瀬場谷 赤石山系 泊まり沢


- GPS
- 13:21
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,299m
- 下り
- 1,320m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
初めての沢は、いつもワクワクする。殆どの記録は日帰りなのだが沢で泊まった事がないメンバーがいたので経験の為、沢泊装備で計画した。入渓地点近くの広くなった路側帯に車を置いて出発、瀬場谷橋の右岸側を少し登った場所からすぐに入渓。出発直後は木々の影響もあり暗くて、水底が見えず歩きにくいし、しばらく水量が少ないのか、けっこう滑っていて足を置くのが怖い感じだ。出発直後から小滝が続く。結局ずっと続くのだが、久しぶりの泊まり装備なので、背負ったまま登るのは、かなり厳しい。巻いたりしながら進んで行くと、八間滝に到着。さすが名のある滝は素晴らしい景色、空も開けていて青い空と水しぶきでキラキラとしている。しかも、登れそうなラインが数本見える。荷物がなければ絶対チャレンジしたくなる滝だが、今回は諦めて巻き道へ。この巻き道がルートをミスったのかどうか判らないが、かなり厳しかった。結局、ロープを3ピッチ出してなんとか八間滝の20mぐらい上の川に降りる事ができた。草付きが怖すぎて、途中で荷物を降ろして荷物の引き上げをしたりで、かなり時間が掛かってしまったし、かなり体力と神経が消耗した。この後は、もう早くビバークしたいばっかりの気持ちになり、簡単な滝以外は巻きながら進む。殆どの滝が登ってみたいと思うような滝ばかりで、とても残念だったけど、もう心が折れている。疲れた身体に鞭打ちながら、ようやくビバーク適地に到着。雨で地面や木は濡れていたが、すぐに火をおこし夕食タイムとそれぞれが背負ってあがったお酒を飲む。深夜まで焚火したい気分だったが、結構疲れていて早めに就寝、夜中から雨がけっく降ってきたけど、低めに張っていたタープのおかげで気にせずに熟睡。虫も少なく快適でした。起きると明るくなっていたので、火をおこし朝食を作り、そろそろやってくる片付け時間が嫌だな〜と思いながらノンビリ過ごし、7時半に出発。2日目は、ずーーーと続くナメに感動しながら出渓点を目指す。出渓点に到着後、ウエットは全部脱いで軽装で下山、ザックに濡れたウエットを入れたせいか荷物はかなり重量アップ。遡行図には1時間で下山って書いてあった気がするが、休憩も入れて約2時間かかってようやく車まで戻る事ができました。次回は日帰り装備で、絶対来てみようと思う楽しい沢でした
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する