記録ID: 8297541
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沢登り
金剛山・岩湧山
金剛山 高天谷 右俣・左俣横断ルート 懸垂下降回収失敗撤退編
2025年06月16日(月) [日帰り]
奈良県
まーちゃん
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 04:26
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 787m
- 下り
- 852m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
トイレは高天彦神社の右横にあります。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
高天谷 右俣・左俣横断ルートは普通に高天滝(写真51)から高天谷右俣左俣分岐を経由して右俣、左俣を登るルートではありません。 先ずは橋本院ルートでダイヤモンドトレールの高天橋本院分岐(写真19)まで登り山頂方向へ向かってダイヤモンドトレールの白雲岳分岐(写真21)へ行きます。 次にその分岐の進行方向から見て左斜の谷は高天谷右俣になっているので、そこから沢下りします。 もちろん谷のため激下りになっているので滑落、転落に注意が必要です。 しばらく沢を下って行くと高天谷右俣最後の大滝(写真32)が現れます。 危険なため普通に下っては行けないので、ロープを使って懸垂下降してその滝を下りて行きます。 滝上の右岸に先を切り取られた大きな太い木(写真29)があるので、それを懸垂下降の支点にしておきます。 今回は直接その木を支点として懸垂下降をしたのですが、支点の木の位置が悪く懸垂ロープが屈折しロープの滑りが悪かったため下降後にうまくロープを回収できませんでした。 また、ロープは20mのハーフロープと20mの引き込み線を用意していたのですが、少し長さが足りませんでした。 シングルロープなら折り返すため50mロープが必要です。 ハーフロープなら引き込み線を含めて25mロープ2本が必要です。 次回からはこの高天谷右俣ルート最後の大滝では捨て縄と捨てカラビナを使って懸垂下降の支点を構築しようと思います。 それから先のルートは撤退したので詳しい事は不明ですが、以前に反対側から登って来ているので、高天谷 右俣・左俣分岐までは大きな滝もなく普通に沢を下って行けると思います。 高天谷 右俣・左俣分岐からは高天谷 左俣ルートと全く同じで、やがて郵便道に合流します。 危険箇所は橋本院ルートの先が尖った倒木の所(写真18)と高天谷右俣ルート最後の大滝(写真32)です。 |
| その他周辺情報 | 下山後はどこにも行っていません。 |
写真
今日は久しぶりに高天彦神社駐車場から登山開始です。今日は高天谷右俣ルートから逆に沢を下り途中の高天谷右俣左俣分岐から高天谷左俣ルートで沢登りしようとする、美味しい所取りの贅沢なルートを計画しています。
さて、どうなることか。わくわく♪
6/16 10:10
今日は久しぶりに高天彦神社駐車場から登山開始です。
今日は高天谷右俣ルートから逆に沢を下り途中の高天谷右俣左俣分岐から高天谷左俣ルートで沢登りしようとする、美味しい所取りの贅沢なルートを計画しています。
さて、どうなることか。わくわく♪
今日は高天谷右俣ルートから逆に沢を下り途中の高天谷右俣左俣分岐から高天谷左俣ルートで沢登りしようとする、美味しい所取りの贅沢なルートを計画しています。
さて、どうなることか。わくわく♪
高天彦神社です。ここで今回の登山、沢登りの無事安全を祈ろうかと思っていたのですが、気が早ってすっかり忘れてしまいました。
→その結果、ひどい罰が当たり痛い目に会います。
6/16 10:13
高天彦神社です。
ここで今回の登山、沢登りの無事安全を祈ろうかと思っていたのですが、気が早ってすっかり忘れてしまいました。
→その結果、ひどい罰が当たり痛い目に会います。
ここで今回の登山、沢登りの無事安全を祈ろうかと思っていたのですが、気が早ってすっかり忘れてしまいました。
→その結果、ひどい罰が当たり痛い目に会います。
高天彦神社右横にあるトイレです。
とりあえず、小さい方をしておきます。
これで、すっきり♪ 準備完了！
とりあえず、小さい方をしておきます。
これで、すっきり♪ 準備完了！
高天谷右俣ルートから沢下りするには、高天谷ルート本道から登るのではなく先に橋本院ルートで登っておかねばなりません。橋本院ルートの取り付きまでは集落の中を歩きます。
6/16 10:16
高天谷右俣ルートから沢下りするには、高天谷ルート本道から登るのではなく先に橋本院ルートで登っておかねばなりません。
橋本院ルートの取り付きまでは集落の中を歩きます。
橋本院ルートの取り付きまでは集落の中を歩きます。
これが橋本院かな？
→いや、違います。
橋本院はもっと手前で右へ曲がります。
→いや、違います。
橋本院はもっと手前で右へ曲がります。
橋本院ルートの取り付きのゲートです。あれっ、いきなり行き止まりになっている？
ゲートの開閉を行う閂、鎖、針金を早く見つけねば！
1
6/16 10:22
橋本院ルートの取り付きのゲートです。
あれっ、いきなり行き止まりになっている？
ゲートの開閉を行う閂、鎖、針金を早く見つけねば！
あれっ、いきなり行き止まりになっている？
ゲートの開閉を行う閂、鎖、針金を早く見つけねば！
ゲートの開閉を行う鎖が左側にありました♪これで南京錠でもかかっていたら、いきなりここでゲームオーバー(登山終了)です。
何とか鎖を外してゲート突破です。
やったー！
6/16 10:25
ゲートの開閉を行う鎖が左側にありました♪
これで南京錠でもかかっていたら、いきなりここでゲームオーバー(登山終了)です。
何とか鎖を外してゲート突破です。
やったー！
これで南京錠でもかかっていたら、いきなりここでゲームオーバー(登山終了)です。
何とか鎖を外してゲート突破です。
やったー！
ここは左へ行きます。
いきなり間違えて右へ行ってしまいました。(笑)
いきなり間違えて右へ行ってしまいました。(笑)
振り返って、先程の倒木を突破した所です。
下を潜らずに左側(画像では右)から越えました。
下を潜らずに左側(画像では右)から越えました。
この分岐は右の谷道でも行けるのですが、今回はショートカットできる左の尾根道へ行きます。
しかし、暑いし、虫が凄い！
しかし、暑いし、虫が凄い！
左の尾根道の途中です。ここで虫が寄って来てうるさいので休憩も兼ねて携帯用森林香2つに着火します。
が、しかしアブの大群に襲われたのとライターの灯が風でかき消され森林香に中々着火できません。(泣)
こんなことなら虫のほとんどいない駐車場で森林香に着火すれば良かった。
森林香を2つも焚くと、流石に虫は寄って来ませんでした♪
やったー！
6/16 10:59
左の尾根道の途中です。
ここで虫が寄って来てうるさいので休憩も兼ねて携帯用森林香2つに着火します。
が、しかしアブの大群に襲われたのとライターの灯が風でかき消され森林香に中々着火できません。(泣)
こんなことなら虫のほとんどいない駐車場で森林香に着火すれば良かった。
森林香を2つも焚くと、流石に虫は寄って来ませんでした♪
やったー！
ここで虫が寄って来てうるさいので休憩も兼ねて携帯用森林香2つに着火します。
が、しかしアブの大群に襲われたのとライターの灯が風でかき消され森林香に中々着火できません。(泣)
こんなことなら虫のほとんどいない駐車場で森林香に着火すれば良かった。
森林香を2つも焚くと、流石に虫は寄って来ませんでした♪
やったー！
罰が当たりました。(泣)実はここ危険箇所です。
この先が尖った倒木の真下に木の根か少し段差があります。
それに気が取られ顔を上げた瞬間、この倒木の先が額にほんの少しだけ刺さりました。(痛)
少しと言っても先が尖っているので額から大量に流血しました。
ファーストエイドキット、持ってて良かったあ♪
とりあえず、止血完了！
思っていたより傷が浅かったので、登山続行です。
6/16 12:35
罰が当たりました。(泣)
実はここ危険箇所です。
この先が尖った倒木の真下に木の根か少し段差があります。
それに気が取られ顔を上げた瞬間、この倒木の先が額にほんの少しだけ刺さりました。(痛)
少しと言っても先が尖っているので額から大量に流血しました。
ファーストエイドキット、持ってて良かったあ♪
とりあえず、止血完了！
思っていたより傷が浅かったので、登山続行です。
実はここ危険箇所です。
この先が尖った倒木の真下に木の根か少し段差があります。
それに気が取られ顔を上げた瞬間、この倒木の先が額にほんの少しだけ刺さりました。(痛)
少しと言っても先が尖っているので額から大量に流血しました。
ファーストエイドキット、持ってて良かったあ♪
とりあえず、止血完了！
思っていたより傷が浅かったので、登山続行です。
高天橋本院分岐でダイヤモンドトレールと合流しました。振り返って左がダイヤモンドトレールで、右が今まで登ってきた橋本院ルートです。
1
6/16 13:04
高天橋本院分岐でダイヤモンドトレールと合流しました。
振り返って左がダイヤモンドトレールで、右が今まで登ってきた橋本院ルートです。
振り返って左がダイヤモンドトレールで、右が今まで登ってきた橋本院ルートです。
カヤンボ谷沢詰めルートの下り口です。
沢下りするなら、ここから下りても面白そう。
沢下りするなら、ここから下りても面白そう。
ここはダイヤモンドトレールの白雲岳分岐で、左斜下に高天谷右俣ルートの下り口があります。真ん中の木に黄色のテープが目印として巻かれています。
激下りするので、ここから下りて行きます。
本当に大丈夫かなあ？
6/16 13:10
ここはダイヤモンドトレールの白雲岳分岐で、左斜下に高天谷右俣ルートの下り口があります。
真ん中の木に黄色のテープが目印として巻かれています。
激下りするので、ここから下りて行きます。
本当に大丈夫かなあ？
真ん中の木に黄色のテープが目印として巻かれています。
激下りするので、ここから下りて行きます。
本当に大丈夫かなあ？
こんな倒木の藪に出くわしました。(泣)
これ、本当に行けるの？
これ、本当に行けるの？
ようやく奥に道の終わりが見えて来ました。
もしかしたら、そこが…。
もしかしたら、そこが…。
ついに今回の目的である高天滝右俣ルート最後の大滝に出ました。まさに断崖絶壁！
ここでロープを持っていなければ、遭難確実で絶望的なのですが…。
1
6/16 13:43
ついに今回の目的である高天滝右俣ルート最後の大滝に出ました。
まさに断崖絶壁！
ここでロープを持っていなければ、遭難確実で絶望的なのですが…。
まさに断崖絶壁！
ここでロープを持っていなければ、遭難確実で絶望的なのですが…。
先ずは遭難感に浸って、いや冷静になって懸垂下降の支点にする木を探します。(笑)右岸にある先が切られている写真左側の木にします。
しかし、その木は場所が切り立った少し高い位置にあります。(泣)
6/16 13:44
先ずは遭難感に浸って、いや冷静になって懸垂下降の支点にする木を探します。(笑)
右岸にある先が切られている写真左側の木にします。
しかし、その木は場所が切り立った少し高い位置にあります。(泣)
右岸にある先が切られている写真左側の木にします。
しかし、その木は場所が切り立った少し高い位置にあります。(泣)
その木の下からは支点構築しにくいので、先ずはその木の高い位置まで登ります。くそ、スローイングノット(投げ結び)を覚えてれば、安全な下から支点構築できたのに。
とりあえず高所にいるのでセルフを取ります。
これで支点構築中に落ちても大丈夫！
6/16 14:02
その木の下からは支点構築しにくいので、先ずはその木の高い位置まで登ります。
くそ、スローイングノット(投げ結び)を覚えてれば、安全な下から支点構築できたのに。
とりあえず高所にいるのでセルフを取ります。
これで支点構築中に落ちても大丈夫！
くそ、スローイングノット(投げ結び)を覚えてれば、安全な下から支点構築できたのに。
とりあえず高所にいるのでセルフを取ります。
これで支点構築中に落ちても大丈夫！
少し手間取りましたが、引き込み線付き懸垂下降の支点ができました。後は滝の上に下りて反転防止機能付きカラビナをロープにセットしたら懸垂下降開始です♪
わくわく。
6/16 14:41
少し手間取りましたが、引き込み線付き懸垂下降の支点ができました。
後は滝の上に下りて反転防止機能付きカラビナをロープにセットしたら懸垂下降開始です♪
わくわく。
後は滝の上に下りて反転防止機能付きカラビナをロープにセットしたら懸垂下降開始です♪
わくわく。
懸垂下降で無事に下りて来ました。 やったー！
後はロープを回収するだけです。
引き込み線を引きます。
あれっ、ロープが回収できない！
どこかでロープか引っ掛かっているようです。
登り返して引っ掛かっている所、もしくは絡まっている所を探すが該当箇所はありません。
原因が分からず色々な事を試そうと思いましたが、もう時間がないため今回は諦めて撤退します。
高天谷右俣ルート最後の大滝、召し取れずうぅ。
逆に僕が高天谷右俣ルート最後の大滝に召し取られました。(笑)
残念！
6/16 15:23
懸垂下降で無事に下りて来ました。
やったー！
後はロープを回収するだけです。
引き込み線を引きます。
あれっ、ロープが回収できない！
どこかでロープか引っ掛かっているようです。
登り返して引っ掛かっている所、もしくは絡まっている所を探すが該当箇所はありません。
原因が分からず色々な事を試そうと思いましたが、もう時間がないため今回は諦めて撤退します。
高天谷右俣ルート最後の大滝、召し取れずうぅ。
逆に僕が高天谷右俣ルート最後の大滝に召し取られました。(笑)
残念！
やったー！
後はロープを回収するだけです。
引き込み線を引きます。
あれっ、ロープが回収できない！
どこかでロープか引っ掛かっているようです。
登り返して引っ掛かっている所、もしくは絡まっている所を探すが該当箇所はありません。
原因が分からず色々な事を試そうと思いましたが、もう時間がないため今回は諦めて撤退します。
高天谷右俣ルート最後の大滝、召し取れずうぅ。
逆に僕が高天谷右俣ルート最後の大滝に召し取られました。(笑)
残念！
白雲岳分岐から戻って、ここはダイヤモンドトレールの郵便道分岐です。左から今まで登って来たダイヤモンドトレール、真ん中が郵便道、右がマツバカケ尾根ルートです。
山頂へ行くことも考えたのですが、もうしんどいので素直に郵便道で帰ります。
6/16 16:53
白雲岳分岐から戻って、ここはダイヤモンドトレールの郵便道分岐です。
左から今まで登って来たダイヤモンドトレール、真ん中が郵便道、右がマツバカケ尾根ルートです。
山頂へ行くことも考えたのですが、もうしんどいので素直に郵便道で帰ります。
左から今まで登って来たダイヤモンドトレール、真ん中が郵便道、右がマツバカケ尾根ルートです。
山頂へ行くことも考えたのですが、もうしんどいので素直に郵便道で帰ります。
ここが高天谷左俣ルートの下り口です。赤ペンキで「中」と書かれた木が目印です。
くそっ、本来はここがゴールだったのにいー！
次回は絶対にリベンジしてやるうぅ。
6/16 17:08
ここが高天谷左俣ルートの下り口です。
赤ペンキで「中」と書かれた木が目印です。
くそっ、本来はここがゴールだったのにいー！
次回は絶対にリベンジしてやるうぅ。
赤ペンキで「中」と書かれた木が目印です。
くそっ、本来はここがゴールだったのにいー！
次回は絶対にリベンジしてやるうぅ。
郵便道の崩落箇所少し手前の所です。
まだ真っすぐ行けそうですが、とりあえず右へ行っておきます。
まだ真っすぐ行けそうですが、とりあえず右へ行っておきます。
郵便道の途中から見た奈良盆地。この下は高天谷なんですが、高天谷ルートは今更ながら谷のこんなにも険しい所を登って来るんだなあと思います。
6/16 17:17
郵便道の途中から見た奈良盆地。
この下は高天谷なんですが、高天谷ルートは今更ながら谷のこんなにも険しい所を登って来るんだなあと思います。
この下は高天谷なんですが、高天谷ルートは今更ながら谷のこんなにも険しい所を登って来るんだなあと思います。
ここは左へ行くのが郵便道の本道ですが、普通に行っても面白くないので真っすぐ行ってショートカットします。
マツバカケ尾根ルートと合流しました。
振り返って左がマツバカケ尾根ルートで、右が下りて来た郵便道です。
振り返って左がマツバカケ尾根ルートで、右が下りて来た郵便道です。
高天滝へ寄りたいので、ここはもちろん左へ行きます。
厳密に言うと、ここから先は高天道なのですね。
勉強になりました。
厳密に言うと、ここから先は高天道なのですね。
勉強になりました。
この沢を渡ると、高天谷ルートとの分岐である高天滝分岐です。
復路は荘厳な高天滝に寄って帰ります♪
復路は荘厳な高天滝に寄って帰ります♪
高天滝分岐です。
すぐ近くなので高天滝とそのそばにある不動明王像を見に行きます。
すぐ近くなので高天滝とそのそばにある不動明王像を見に行きます。
いつ見てもきれいな高天滝。
いつもより今日は水量が多い感じ。
でも本当にきれいだなあ。
心が癒される♪
いつもより今日は水量が多い感じ。
でも本当にきれいだなあ。
心が癒される♪
高天滝の右側(左岸)です。
ここでトップロープソロで登るルートをオブザベーションします。
次回以降にこの滝を登りたい♪
ここでトップロープソロで登るルートをオブザベーションします。
次回以降にこの滝を登りたい♪
高天滝そばの不動明王様です。今回のトラブルは安全無事を祈らなかったことも含めてお前が全部悪いんだぞと怒られている感じです。
本当に反省です。
6/16 18:21
高天滝そばの不動明王様です。
今回のトラブルは安全無事を祈らなかったことも含めてお前が全部悪いんだぞと怒られている感じです。
本当に反省です。
今回のトラブルは安全無事を祈らなかったことも含めてお前が全部悪いんだぞと怒られている感じです。
本当に反省です。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
靴下
グローブ(軍手)
日よけ帽子
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図（地形図）
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
ヘルメット
沢靴
クライミングシューズ
ハーネス
スリングロープ120cm×２
スリングロープ180cm×２
カラビナ×6
下降器(反転防止機能付きカラビナ、グリグリ+)
登高器(スポック、マイクロトラクション)
懸垂ロープ20m
引込線ロープ20ｍ
|
|---|
感想
今回は高天谷 右俣ルートの下り口から高天谷 右俣・左俣分岐まで沢下りしてそこから高天谷 左俣ルートで沢登りしようと思っていました。
今回は自分が全部悪いのですが、トラブル続きでした。(泣)
まず一つ目は虫除け対策です。
今回は強力な森林香を2つ携行し、基本的に沢登りのため水に濡れて虫除け成分が取れてしまうため虫除けスプレーを登山開始から最初に体や衣服に振っていませんでした。
そのため橋本院ルート途中の写真の所で、虫除けスプレの代わりに携行用森林香に着火しました。
その際アブやその他の虫の大群に襲われ咬まれないようにするのが本当に大変でした。(泣)
虫のいない安全な駐車場から森林香を焚いておけば本当に良かったです。
これからは特に夏場は車から降りてすぐに携帯用森林香に着火して携行します。
次に沢登りではない登山道における頭部の安全対策です。
特に危険な所ではない普通の登山道なのでヘルメットは被らなくて良いと考えていました。
橋本院ルートの最後の方の写真18の所で、疲れていたのと油断したこともあって頭ぐらいの高さにある倒木の先がほんの少しだけ額に刺さり額から出血、いや流血しました。
あまりの血の多さにビビりましたが、血がすぐに止まり大した事はありませんでした。
この時、携行していたファーストエイドキットのアルコール綿と絆創膏が消毒と止血の役に立ったことは言うまでもありません。
使わないと思っていたファーストエイドキット、やっぱり持って来て良かったです♪
これからは初めてのルートやあまり行ったことのないルートは、たとえ正規の登山道であっても何があるか分からないので、必ずヘルメットを被って登山します。
登山に限った事ではないですが、レジャーで怪我をしたら割りが合わないですよね。
次に高天谷右俣ルート最後の大滝の引き込み線付き懸垂下降です。
懸垂下降自体は上手く行って下りることができたのですが、ロープ回収が上手く行かなかったです。
懸垂下降の支点構築がどうもうまく行っていないようで、ロープの滑りが悪く滝の途中で引っ掛かってしまいました。
原因を探すため登り返しましたが、ロープが絡まっている所がないので、特にどこが悪いのか、この時は分かりませんでした。
強いて言うなら懸垂下降の支点にしている木の位置が悪く、滝の下まではロープが少し屈折しているのと、木自体が少し湿っていて滑りが悪いのが原因かなと思いました。
いずれにしても、懸垂ロープを回収できずロープを残置したままで右俣ルートを沢下りして行くのは危険なのと、更にここでロープ回収不能の原因を究明する時間もないので、今回は残念ながら滝を登り返して撤退しました。(泣)
これからは特にこの高天谷右俣ルート最後の大滝では捨て縄と捨てカラビナを使って支点構築します。
これでロープ回収時はロープの滑りが良くなりロープが回収しやすくなるはずです。
この高天谷 右俣・左俣横断ルート、アドベンチャー登山としては絶対に素晴らしいルートなので、次回絶対にリベンジします。
今回の山行は全体的に見てトラブル尽くしでしたが、本当に勉強になりました。
僕の登山と沢登りの悪い所、膿が全部出た感じです。
それと大事に至らなくて無事に帰れて本当に良かったです。
ということで、次回も高天谷 右俣・左俣横断ルートです♪
今回は高天滝右俣ルート最後の大滝に召し取られましたが、絶対に次は召し取ってリベンジします！
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