兵庫県 鉱石の道サイクリング


- GPS
- 08:00
- 距離
- 117km
- 登り
- 1,574m
- 下り
- 1,573m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
写真
感想
「ひょうごサイクリングモデルルート」の1つ、「鉱石の道」(116km)を自転車で走ってきました。
2023年に「銀の馬車道」(106km)を走っており、これで両コースを制覇したとして「ダブルクラウン」の称号(?)が与えられるようです。詳しくは以下のホームページを参照してください。
https://wadachi73.jp/cycling/
※「鉱石クラウン」に認定されました。\(^-^)/
認定番号:銀-074
https://wadachi73.jp/cycling/finisher/#fin2
銀の馬車道は昔、生野銀山で採掘された銀を運ぶための馬車道が姫路まで整備されていたようで、その痕跡を辿るサイクリングでした。元馬車道ですので、大きな坂はほとんどなく、姫路から生野まで北にほぼ一直線に走って、再度姫路に戻ってくるルートです。初心者でも比較的容易に走破できると思います。
一方、鉱石の道は4つの鉱山遺跡を数珠つなぎにした周遊ルートとなっており、それぞれの鉱山は宍粟市、養父市、朝来市と広範囲に散らばっています。またそれらを結ぶ道は山間部ですので、平地はほとんどなく、坂道ばかりです。銀の馬車道を楽に走破できたからと言って、容易に手を出すべきルートではありません(手を出してしまいました...)。
なお正式(?)に走破したという認定を得るためには、ルート上に定められた6つのスポットを訪れる必要があります。このログを参考に今後このコースに挑まれる方(多分、いないと思いますが)への注意点を書いておきます。
スポット1:生野銀山
スタート&ゴール地点です。おそらく、ここに車を停めておいて、自転車で周遊される方もおられるかと思います。メインの大きな駐車場は銀山の営業時間外はロープが張ってあり、入退出不可です。下の小さな第二駐車場は24時間無料開放されているようですので、朝の早い時間に周遊を開始される場合はそちらに車を停めるのが良いでしょう。
スポット2:神子畑選鉱場跡
ここは凄い場所です。山奥を走っていると突如現れる巨大な建造物。各鉱石上で採掘された鉱石を選別する場所だったとか。一見の価値ありです。
スポット3:明延鉱山
昔、銅やスズなどが採掘されていた場所だそうです。県道脇に坑道の入り口がありましたが、立ち入り禁止です。坑道に入るためには数日前に予約して、ガイドさんと共に入るようです。時間も要しますので、今回の様に自転車で立ち寄って入る方は少ないでしょう。人里離れた山奥ですが、朽ち果てた建物などが点在し、昔は多くの人々が暮らしていたようです。
スポット4:中瀬鉱山
ルートマップ上で最も北東にある鉱山遺跡です。この鉱山を訪れるために、交通量の多い国道9号線を西に10km往復(計20km弱)しなければなりません。巨大ダンプに何度も接触されそうになりながら必死の思いで辿り着いた鉱山ですが、鉱山の大部分は現在も稼働中で立ち入ることはできません。事前に工場に連絡して工場見学という形で坑道入口を見ることができるようです。全く鉱山らしさを体験できないまま、中瀬金山関所という真新しい事務所(?)で写真を撮って帰ることになります。
スポット5:市立建屋小学校
建屋と書いて、"たきのや"と読むそうです。養父市の県道を南下すると、洋風建築の大きな小学校が現れます。平日でしたので、多くの小学生が校庭に出ていました。こんな里山の中に、こんな大きな小学校?と思い、後から調べてみると周辺の小学校がほとんど廃校となり、かなりの遠方からでも通学を許容する存続校として残したようです。それがなぜサイクリングのスポットの1つに設定されたのかは、今もわからない謎ですが。。
スポット6:道の駅フレッシュあさご
一般に「道の駅」は国道や県道脇にあって、地域の野菜を買ったり、食事をする場所ですが、この道の駅は道路沿いにはありません。道路沿いという先入観で探すと絶対に見落としてしまいます。スマホのナビにwpt(ウェイポイント)として登録していましたが、いつの間にか行き過ぎていることに気づいて逆戻り。道路沿いにそれらしい建物はありません。ふと西側の山を見上げると山の中腹に巨大な大きな建物が。それが目的の道の駅でした。ルートの終盤は国道312号線を南下することになるのですが、この道の駅は国道と平行にある播但連絡道路(自動車専用有料道路)のパーキングエリアとして作られています。ただし高速道路の利用者以外でも利用できるよう裏口が設けられていて、一般客はそこから出入りして買い物などができるようになっています。この先、厳しい生野峠越えが控えており、フレッシュな野菜を買う筈もないロードバイク客ですが、認定を得るという目的のためだけに山の中腹まで登って裏口の存在を確かめてきました。(;^_^A
銀の馬車道に比べると、各スポットにはツッコミどころの多い鉱石の道ですが、途中の険しく人里離れた峠道をフウフウ言いながら登るのが好きな坂バカにとっては、それなりに楽しめるコースでした。
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