船形連峰
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 557m
- 下り
- 550m
コースタイム
- 山行
- 3:23
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 4:35
天候 | 霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
梅雨の晴れ間とはなりませんでしたが、四方上空を深緑に包まれて、霧の深浅な変化も相まって、神秘的な山旅ができました。
☆詳細☆
ふと思い立っての登山です。王城寺原演習場が近づくと、迷彩服を着た人達が100人以上連なっていました。県道で1kmくらいの長い列をつくっていて、しかも全員が銃を持っているので、紛争地帯に紛れ込んだ錯覚に陥りました。(下山後に通った時もいました)
登山口の大滝キャンプ場へは、大和町から小荒沢林道を通りました。ネットに土砂崩れで通行止めの書込みがあったのですが、それより新しい書込みには通った情報もあったので、不安ながらもこのルートを選びました。結果、土砂崩れは処理されて通行可でした。ダートな林道を車のお腹を2回擦りながら、大滝キャンプ場に到着しました。
大滝キャンプ場で人命水を汲んで登り始めです。登山道はやや荒れていましたが、それよりやたらにクモの巣が顔に引っ掛かります。今日初めての客なのか、いわゆる冬場のラッセルみたいな感じですね。後からわかったのですが、前客に老夫婦がいました。でも身長が低かったので、私の顔の高さはラッセルできなかったようです。
登山道は徐々に勾配がきつくなりますが、すぐに船形山山頂に到着します。山頂では同じルートで登った老夫婦とお会いしました。もう定年されていて、キャンピングカーに寝泊りしながら、山巡りをしているとの事です。目的地は知床で、期限も無期限と言っておられました。素晴らしいですね!!
山頂で小一時間くつろぎましたが、展望は開けません。でも心では観えてます。朝日連峰、月山、鳥海山の大パノラマを!!そして一応、蛇ヶ岳方面に向かいましたが、この稜線を歩くのは、やっぱり冬だけでいいかな?途中、大学の山部や、親子連れとすれ違いましたが、登山者は少なめです。
蛇ヶ岳経由で下山し始めると、うっとうしかった藪を抜け、体に植物が触れずに歩けるようになりました。この辺は、雪渓があったり、池があったりと涼しげです。霧も深くなって来ました。誰とも会わない霧のブナ林、このシチュエーションは最高です。本当にコダマの気配を感じられます。
そんな事を考えて歩いていると、沢の音が大きくなってきて、山旅の終わりが近い事を教えてくれます。沢を渡渉ししばらく歩いて登山口に到着です。すると結構車が増えてました。短いコースなので、登り始めがゆっくりなのかな?
帰路も小荒沢林道を通りました。王城寺原演習場付近では、再び銃装備した歩兵部隊と遭遇しました。朝会った時から六時間経過してますが、同じ部隊なのか、違う部隊なのかはわかりません。皆、疲れきった顔をしていたのが印象的です。
一旦帰宅後、夜は山の続きとして、チネ・ラヴィータで映画「アルプス 天空の交響曲」を鑑賞しました。そんな山尽くめな一日でした。
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