高芝山

2010年06月12日(土) [日帰り]

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• 距離: 5.9km
• 登り: 710m
• 下り: 722m

天候

晴

コース状況／危険箇所等

・出発点は林道上条平沢線の上条峠(本来の上条峠は小倉山方面へ山道を進んだ平沢集落分岐点と思われる)から。峠には乗用車20台ほど止められる駐車場がある。
・林道からの入口に道標の類は無いが、道が見つかれば比較的明瞭である。
・標高1100m〜1300mの間、尾根上には防火帯が幅広く切り開かれている。
・標高1362mピークは広葉樹に被われている。その先の鞍部には送電線鉄塔が立つ。
・この鞍部直下まで林道竹森線の支線が延びてきており、林道と行き来は可能。だが林道竹森線は一般車通行禁止。
・高芝山山頂の手前70m付近に、ケルンが積まれ南側が開けた場所がある。展望はここで楽しむと良いだろう。
・高芝山山頂は尾根の高みといった感じで、広くは無く樹林に被われている。私製の標識があった。
・標高1518mピークとの鞍部への下降はかなりの急傾斜。尾根通しではなく南側の凹状地形へ迂回すると多少楽かも。
・鞍部から1518mピーク付近は笹薮が濃い。踏み跡も認められるが、1518mピークは南側を迂回すると笹薮が薄い。
・標高1490mポコから先は、踏み跡は薄くなるが藪はほとんど無いので、尾根を忠実に辿ればよい。
・標高1310m尾根分岐は要注意。国土地理院地図記載の道は無く、南へ派生する尾根に乗り換える。道は一旦西へ折り返すように下っており、もう一度折り返して尾根に乗る。
・尾根上には送電線巡視路があり、これを辿れば上室床橋の袂で車道にでる。介山記念館が室床川の対岸にある。
・国道411号を横切り、雲峰荘への道を通ると大菩薩峠登山口バス停が近い。
・雲峰荘で入浴可。露天風呂は午後1時で受付終了。

写真

上条峠の登山口。ガードレールの切れた所に道がある。

道は比較的明瞭。

天然の石を利用した恩賜林石標?

標高1100mから尾根上広く伐採された防火帯。

標高1362mピークが見えてきた。

1362mピークの様子。

1362mピーク先の鞍部に立つ送電線鉄塔。

鞍部直下まで林道竹森線の支線が延びてきている。

林道から尾根を見上げる。

登るにつれてこんな岩もでてくる。

高芝山山頂の西70m付近にあるケルン。南側に展望が開けている。

高芝山山頂は樹林に被われ、単なる尾根の高みという感じ。

私製の標識があった。

標高1518mピーク付近は笹薮が濃い。

標高1490mポコ付近にある巨樹。良い目印になる。

1518mピークから南下する尾根。踏み跡は薄いが藪は無い。

標高1310mで尾根を直進しようとすると……。こうなる前に南へ延びる尾根に乗り換える。

うまく南へ延びる尾根に乗れば、送電線巡視路に導かれる。

送電線巡視路の道標。

尾根の途中に立つ送電線鉄塔。

尾根末端で細い水流を渡ると……。

車道にでた。室床川の対岸に介山記念館が建つ。

橋の名称は「上室床橋」。

国道411号を渡ると雲峰荘の入口。

雲峰荘で汗を流すこともできる。ただし立ち寄り入浴は13:00まで!

大菩薩峠登山口バス停に着いた。

感想

daibosatsu

高芝山は、ツツジの群生地として知られる三窪高原の南に、またザゼンソウの群生地がある小倉山の北に位置し、標高は1540mほど。塩山の北東、上萩原や福生里の辺りから眺めるとなかなか立派な山に見えるのだが、山頂からの展望が良くないためか、登る人は少ないようだ。

上条峠からの道は、道標は無いが比較的明瞭で、山頂まで往復するならルートどりに苦労することは少ないだろう。

山頂から介山記念館までのルートは、踏み跡が薄い部分もあり、地図読みをできることが条件になるだろうか。笹薮が1518mピーク付近にあるだけで快適な尾根歩きが期待できる。