佐屋街道 (熱田(宮)〜桑名)


- GPS
- 12:01
- 距離
- 40.7km
- 登り
- 91m
- 下り
- 96m
コースタイム
- 山行
- 12:02
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 12:02
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
近いので歩いてもいいです。 JR熱田で降りた人は商店街を進んで名鉄神宮前まで行ってバスに乗るとよいでしょう。 神宮でお参りしてから宮の渡に向かうのもいいですね。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
津島市周辺から街道をたどる道がわかりにくいです。(名古屋市内は案内板が時折あるが、津島からは殆ど無いし道が入り組んでいる。) |
写真
感想
自分の周りの環境にいろいろな変化が起きていて、しばらく登山に行かなかった、いや正確には行く気にならなかった。計画はあるのだが何かにつけて面倒と思ってしまい足が向かないのである。
指を骨折していてグローブをはめられないなど物理的な問題があるが、以前骨折した時は鹿児島周遊に出かけていたので良い訳にはならない。
ともかくこれではいけない、完全になまってしまった体を元に戻すため小さなことから始めようと重いトレッキングではなくウォーキングをすることにした。
自宅からのアクセスがよく、適当な距離で探していたところ、佐屋街道にたどり着いた。
佐屋街道は東海道唯一の海路である宮〜桑名間の迂回路として機能していたらしく、6里の陸路と船で川を下る3里の行程であったらしい。
1里が約4キロとすると9里は9×4=36キロメートルほどで、いくらなまっていたとしてもほぼ平地を歩くだけでは簡単かなと思ったので、今回はトレーニングという目的が主であったため、ポリタンクに水を入れて重量を増やして負荷をかけることにした。
久しぶりの運動としてコレはたいへん効いた模様で、後半はほとんど歩けなくなるくらい筋肉痛に襲われた。
-
熱田の宮の渡(七理の渡)は地元にある旧跡で、子供の頃から親しんだ場所でした。
宮の渡は堀川という川(実際は掘られた運河)に面していて、以前は大量の丸太が浮かんでおり、子供の頃は乗って遊んだこともあった。
丸太に乗って落ちると死ぬと言われていたので、一度落ちた時は心底やばいと思った瞬間があったが、実際にはヘドロが堆積していて足が軽く埋まっただけでなんの問題もなかった。
現在では堀川に丸太は浮かんでいない、古き風景の思い出の一つとなった。
宮の渡を出発してまずは北上するのだが、すぐ近くに熱田神宮があるのでついでだからお参りしておく。団体の韓国人観光客が添乗員らしい人にお参りの方法を教わっていた。
・鳥居をくぐるときには一礼
・手水舎で手と口を清める
・参道の真ん中を歩かない
・二拝二拍手一拝
手と口を清める手順をいつも忘れてしまうのは私だけではないはずだ。
神宮を出発後、まずは北の金山を目指す。
金山には街道の分岐点がありここで西に折れる。
この先庄内川の「万場」までは一本道で簡単だが、その先からは幹線道路から離れる箇所もあり分かりにくい、ルートファインドが目的ではなかったのでスマホのGPS頼りで進んでいった。
日光川を渡り津島市に入るとより一層ルートがわかりにくくなる。バッテリーばかりが気になるスマホを操作するのは精神的に良くないことが今回の収穫でもあった。
国道1号線に合流し終わりが見えてきた頃、両足の筋肉が悲鳴を上げて歩くスピードが一気に遅くなった。かといって休憩したあと再び動こうとすると余計にキツイので休むに休めない。
トレーニングはもう十分とここでポリタンクの水を捨てた。筋肉痛がひどい状態まで痛めてからザックを軽くしてもキツさに変化はなかった。
最後の行程は揖斐川沿いの堤防を進む。軽やかに駆け抜けてゆくジョガーを恨めしく(羨ましく?)思いやっとのことで桑名七理の渡へたどり着いた。
達成感は無い、
ただひとつのトレーニングをこなしただけ?
東海道の一区間でしかないから?
書き出してわかったのは「感動する景色に出会わなかったから」これが最も重いようだ。
コメント
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すごい!
itooさん こんにちは
いっぱい「歩こう」と思っていたので そう言っていただけると嬉しく思います。
絶景とかはなかったですが、見たことのない町並みなどをゆっくり見ながら歩くと最後まで飽きずに歩けるものなんだなぁと思いました。
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