蔵王にコマクサ女王さま謁見

2025年07月13日(日) [日帰り]

• GPS: 04:36
• 距離: 15.9km
• 登り: 775m
• 下り: 788m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:16
• 休憩: 0:20
• 合計: 4:36

距離 15.9km 登り 775m 下り 788m

7:55 大黒天登山口
8:25 8:26 刈田岳
8:46 8:47 馬の背
9:01 北側展望台
9:10 9:12 肩
9:22 9:23 大高山分岐
9:42 ワサ小屋跡分岐
9:53 9:54 地蔵山
9:59 地蔵山頂駅
10:04 10:06 三宝荒神山
10:10 蔵王地蔵尊
10:26 ワサ小屋跡分岐
10:39 10:40 蔵王山
10:49 馬の背分岐
11:00 馬の背
11:15 11:20 刈田駐車場
11:25 お田神避難小屋
11:40 刈田駐車場
12:00 12:05 刈田岳
12:29 12:30 大黒天登山口
12:31 ゴール地点

天候

晴れ予報、テンクラAも強風とガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路：6:35仙台自宅 7:50大黒天　
復路：12:45大黒天　14:20仙台自宅

写真

7/13 8:08

8時の大黒天は1列目がちょうど一杯。火口壁にあがるとコマクサ。ロープの中に入って写真はいかんよ，おっさん。

7/13 8:36

いつもの馬の背で，ミヤマオダマキさまにお会いできました

7/13 8:38

強風に吹かれながらもけなげなお姿

7/13 9:12

体調の関係で先にコマクサ狙いで名号峰側の肩から雁戸。太平洋側は雲海で奥羽山脈のピークが辛うじて頭みえてます

7/13 9:12

すっきりとして戻ります。コマクサとオノエランの競演には遅かったようでした。

7/13 9:15

でもやっぱり数は多い

7/13 9:18

終わりかけながらフレッシュそうなのを

7/13 9:19

7/13 9:26

熊野岳はあとにして地蔵に向かう途中でオノエラン

7/13 9:46

地蔵岳から鳥海山みえました，一昨日はガスっぽかった。

7/13 9:47

ガスの切れ間に月山も

7/13 10:36

三宝荒神までいって戻って熊野。ガスっぽいまま。熊野神社で神事が執り行われていました

7/13 10:41

熊野の下りのオノエラン

7/13 10:43

アオノツガサクラも。花のピークにはちょっと遅かったようでした

7/13 10:48

このエメラルドグリーンはいつみても印象的

7/13 11:18

これだけではちょっと物足りないので御田ノ神湿原に寄り道。花はあまり期待してませんでしたが，車道交差の手前で，ン？サワランとキンコウカが

7/13 11:18

トキソウまで？？？

7/13 11:21

湿原は意外にもワタスゲ，その中にサワランが？？？

7/13 11:22

ワタスゲとキンコウカ。一緒に咲くのは初めてみました

7/13 11:24

サワランだけも　　なんとも鮮やか

7/13 11:28

トキソウは数少なく。今冬は雪が多く，春の花が遅れ，この暑さで夏の花が咲き，妙な取り合わせになったのかなあ

7/13 12:03

トレラン集団がリフト脇道をトレーニング中。すれちがいではさすがに止って登山者優先はマナー心得。刈田に登り返し補給。

7/13 12:23

はずれの方で休んだが，それでも観光客多くて早々に下山

7/13 12:25

ほぼ登山者が駐車する大黒天は2列になっている。これから登る人もいるのが刈田。太平洋側はいぜん雲海状態

撮影機器：

A203SO Sony

感想

yamkoi

この時期の好天の蔵王は観光客やハイカーが多く，あまり近づきたくはないが，コマクサ見たさに敢えて梅雨空に行くのだがカラ梅雨。。。。とはいえ，天気が良いことに越したことはなく，気象庁の天気分布予想，てんくらAに汗ダク漫歩期待で大黒天を歩き出すもかなりの強風で，Tシャツの上に長袖重ねる。短パンでなくてよかったという状況。ヒヨドリソウに群れるアサギマダラや避難小屋手前のベニバナニチヤクソウは終わったようで，地蔵山下部の花はハクサンチドリ位で，大分少な目。それでもお目当ての女王様には謁見。名号峰方向にいくとかなり高齢ハイカー4名から「どこまで行くの，何が目当て」と問われ，やっぱりここのコマクサ目当ての方はいるよう。このパーティーとはお田の神でも会うが，相当の高齢で女性4名で元気に山に登れるのはかなりスゴイことで良い齢の重ね方だなあと，自分にはとてもできそうもなく，感嘆する。そのお田の神は花は期待していなかったが，意外にもワタスゲが咲き誇り，その中にキンコウカ，わずかにサワラン，ごくわずかにトキソウ，という今まで見たことのない取り合わせ。雪が多く春の花が遅れ，初夏の花も見られることは今年多いが，同じ湿原でというのはちょっとないかなあ。山にまめに来ていると色んな違いが新鮮。観光客やハイカーが多く，挨拶もなく，登り優先もなにもないのは辟易するが，ビールは美味しくいただけそう。