。 |
写真
今回は通ったことない一番右の水沿いから入り、すぐ突き当たる小さい堰堤左から越えた所から小尾根上ってP792を通って文殊尾に乗るコースで。
ここのちょっと手前で下りてくる人からこの先の堰堤横が崩落してるの知ってるかと聞かれ、全く調べず来たので知らないと答えると、完全に崩れてしまっててロープは残されてるけど危ないから気をつけてと助言をもらい、てっきりこの第5堰堤の所のことかと思い込んで来てみるとなんかいつもと全く変わり無いような気が。
狐につままれたような感じで通ったが、帰ってから調べるとこの後すぐの分岐を右に入った所の第6堰堤のことで、あのロープが張られたトラバースの所が全部崩れたらしい。
相変わらず通る人はロープ頼みに通ってるようだけど、中には崖は崩れきってないのでまた大雨でも来ればもっと崩れる可能性があって危ないと書かれてる人もおられ、行ってみたかったような助かったような。
ここを右に行けばすぐ第6堰堤で、先にアドバイスもらった崩落箇所見れたけどまあ今回はやむなし。
この後ちょっと雨も降ってきて傘も持ってきてよかったと、谷筋から上がってダイトレに乗ったら傘さそうと思ってたらその時にはもうほとんど上がってて、結局使う機会無かった。
初めて通ったのはいったいいつのことだったか。
まだ重登山靴履いてた頃で今では考えられない体力してたと思うが、その木段も今では基部がだいぶえぐれむき出しになって段差が大きくなってしまい、こんな所まともに通れるのはいくら今の靴が軽くなってるとはいえやはり若く強い人だけと思われ、両側共に勝手道が出来上がってしまってる。
今回は時間もあるので行ってみれば少し下った所になんか三角点とも思えない木立の中の小さい空き地に基準石と小さい山頂標識が。
ただ、山と高原地図ではこの937.6のピークは北山と記されてる。
でも今回ちょっと下った所の937.6も見てみた後では確かにこちらの方が高い所ではあり、山の名前としてはこのダイトレ脇の方が正しいのかなという気も。
同じように思ってる人もきっとたくさんおられるはず。
ダイトレって関西では相当メジャーな縦走路と思うけど、いったい何でこんなことになってるのか。
ダイトレ以外でここに来るのは赤滝から東條山上ってきたとき以来か。
伏見峠以降出会ったのはダイトレらしきトレランの方一人に抜かれたのと、すれ違ったちょっとお年の方お一人のみで静かな山。
久しぶりの歴史の由来書じっくり読みながら飯。
これって普通はこっちじゃないよって意味だけど、確かにここはダイトレ目的で来る人が9割以上だろうからそういう意味では正しいのかもしれんけど、この向こう側にはすぐに廃林道が、そしてその先にはまだ生きてる林道が続いててここから最短で安全にエスケープ出来る道でもあるんだから、いくらなんでも塞ぐのはやり過ぎと思われ、出来れば何らかの標識付けるべき所ではないのかなと。
まあまだ生きてる林道が林業作業中で危ないとかなら分からんでもないけどもう長いこと作業はされてないみたいだし、中葛城山とか高谷山のようなちょっとよく分からない標識立派に立てるくらいならこういうエスケープルートちゃんと明示する方がよほど通る人のためになると思うんだが。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
前日前々日くらい少し降ったり、ここしばらく個人的には結構きつく歩いたりしてたので久しぶりにのんびりしようとこういう時安心安全に歩ける所も多い金剛山に。
でもせっかくなら周回コースにもしたいし距離もある程度は欲しいしなどと地図眺めてて気が付いたのが、ババ谷から上ってライブカメラ広場寄ってからカヤンボに下りてもみじ谷の一番楽な東寄りのルートで一の鳥居に上り返し、そのままダイトレを南に久しぶりに千早峠まで行って最後は池の川谷林道でババ谷登山口と同じ所に下りてくるという願ったりな周回路。
ババ谷入ってすぐの分岐ではまだ通ったことなかった一番右のP792の尾根上ってみたら細くそこそこな急登だったが、木の根や踏み跡の段差ははっきりしていて分かりにくい所も無く文殊尾に合流。
10人くらいもすれ違ったか、中に雨の後らしく濃いグレーの水玉模様の長靴で下りて来られたお姉さんと、小柄で結構お年とお見受けするトレラン姿のおばあちゃんにスタスタ抜かれたのが印象に残ってる。
普段ならライブカメラ広場一段下のベンチの広場で軽く食べるかするところだがこの日は早く着きすぎてまだお腹も減っておらず、そのまま安心安全の太尾からガンドガコバでカヤンボに下り、そこで先日の三大急登と全く同じサネ尾を目の前にした場所で食べてからもみじ谷に。
第5堰堤の手前ですれ違った方から先の堰堤横のロープ場が完全に崩れてるから気をつけるようにと教えてもらい、この日歩く予定の中でロープのある堰堤といえば第5だったのでてっきりそこのことかと思い込んで上って行ったが全く普段と変わり無し。
なんか狐につままれたような気分でそのすぐ先の分岐を予定通り白い鳥居マークがある左に入って危ないところも無く一の鳥居でダイトレに合流したが、なんか不思議で帰ってからググると崩れたのは第6堰堤を巻くトラバースのロープ場とのこと。
もみじ谷も久しぶりだったのでそういうところがあるのも忘れてたが、あの分岐を左に入らず山頂に向かう右の本流に入ってたらそこに出くわしたのかと、でも今回は安心安全な道だけのんびり通る予定だったからこれでよかったのかとちょっと残念だったような気も。
伏見峠より南のダイトレも久しぶりに歩いたけど、毎度気になるのは中葛城山と高谷山の看板。
久留野峠上りきった笹藪に中葛城山三角点入り口っていうテープがあるので初めて入ってみたが、そこは山と高原地図では北山と記されてる。
まあ山の山頂と三角点の場所は必ずしも一致しないとは思うけど山名まで違うところにあるのかと思うとなんかちょっともやもや。
もっともやもやするのは高谷山。
ちなみにヤマレコではP935が高谷山となっており、ヤマップではそれより一つ東の少し低いピークが高谷山と記されてる。
そして現地ではヤマップの場所に立派な高谷山看板が立てられ、ヤマレコの場所には小さい手作りの標識がかかってる。
しかし、山と高原地図では2020年版でも1998年版でもヤマレコと同じP935が高谷山と記されており、個人的にはこれが正しいと思って来たんだがどうなのか。
ググってみてもどちらも混在しててはっきりはしないが、一応山名が付いてる以上、やはり高いピークの方が正しいと思ってしまうわけだが。
そして最後に気になるのは千早峠の北側の池の川谷林道へのダイトレとの分岐。
山ではそちらには行くなという合図の木の枝を道に横に渡してある。
でも入ってみればすぐに廃林道に下り、そのまま今は活動停止中の池の川谷林道に繋がってそこここに置き去りの重機や車など横目にのんびり林道歩きで駐車地裏のゲートまで。
これもググってみると自分の考えと同じくダイトレからのエスケープルートになってるというページもあったし、逆に林業が活動していた時期のものなのか道を外れて山に入ったりすると地主さんに怒られるというページもあり、もしかすると山を荒らされるの嫌った地主さんが置いたのかもしれないが、現在は活動休止中の場所に新しく枝置きに来るのもちょっと考えづらく、やはりダイトレの人が間違って入らないよう注意を即す目的で置かれてるのかも。
でもこの道は一番早く簡単にエスケープ出来る道でもあり、こここそ正しい情報載せた看板立てて欲しいところと思ったり、今回は余裕がありすぎて色々考えながら歩いてしまいました。
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