116/200毛無山


- GPS
- 03:28
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 1,127m
- 下り
- 1,124m
コースタイム
- 山行
- 3:16
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:16
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
七面山とダブルヘッダーしようとして無理だったGW。
ようやくリベンジする時が来た。
でも対戦という感覚はどこの山に対してもない。
自分を迎え入れてくれるか、ただそれだけである。
この山は富士山周遊道路を経てふもとっぱらキャンプ場を横目にスタートする。
これほどゆるゆるした雰囲気の中で登る山があるだろうか。
でも実際には、ゆるくない。
片道わずか3kmで標高差1100mを一気に登るのだ。
修験道である七面山より狭く険しい。
眺望も全然変わらない。特に緑生い茂るこの時期は虚無感を覚えるだろう。
淡々と変わることのない傾斜、景色を登るだけ、まさしく修験道だ。
水源豊富なこの山林は降雨してなくても朝露が日常茶飯事のようである。
結果的に雪解けと重なるこの時期は霧や雲の発生が多い。
駐車場に着いたころはモルゲンロートに包まれた赤富士も毛無山の山頂に着くころには霧に包まれ、ただ揺るぎない存在感をシルエットとして残すのみだった。
湿度も高く気温が上がる一方。
登ってすぐに滝汗になる。
速乾性にすると滝汗ではかえって肌に張り付いてしまい肺が膨らまないので苦しくなる。
自分は水分を吸い取った重さを考えても綿のTシャツがあっている。
さらに湿度で水蒸気をまとい、一人だけ雨が降ったかのような身なりとなってしまった。
それでも95kgにしてはペースはまずまずで先行者2人を交わし山頂に一番乗りした。
とはいえご覧の有様である。
山頂はハエが多く羽音が途切れることなく聞こえてくる。
また山頂までは稜線を歩くが森林限界では無いので眺望も悪く楽しみもない。
冬だったら南アルプスなどが見れるのだろうか。
毛無山とは「景無し」ということなのかもしれない
相変わらず山頂滞在時間は短く写真を撮って下山しただけである。
自分のときは写真のように富士山は見れたがこのあと雲が湧き出てしまい恐らく後続の方はほとんど見られなかったのではないか。
ふと帰り道に見渡すと外輪山としては毛無山だけが白いベールに包まれていた。
もともと上昇気流を生みやすいのだろうか。
このあとは黒岳に行こうとしたが駐車場が満車だったため諦めて下道で群馬まで帰った。
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