富良野岳、上富良野岳、上ホロカメットク山 十勝岳温泉から周回

2025年07月08日(火) [日帰り]

• GPS: 08:41
• 距離: 15.0km
• 登り: 1,309m
• 下り: 1,307m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:36
• 休憩: 1:04
• 合計: 8:40

距離 15.0km 登り 1,309m 下り 1,307m

4:22 十勝岳温泉凌雲閣
4:36 4:37 三段山分岐
4:52 4:53 新Z
5:05 5:06 新D
5:14 上ホロ分岐
6:16 縦走路分岐
6:51 7:04 富良野岳
7:25 7:26 縦走路分岐
8:22 三峰山
8:58 9:03 上富良野岳
9:24 9:25 上ホロカメットク山
9:41 9:53 上ホロカメットク避難小屋
10:37 上富良野岳
10:54 旧D
11:22 上ホロ分岐
11:29 新D
11:41 11:53 新Z
12:10 旧Z
12:11 12:22 安政火口
12:24 12:28 旧Z
12:34 12:36 新Z
12:48 三段山分岐
13:02 十勝岳温泉凌雲閣

天候

晴れ　気温はスタート時15℃、途中12℃、稜線15〜20℃、下山時25℃　最大風速は稜線で17m/s

アクセス

利用交通機関：

自家用車

十勝岳温泉の駐車場に駐車。無料、トイレあり。

コース状況／危険箇所等

登山道は素晴らしく整備されており、藪なし、道も広い。マダニのリスクもほぼないので、風が強くなく暖かい日は、半袖短パンで良いと思います。但し、今日の稜線は突風を伴い、最大風速17m/s。上ホロカメットク避難小屋から十勝岳まではさらに風が強いことが予想された。お嫁様(そう呼べと命令されている)の体調や安全、下山後の工程を考慮して、避難小屋までとした。
なお、上富良野岳の南東の谷に親子のヒグマ3頭がいました。登山道から300mくらいだと思います。
安政火口は、噴煙や硫黄の結晶、溶岩柱など見る価値あります。

その他周辺情報

前泊は、吹上温泉の駐車場で車中泊。500円で水場(飲料可能)、テーブル使用可能。追加500円でテント場利用可能。但し、ここではゴミは全て持ち帰り。日陰が皆無なので、外での炊事はかなり暑く熱中症のリスクあります。温泉は700円で20時まで休憩室で休めます。日が落ちて涼しくなるまで休んでから車中泊が良いと思います。自炊の場合は、車で30分の美瑛町まで行き、ホクレンショップ美瑛店などで食材購入が良いです。

吹上温泉：https://maps.app.goo.gl/uwZgcjCYuBPYtcCa9
ホクレンショップ美瑛店：https://maps.app.goo.gl/hkRvMgeME4qvc7W2A

写真

7/8 4:20

グ）今日は、1日休憩からの蝦夷遠征5日目の登山。本当はニセイカウシュッペに行く予定だったが、なんと林道が通行不可('Д')！。ということで急遽、多くの複案の中から富良野岳〜上ホロカメットク〜十勝を選択！

7/8 4:22

グ）昨夜は吹上温泉キャンプ場で車中泊して、朝一で10分車を走らせ、十勝岳温泉からスタート！！

7/8 4:22

グ）北海道らしく気温は15℃でちょっと寒い。ミドルを着る。

7/8 4:24

グ）モルゲン富良野始まる

7/8 4:26

グ）まずは林道あるき。

7/8 4:41

7/8 4:41

グ）温泉の川だ！！ヌッカクシ富良野川というらしい。
ヌッカクシは野原や泥炭地といういみらしい。今はそんな感じはしないので、噴火などで環境が変わったのかもしれない。

7/8 4:50

グ）この川の上流には安政火口があるらしい。興味深々だが、予定通り十勝岳までいくと、多分、スケジュール的に明日を考慮すると厳しくなるだろう。残念。・・・これがフラグとなったのか？

7/8 4:50

グ）ここをマグマが流れたのだろうか。

7/8 4:51

グ）上ホロカメットク山がバーン！！

7/8 4:55

グ）耳みたい

7/8 5:16

7/8 5:20

グ）ヌッカクシ富良野川を横断する

7/8 5:37

グ）簡易トイレあり！！

7/8 5:42

グ）今日も晴れだが、稜線では風速12m/sとなるらしい。まあ、その程度ならば、もう少し吹いて少しの区間で最大風速+5m/sあってもなんとかなるだろう・・・とこの時は考えていたが・・・。フラグが立つ(笑)

7/8 5:46

7/8 5:48

グ）それにしても、このルートもお花が多い。ヨツバシオガマ！！だけど、なぜか6つ葉のものもある。
気)5つ葉もあった

7/8 5:57

グ）始まった！！灼熱地獄！神さま、お手柔らかにお願いしますm(__)m。

7/8 6:08

7/8 6:15

グ）稜線に乗り上げた！！さて、まずは富良野岳へ！

7/8 6:24

7/8 6:25

7/8 6:26

7/8 6:26

グ）エゾノハクサンイチゲ咲き乱れ！

7/8 6:27

7/8 6:28

グ）凄い！！お花畑だ！！

7/8 6:30

7/8 6:33

7/8 6:33

7/8 6:33

7/8 6:38

7/8 6:45

7/8 6:51

グ）富良野岳山頂！

7/8 6:51

グ）風が15m/s位吹いている。

7/8 6:53

7/8 7:00

グ）きゅうり(笑)。
気)産直市場できゅうりをゲット。ナイフで切り目を入れて、手でポキポキと折って塩もみ完了。食欲なくても塩分ミネラル補給に良い！

7/8 7:04

7/8 7:19

7/8 7:28

グ）綿毛もきれい

7/8 7:28

グ）振り返る

7/8 7:45

7/8 7:46

7/8 8:02

7/8 8:06

グ）これから行く十勝岳・・・・とこの時は思っていたが・・・。だんだんと風が強くなる。

7/8 8:11

グ）レインウェアを着込む。

7/8 8:19

グ）三峰山山頂！

7/8 8:20

グ）これから行く稜線

7/8 8:21

7/8 8:22

7/8 8:28

グ）振り返ると幸せ。三峰山

7/8 8:33

グ）ここで風表では最大風速17m/s。

7/8 8:38

7/8 8:40

7/8 8:54

7/8 8:55

7/8 9:00

グ）上富良野岳山頂！

7/8 9:00

グ）ここでお嫁様（そう呼べと命令されている）が、「風強いし、もうここで帰ろう！！」と言い出す。確かに予報は2000mで12m/sだったが、1700mですでに15〜17m/sある。だけど、予報ではそろそろ風が収まる時間。

7/8 9:15

グ）即答せずに、ちょっと様子を見る。こういう時、即答すると状況よくなっても撤回できないので(笑)。

7/8 9:15

グ）とりあえず、上ホロカメットク山の先の小屋まで行って様子を見ることにした。

7/8 9:15

グ）しかし、風は収まるどころかさらに強くなっていく。

7/8 9:17

グ）景色は良いのだけれどなあ・・・

7/8 9:17

7/8 9:21

7/8 9:24

グ）上ホロカメットク山！！
このあたりで、時折突風を伴い、風速17m/s。

7/8 9:24

7/8 9:25

グ）噴気孔がすごい！

7/8 9:27

グ）十勝まで行くかどうか検討する。お嫁様（そう呼べと命令されている）は、自分の残念そうな顔を見て、「行っても良いよ！！時間あるし！！」と言ってくれたが・・・

7/8 9:33

グ）行きたい気持ちはとてもある。だが、1人じゃあない。ここでお嫁様に無理を強いて何かあったら・・・。自分のわがままで、そんなことがあってはきっと後悔するだろう。

7/8 9:33

グ）上ホロカメットク避難小屋まで来た。ここで頭を冷やして再度検討しよう。実は、もうすでに結論は出ているのだが・・・

7/8 9:33

グ）十勝へ続く魅惑的な稜線が・・・。ここの赤線、今回行かなければ、次回来る確率は低いだろう

7/8 9:39

グ）上ホロカメットク山を振り返る

7/8 9:42

グ）避難小屋で休み、正常性バイアス排除して再度考える。標高1824のここでほぼ常時、17m/s。ここから十勝山頂まで150m登り。道は良い。ただし、地形や高度を考えると風速+5m/sとか普通にあり得る。お嫁様の行動可能範囲は、突風なしで少しリスク許容して18m/s程度だろう。最悪22m/s、突風を伴うと・・・。その中3時間・・・。行けたとしても体調崩すだろう。下山時刻も15時とかになり、明日の工程は・・・。わかりきっている。無理がある・・・。
ちなみに、ここ宿泊したら楽しそう！！水ないけど。

7/8 9:53

グ）「十勝まで行くなら行くよ！」というお嫁様に、お礼を言いつつ、戻ることを伝える。どうせ戻るならば、風裏トラバースでお花畑を見ながら行こう！！と提案。
気)上ホロカメホロットク山頂は回避してトラバース道から戻る

7/8 9:56

グ）ここだ！！ちなみに雪渓は通らない。

7/8 9:59

7/8 10:12

グ）絶景！！風なく暖かい。レインウェアを脱ぐ。

7/8 10:13

7/8 10:21

グ）予想通りすごいお花畑。

7/8 10:22

7/8 10:22

7/8 10:24

グ）そろそろ上富良野岳へ！

7/8 10:28

7/8 10:32

気)上富良野岳に近づくと、クマがいるーと騒がしい…今歩いてきたトラバース道の下の方に親子クマが遊んでいる
グ）写真中央に子熊。すぐ下にお母さん！！ここで見る分にはかわいい。しかし、やはりヒグマは脅威！！指一本でヒトの顔面を切り裂き、絶命に至らしめる猛獣だ！！

7/8 10:37

グ）さて、ヒグマも谷へ降りて行ったし、自分たちも戻ろう。

7/8 10:50

7/8 10:52

グ）下には安政火山が見える。ここ、レコがないけど皆の足跡はある。行けるのかな？と気になっていた。火口に行ける機会など滅多にないので興味津々。

7/8 10:52

7/8 10:53

7/8 10:54

7/8 11:00

グ）良い緑だ！！蝦夷地らしい！！

7/8 11:21

グ）ここで、お嫁様に、「もし安政火口行けるようならば寄って行こう！！片道30分とかですぐだから！！」と提案すると、「いいよ」とのご返答。いつもありがとう！！ちなみに現在、法的な立ち入り規制はないことは確認済み。

7/8 11:40

気)少し余裕があるので安政火口に行ってみる？地図見ると、温泉♨?マークあるし…

7/8 11:40

おチン岩
グ）現場ではそう名付けたが、夫婦岩という立派な名前があった(笑)。

7/8 11:53

グ）まるで火星の様相

7/8 11:53

気)温泉はどこかな？？

7/8 11:55

グ）巨大な岩には碑？のようなものが書いてある。

7/8 11:56

7/8 11:56

グ）さらに進む。

7/8 12:05

グ）岩の隙間から湯気が登る

7/8 12:08

7/8 12:09

グ）？？？よく見ると硫黄の結晶のようだ！！すごい！！おそらく、昔、温泉施設のために取水していたパイプが劣化して硫黄成分だけが残ったのだろう。

7/8 12:15

気)明日、あの上から見下ろすことになる…とは

7/8 12:15

グ）夫婦岩の存在感が半端ない

7/8 12:15

気)まもなく安政火口周辺です…とヤマレコのアナウンス。どれが火口なんだろう…

7/8 12:16

気)よーく見ると、あちこちから湯気が上がり、硫黄臭さが増す。ここは火口のど真ん中にいるのだ😳
グ）そう！！すでに火口のど真ん中(笑)。すっごい！！でもガスに気を付けないと、倒れてお陀仏もあり得る。よーく観察して進む。

7/8 12:18

7/8 12:18

グ）熱いかな？

7/8 12:19

グ）そこそこ熱かった。地面も暖かい場所がちらほら。

7/8 12:20

7/8 12:20

グ）ここが地図上の火口だけど、実際は少し手前から噴気が出ている。

7/8 12:27

7/8 12:36

グ）いやあ、寄ってよかった。貴重な体験だった。楽しかった。

7/8 13:00

グ）げざーん！！うんちく読む

7/8 13:00

グ）ほほう！いつも思うのだけれど、一般人には、ちょっとわかり難いね。もう少し伝える工夫が必要かも。

7/8 13:01

7/8 13:02

気)下山すると駐車場は満車だったようで路駐もたくさん

7/8 13:04

気)こちらの温泉は故障でシャワーのみ可能とのこと
グ）ここから、車を30ほど走らせて町へ行き、食料調達！

7/8 15:23

グ）再び吹上温泉キャンプ場へ戻って、自炊。今回はフライパン持ってきた(笑)。色々便利。

7/8 16:17

グ）トマトスープと餃子、塩タン焼き肉、メスティンご飯、ズッキーニ、もやしなど堪能後、吹上温泉で夕陽までまったりして、明日に備える。今回は時間に追われることなく、それなりにバランスが取れているなあ・・・。良いよい！！
明日へ続く。

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

レインウェア上下 薄手半袖長ズボン 帽子 サンダークロス 飲料2.0Ｌ（1.0Ｌ消費） カメラ スマホ ヘッドライト（レッドレンザーＭＨ５）2個と予備電池2個 スーパーグリップ エマージェンシーキット ツェルト（juzaのEMシェルター） キュウリの漬物（消費） クマスプレー ナイフ クマ鈴とホイッスル トレランポール