高妻山（戸隠キャンプ場から周回）

2025年06月22日(日) [日帰り]

• GPS: 08:22
• 距離: 13.1km
• 登り: 1,421m
• 下り: 1,423m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:20
• 休憩: 1:03
• 合計: 8:23

距離 13.1km 登り 1,421m 下り 1,423m

6:18 戸隠キャンプ場ウェルカムハウス
6:28 戸隠牧場入口
6:41 弥勒尾根コース分岐
6:48 ゲート
7:47 7:50 帯岩
7:55 7:59 氷清水
8:14 一不動避難小屋
8:22 一不動
8:29 8:30 二釈迦
8:38 三文殊
8:53 8:54 四普賢
9:08 9:09 五地蔵
9:10 9:11 五地蔵山
9:20 七薬師
9:45 9:46 八観音
9:54 9:55 九勢至
10:43 十阿弥陀
10:48 11:20 高妻山
11:23 11:24 十阿弥陀
12:01 九勢至
12:08 12:09 八観音
12:34 七薬師
12:39 12:45 六弥勒
13:23 13:24 弥勒尾根1596ｍ点
14:03 弥勒尾根入口
14:12 弥勒尾根コース分岐
14:22 14:30 戸隠牧場入口
14:37 14:38 戸隠キャンプ場
14:41 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

民宿りんどうからキャンプ場まで送っていただきました。
下山後は観光連絡バスで中社まで(500円)。
温泉に入った後、特急バスでJR長野駅へ。
特急バスは上流のバス停で予約しておけば下流でも乗れるようでした。

コース状況／危険箇所等

危険箇所多数。渡渉、急な岩登り、岩壁のトラバースなど。鎖はしっかりしていますが滑るのでグローブ必須です。雪は登山道にはもうありませんでした。山頂付近で亀裂の入った道があり、崩落などなければ良いのですが。

その他周辺情報

下山後、神告げ温泉へ。700円。
内湯一つのみ。けっこうお湯が熱いので長湯できません。

写真

6/22 5:45

二日目の朝。おはようございます。電線がかぶっていますが北アルプスがよく見えます。

6/22 5:47

前夜にいただいたおにぎり弁当。出発前に食べちゃいました。

6/22 6:00

民宿りんどうさん、お世話になりました。

6/22 6:14

戸隠キャンプ場入口まで車で送っていただきました。戸隠の水の自動販売機があります。150円。

6/22 6:15

きれいなトイレ。

6/22 6:19

コカ・コーラの自動販売機と、奥には300円のロッカーがありました。空いていればここに荷物を置いていけますが、今回はトレーニングのためそうしませんでした。

6/22 6:19

下山後のバスの時刻をチェック。最終バスをネットで予約済み。

6/22 6:20

6/22 6:20

ではスタート。

6/22 6:22

冷たい朝の空気が気持ち良い。さすが高原。

6/22 6:22

キャンプ場を抜けて戸隠牧場へ。

6/22 6:27

今のところ雲多め。

6/22 6:28

先行者がぽつぽついます。

6/22 6:29

牛柄。

6/22 6:31

看板に従いゲートを越えていきます。

6/22 6:32

毛並みの美しい馬たち。

6/22 6:33

この黒い球はアブの捕獲装置だそうです。
https://farmage.co.jp/products/abukyap/

6/22 6:33

器用にネットから首を出して草を食んでいました。その草そんなに美味いのか。

6/22 6:36

牧場ですから牛もいます。

6/22 6:36

横目でちらり。

6/22 6:38

草原が美しい。

6/22 6:40

五地蔵桜。咲いたら見事だろうな。

6/22 6:41

緑の回廊。

6/22 6:41

ここを左に入っていき、奥から戻って来る周回ルート。

6/22 6:44

小さな黄色い花がいっぱい咲いていました。

6/22 6:47

いよいよ山へ分け入っていきます。

6/22 6:51

早速渡渉。

6/22 6:52

6/22 6:53

緑が濃い。

6/22 6:59

飯縄山と違って、ワイルドに山の中へ分け入っていく感じ。

6/22 7:01

今日は左を進めました。

6/22 7:03

幾度となく渡渉を繰り返します。

6/22 7:06

6/22 7:07

6/22 7:14

もうほとんど緑と水に飲み込まれている。

6/22 7:18

タニウツギかな？

6/22 7:19

ニリンソウ。

6/22 7:35

滑滝の横の鎖を頼りに一気に登ります。

6/22 7:37

上から見るとこんな感じ。

6/22 7:45

山というか岩。

6/22 7:49

帯岩出現。ここでストックをしまい、グローブを装着します。

6/22 7:49

6/22 7:49

こうして見るとそれほど怖くないですね。

6/22 7:50

足場が滑りやすいということもありません。

6/22 7:50

景色を見る余裕もある。

6/22 7:50

でも下はこんな感じなので油断大敵。

6/22 7:50

6/22 7:51

渡り切ると滝があります。

6/22 7:51

足を滑らせたら相当下まで滑っていきそう。

6/22 7:52

渡った先から振り返って。

6/22 7:53

帯岩の先でほぼ垂直な鎖を登り切ると、沢登りのようになっていました。

6/22 7:55

その沢の脇に氷清水があります。その名の通り氷のように冷たく、生き返りました。

6/22 8:07

サンカヨウ。

6/22 8:13

6/22 8:14

やっと視界が開けました。

6/22 8:14

ようやく一不動到着。

6/22 8:14

一不動避難小屋。

6/22 8:15

中は小綺麗な感じ。

6/22 8:15

携帯トイレブース。

6/22 8:21

お地蔵さんはちょっと先にあります。

6/22 8:29

飯縄山山頂は雲に隠れていました。

6/22 8:31

イワカガミはこの先たくさん咲いていました。

6/22 8:39

6/22 8:51

6/22 8:52

ニッコウキスゲ。危うく見落とすところでした。

6/22 8:52

四普賢。あれ、また二と三を見落としたな。

6/22 8:55

キバナノアツモリソウ。

6/22 8:55

たくさん咲いていました。

6/22 9:07

五地蔵。

6/22 9:09

だから五地蔵山なのか。

6/22 9:10

山頂は登山道からちょっと逸れた場所にありました。

6/22 9:12

六弥勒。下山ルートとの分岐点。

6/22 9:13

やっと高妻山山頂が見えました。

6/22 9:17

僅かな、そして唯一のルート上の残雪。一週間早ければこの雪に難儀したことでしょう。

6/22 9:20

火打山はまだたっぷり雪が残っていますね。

6/22 9:20

七薬師。

6/22 9:32

北アルプスの山々。

6/22 9:35

岩登り。まだ序の口。

6/22 9:37

景色が素晴らしくなっていく。

6/22 9:44

八観音。

6/22 9:47

登山道脇にはまだ厚く雪が残っている場所があります。

6/22 9:48

これを登るのかー。

6/22 9:54

九勢至。

6/22 9:54

6/22 10:01

6/22 10:02

雪の重さに耐えかねたのか、崩落しかけている。

6/22 10:03

ツマトリソウ。

6/22 10:04

6/22 10:16

なにこの垂直感。

6/22 10:19

稀に浮いた石もありました。信用ならない。

6/22 10:25

稜線は日差しもキツイ。

6/22 10:25

6/22 10:32

イワカガミ。

6/22 10:36

やっと超急登を登り切りました。

6/22 10:36

ウイニングロード。

6/22 10:36

あっち（戸隠山）はアップダウンやばそうだ。

6/22 10:43

ついに十阿弥陀！この鏡を見たかった。

6/22 10:44

真の山頂はこの大岩場を越えた先。あとちょっと。

6/22 10:48

高妻山山頂！2,353m。

6/22 10:48

6/22 11:12

6/22 11:12

6/22 11:14

北アルプスが見えるタイミングで改めて。

6/22 11:07

火打山。まだ雪がたっぷり。

6/22 11:07

妙高山。ぴょこっと飛び出ています。

6/22 11:15

絶景ですね。

6/22 11:15

6/22 11:15

6/22 11:22

6/22 11:18

最近のiphoneは一眼レフよりキレイなのかも。

6/22 11:18

山頂標を越えた先で食事をするのが良さそう。

6/22 11:18

ずっとここにいたいけど、そうもいかないので下山します。

6/22 11:56

ここも崩壊しそう。

6/22 12:01

シラネアオイ。

6/22 12:20

アカモノ。ここは特に群生していました。

6/22 12:40

六弥勒から弥勒新道へ。

6/22 12:43

下界がよく見えます。

6/22 12:45

6/22 12:46

こちらの道は上りと違ってドライ。

6/22 12:55

淡々と下ります。

6/22 13:07

ギョリンソウ発見。

6/22 13:24

ムーミンのニョロニョロのように生えていました。

6/22 13:20

牧場まであと60分！

6/22 13:28

雪がなければ大したことはない。

6/22 13:46

ブナ仙人発見。

6/22 13:46

あと30分！

6/22 13:51

6/22 14:03

ようやく出口。

6/22 14:04

光射す世界へ。

6/22 14:05

振り返って。

6/22 14:09

最後の難関。でも今日は右側を通ればOK。相方は靴の汚れ落としといって敢えて水の上を歩いていました。

6/22 14:12

無事戻ってきました。

6/22 14:18

馬がお出迎え。

6/22 14:25

下山したらこれだよね。

6/22 14:39

特急バスがちょうど出るところでした。乗りたいのはそれじゃない。

6/22 15:45

観光連絡バスで戸隠中社へ。500円。今日も神告げ温泉に来ました。

6/22 15:40

湯上がりに缶コーラを一気飲み。

6/22 15:59

今日はおたる君こっちを向いてくれました。

6/22 15:59

6/22 16:29

最終の特急バスで長野駅へ。2,000円。約1時間の旅です。

6/22 17:37

長野駅到着。

6/22 17:37

これでもかというほどのコナン推し。

6/22 17:57

肉三昧弁当と軽井沢ビールで乾杯。お疲れさまでした！

撮影機器：

ILCE-6400 SONY

iPhone 16 Apple

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ

感想

comet

二日目は百名山の一つ、高妻山(2,353m)を登ってきました。

高妻山は一般的な周回ルートで行くと累積標高が1,500m近くになります。この負荷が北アルプス縦走の試金石として丁度良いと考え、企画しました。

渡渉多数、鎖多数、岩場トラバースありと、キツイながらも変化に富んだ楽しいコースです。ただ、覚悟はしていたのですが稜線に出てから羽虫がたくさんまとわりついたのには閉口しましたね。防虫ネットを被っている人もたくさんいました。

山頂直下が本当に垂直に近い岩登りの連続で、体も心も折れそうになりました。そんなときに上から降りてきた方が「この辺りは一番キツイけど、あとちょっと。山頂の展望は素晴らしいですよ」と声をかけてくれたのが、とても励みになりました。

そしてその言葉通り、山頂からの景色は素晴らしかった。岩場に座って離れたくないくらい。苦労が報われた瞬間でした。

下山後は昨日も行った神告げ温泉で汗を流しました。標高差だけでなく、前日もそこそこの山に登ったり、装備も一式背負ってほぼプラン通り歩けたので、これなら北アルプス裏銀座も行けるかな。

そうそう、靴下の内側のかかと部分にロウを塗ることで、二日間全く靴擦れしませんでした。おすすめです。