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Yamareco

記録ID: 8376651
全員に公開
沢登り
中国

岩渕山 石ケ谷峡

2025年07月05日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:34
距離
12.9km
登り
672m
下り
677m

コースタイム

日帰り
山行
7:42
休憩
0:00
合計
7:42
距離 12.9km 登り 672m 下り 677m
8:29
19
スタート地点
16:11
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
丸子山憩いの森駐車場
丸小山憩いの森駐車場をスタート
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丸小山憩いの森駐車場をスタート
ここから北上。真ん中はP654?
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ここから北上。真ん中はP654?
堰堤より入渓
静かなトロ場の先に陰鬱としたゴルジュと滝が見えてきた
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静かなトロ場の先に陰鬱としたゴルジュと滝が見えてきた
左の岩から越える
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左の岩から越える
3条の滝は右の岩場から
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3条の滝は右の岩場から
CS滝は左の水流から
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CS滝は左の水流から
こちらのCS滝は右の水流からは立ち込めないためいったん左のテラスに這い上がる。
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こちらのCS滝は右の水流からは立ち込めないためいったん左のテラスに這い上がる。
右のフットホールドにトラバースしようとしたがうまく立ち込めなかったため、正面フェイスのカチホールドを拾って乗り越えた
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右のフットホールドにトラバースしようとしたがうまく立ち込めなかったため、正面フェイスのカチホールドを拾って乗り越えた
しばらく進むと深いゴルジュの先に轟音響き渡る滝が見えた。直登する気はサラサラ無く、右岸から巻き上げることに。。。
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しばらく進むと深いゴルジュの先に轟音響き渡る滝が見えた。直登する気はサラサラ無く、右岸から巻き上げることに。。。
屈曲点より見下ろす
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屈曲点より見下ろす
滝の中間部に降りたところ
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滝の中間部に降りたところ
同じ位置より下を見下ろす
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同じ位置より下を見下ろす
左端の凹角に取り付き中間部まで登ってみたが、相当の水圧。フットホールドはあったが見えない出口に向かうのは危険と判断しクライムダウン。林道から巻き上げた
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左端の凹角に取り付き中間部まで登ってみたが、相当の水圧。フットホールドはあったが見えない出口に向かうのは危険と判断しクライムダウン。林道から巻き上げた
水流から登ってみたい気もしたがまだ先は長いので右岸の岩からとした
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水流から登ってみたい気もしたがまだ先は長いので右岸の岩からとした
ここも直登トライしてみたい気もしたが体力温存右の岩から巻く
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ここも直登トライしてみたい気もしたが体力温存右の岩から巻く
ミヤマカワトンボ
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ミヤマカワトンボ
正面は△781.3
どこから越えたが忘れたが、難しくは無かったと思う
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どこから越えたが忘れたが、難しくは無かったと思う
シャンデリア風滝
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シャンデリア風滝
枝沢出合の滝。ここを詰め上がると壮大なスラブ状龍頭滝。せっかくなので寄り道してみる
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枝沢出合の滝。ここを詰め上がると壮大なスラブ状龍頭滝。せっかくなので寄り道してみる
支流のため水量は少ないが、
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支流のため水量は少ないが、
コンパクトながら滑がでてくるのはこの山域ならでは・・・
ただ、周りが植林のためか上流域になるにつけ流倒木が増えてきた。
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コンパクトながら滑がでてくるのはこの山域ならでは・・・
ただ、周りが植林のためか上流域になるにつけ流倒木が増えてきた。
伏流してきたこともありもう帰ろうかと思ったところで水の無い滑滝が現れた。もしかしてこれ?ハズレだったなと思って帰り返たが気を取り直しもう2〜3分進むと苔生したゴーロの先に
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伏流してきたこともありもう帰ろうかと思ったところで水の無い滑滝が現れた。もしかしてこれ?ハズレだったなと思って帰り返たが気を取り直しもう2〜3分進むと苔生したゴーロの先に
忽然と巨大スラブ滝が現れた。天空に向け一直線に開けた空間の出現に唖然とする。
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忽然と巨大スラブ滝が現れた。天空に向け一直線に開けた空間の出現に唖然とする。
かつて歩いたつつがライフル射撃場から天井山への稜線のすぐ脇にこのような巨大滝がかかっていようとは思ってもみなかった。ぜひとも1mコンター図で見てみたい
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かつて歩いたつつがライフル射撃場から天井山への稜線のすぐ脇にこのような巨大滝がかかっていようとは思ってもみなかった。ぜひとも1mコンター図で見てみたい
滝壺手前に窯跡があったことからも地元では古くから知られていたものと思われる。作業道を辿り本流に戻る。往復作業道でも良かった気がする
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滝壺手前に窯跡があったことからも地元では古くから知られていたものと思われる。作業道を辿り本流に戻る。往復作業道でも良かった気がする
本流に戻ったところで小休止。滑の中での休憩はとても快適だ
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本流に戻ったところで小休止。滑の中での休憩はとても快適だ
出発前にゴーグル付けて潜ってみると・・・
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出発前にゴーグル付けて潜ってみると・・・
小魚たちが泳いでいた
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小魚たちが泳いでいた
ゴルジュの中を愉快に登る
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ゴルジュの中を愉快に登る
この辺り、滑が次々と現れる
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この辺り、滑が次々と現れる
まだまだ続く
これまで左岸沿いだった林道が右岸に渡り返すのは、正面の懸崖を回避するため
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これまで左岸沿いだった林道が右岸に渡り返すのは、正面の懸崖を回避するため
この辺り最も川幅が狭くなるところ
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この辺り最も川幅が狭くなるところ
さてどこから登ろうか?
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さてどこから登ろうか?
左の流心を確認するが、流れが強そうなため、右から回り込み真ん中の岩塊から登った
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左の流心を確認するが、流れが強そうなため、右から回り込み真ん中の岩塊から登った
峻険な岩峰。名前はあるのだろうがよくわからない
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峻険な岩峰。名前はあるのだろうがよくわからない
再び橋下を潜る
広々と続く滑
まだまだ続く
林道がもう一度右岸に渡り返したその先には
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林道がもう一度右岸に渡り返したその先には
深い淵を持つ大滝が待ち構えていた
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深い淵を持つ大滝が待ち構えていた
左岸のクラック沿いにカムをセットしていけば登れそうな気もする(今の自分には無理であるが・・・)
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左岸のクラック沿いにカムをセットしていけば登れそうな気もする(今の自分には無理であるが・・・)
右岸を木登りで林道に飛び出すと
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右岸を木登りで林道に飛び出すと
「燈明の滝」の案内があったが、林道からでは爆音が聞こえるのみでその姿を見ることはできない
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「燈明の滝」の案内があったが、林道からでは爆音が聞こえるのみでその姿を見ることはできない
落ち口より見下ろす
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落ち口より見下ろす
まだまだ美しい渓相が続く
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まだまだ美しい渓相が続く
本来の予定では、いったんP565地点から出渓後、林道で源頭域を回り込み、右手よりここに降りて来る予定だった
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本来の予定では、いったんP565地点から出渓後、林道で源頭域を回り込み、右手よりここに降りて来る予定だった
流域面積広いためまだまだ水量豊富
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流域面積広いためまだまだ水量豊富
そして滑もまだまだ続く
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そして滑もまだまだ続く
アカハライモリ
林道が左岸に渡り返す位置で現流域の様相となったため、出渓とした
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林道が左岸に渡り返す位置で現流域の様相となったため、出渓とした
舗装路を下るだけなので気楽なもの
舗装路を下るだけなので気楽なもの
左右に立ちはだかる岩壁はいかに長い歳月が削り出したかの証
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左右に立ちはだかる岩壁はいかに長い歳月が削り出したかの証
この水圧と釜の深さは怖すぎる。やはり試さなくてよかった。
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この水圧と釜の深さは怖すぎる。やはり試さなくてよかった。
巻き上げたラインをアイコンタクト
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巻き上げたラインをアイコンタクト
筍岩。行きには気付かなかったが、林道からは全貌が良く見えた。思っていた以上に大きい
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筍岩。行きには気付かなかったが、林道からは全貌が良く見えた。思っていた以上に大きい
林道恐るべし。あっと言う間にスタート地点が見えてきた。
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林道恐るべし。あっと言う間にスタート地点が見えてきた。
丸1日持ち歩いたゼリーがまだ凍っていたのにはびっくり。ゆっくり荷物を整理し満ち足りて帰途についた。
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丸1日持ち歩いたゼリーがまだ凍っていたのにはびっくり。ゆっくり荷物を整理し満ち足りて帰途についた。
【おまけ】当初予定ルート
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【おまけ】当初予定ルート

装備

個人装備
Tシャツ 長袖インナー ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ザック 行動食 非常食 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル カメラ ハーネス ヘルメット 渓流シューズ ルート図 ネット 熊鈴 防水袋 トレイルシューズ

感想

単車で石ケ谷峡を往復しててきた。

当谷は流程が長いわりに正味高低差は300mしかないことから単調なゴーロ歩き主体となることを予想していた。
ところが一歩踏み入れてみると陰鬱なゴルジュあり、明るく開放的な滑あり、小ぶりながら変化に富んだ滝あり、なんといってもその流域面積からくる水量の豊富さがこれまで何とは無しに抱いていたマイナスイメージを払拭、出渓地点565mまで退屈することのない沢旅となった。

寄り道した枝沢は丹念に詰めたため時間がかかってしまったが、その先で待ち受けていた龍頭の滝の壮大な光景がここに至るまでの苦労を打ち消してくれた。

もとの予定ではP565以降ロードでP815を回り込み沢下りしてP565下まで1周してくるつもりだったが、時間が押していたので見送りとした。

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訪問者数:123人

コメント

琵琶法師さん、初めまして「よしP」と申します('ω')
奇しくも同日、同じPから石ヶ谷峡を楽しんだモノですが、遡行内容 および 山行レベルとも違い過ぎ お恥ずかしい限りです😅 9:30過ぎ〜石ヶ谷峡〜15:00くらいまで着替え含めP および WCを使わせて頂きましたが、来た時から帰る時まであった貴方の単車を見ながら「どんなトコを巡られとるんかの❓」と気になってました🤔

レコを拝見し感銘を受けました👍 素晴らしき日でしたね✨

不肖ながら言わせて頂くと、#12:CS滝は左手の水流は162cm:54歳オヤジには足りない感じでしたので、右手のチョックストーン下に垣間見えた丸っこい岩を足掛かりに探ってみると、チョック側にカチホールドを拾いつつ、激水流に押されつつ何とか突破しました💦 バディには危険と感じ 引き返しましたが、下りでドボンっ(笑)
左から行かれたのですね〜👏

エスケープした車林道から#14の巨大フットボールを見下ろしつつ、ココは越えれんの〜と感じました😨 沢用語🔰の私でも理解しやすく、ドコをどうやって乗り越えられたか❓ 詳しく教えて頂ければ幸いです🙏 理解できても難しそうですが..(笑)

女性バディと 安全第一ではありましたが、#38(「iwamochan2」さんレコより)「龍頭滝」まで巡られつつ、#61・62「燈明滝」まで遡行とはスゴいですね👏👏 ..ってプランニングはエモ過ぎですっ(リスペクト 笑)👏👏👏

🔰ですが、見習いたいと思いました('ω')ノ
2025/7/7 21:26
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😊よしPさん、初めまして。「琵琶法師」と申します。
同じ時間帯に遡行されておられたんですね😲僅差でお会いできなくて残念😂

適当にやっているだけなので偉そうなこと言えません、と断りを入れつつ、#10は、一見右からが楽そうに見えましたが、岩を伝い落ちる水流に手こずりそうな予感がし左側を偵察すると偶然良いホールドがあった感じです。#12は左の岩棚からのっぺり岩の向こう側の隙間に右足を置こうとしたのですが届かなかったので、あっさり諦めてのっぺり岩に刻まれたカチホールドを拾ってフェイスクライミング、そのまま正面から乗り越えてしまいました。iwamochan2さんは左の隙間からザックだけ先に通して通過されているみたいですね。

元々貧乏性😅ですので折角行くなら・・・と「龍頭滝」にも脚を伸ばしましたが、山の🧚‍♀?霊気に包まれる絶好のパワースポットでした。
沢登りは同行者がいるとあれこれ遊び始めあっという間に時間が経ってしまいますが、ソロだと見てくれる相手や見て楽しむ相手が無い分、無難に通過してしまい結果的に速くなっているかもしれません🤔

よしPさん仰る通り「安全が一番」です。ボクも年々臆病になってきましたが、それでいいと思っています。いくらGPSやら、情報が発達しても最終的には自分の判断が結果として返ってくるわけですから。。。どこかの沢でお会いできることを楽しみにしてます😊
2025/7/8 0:59
琵琶法師さん、詳細な解説、勉強になりました🙏 法師さんもiwamochan2さんもスゴいです('◇')ゞ

現在のスタンスは、酷暑の山登りがキツくなった為のエスケープで始めましたが、安全第一で無理せず色んな沢を味わってみたいです♪
この前越えれなかったトコも 一つ二つずつ乗り越えて行けるよう精進したいと思います('ω')ノ
2025/7/8 20:34
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石ケ谷峡って、のんびりと沢歩きするようなイメージでしたが、やっぱり本流であるだけに全然違いますね😲
お呼ばれしてないですけど、この前ので腰痛が悪化したので、写真で涼んでおきますわ😁
1mコンター図で見てみたいって、誰に対して言ってるのかよく分かりませんが(笑)
2025/7/9 8:49
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このあいだヤル気の無さ😪を目の当たりにしてたから、お声がけ遠慮しましたが誘っても良かったのかな?腰痛悪化でだめだったかもしれませんが…
1mコンター?、そりゃ貴方のお顔を思い浮かべたに決まってるでしょ🤣
ここの地形、25000図からじゃ絶対に想像できません🤓
2025/7/9 14:41
プロフィール画像
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