金剛山、石ブテ西谷／雷雨の翌日

2025年07月13日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.6km
• 登り: 721m
• 下り: 606m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:20
• 休憩: 0:30
• 合計: 5:50

9:20 スタート地点
9:40 水越川左支川砂防ダム
12:00 セト
12:50 転法輪寺
13:00 13:30 山頂売店
14:50 ツツジオ谷入口
15:10 金剛登山口バス停
15:10 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

JRと近鉄電車で近鉄富田林駅へ
富田林駅〜東水分：4市町村コミュニティーバス（400円）
東水分バス停〜水越トイレ前：第一タクシー（1400円）
金剛登山口〜河内長野駅前（500円）
南海電車とJRで帰宅

コース状況／危険箇所等

●石ブテ林道を登り、石ブテ西谷に架かる橋を対岸に渡った辺りから、林道を下りてすぐに入渓できる。
●滝には、大抵、補助ロープが設置されているが、できるだけ、体重を預けず、片手で支える程度にすること。
●石ブテ西谷は、沢歩きが楽しめる区間の距離が短く、急激に高度を上げていく。そのため、7〜8mの壁のような滝や階段状の滝が連続する。
●しかし、標高800mを過ぎた辺りから、急に、平坦で暗い植林の谷となり、沢歩きする魅力は無くなる。そこで、石ブテ尾根や青崩道の尾根にエスケープできるルートがあるので、利用するとよい。

写真

石ブテ西谷の滝は、標高600〜750mに集中する。沢歩きが楽しめる区間の距離が短く、急激に高度を上げていく。そのため、7〜8mの壁のような滝や階段状の滝が連続する。

7/13 11:20

水越のトイレから、石ブテ林道を歩く。林道脇のキツリフネ・・

7/13 11:43

標高520m、石ブテ西谷に架かる橋を渡ってすぐ、林道を下りて、入渓する・・

7/13 11:44

沢の気温は23℃、長い林道歩きで吹き出た汗が、一気に引いていく・・

7/13 11:45

水流の運ぶ涼風が心地よい・・

7/13 11:46

苔むした倒木を潜り、溯る・・

7/13 11:50

2〜3mの小滝が・・

7/13 11:51

次々と現れる・・

7/13 11:51

水しぶきを浴びながら・・

7/13 11:53

滝を乗り越える・・

7/13 11:58

林道終点手前の、3m滝を越えると・・

7/13 12:01

奥に、最初の大きな滝が見えてくる・・

7/13 12:02

垂直の滝5m・・

7/13 12:03

見上げるような迫力がある・・流れの左にぶら下がる、ロープを掴んで這い上がる・・

7/13 12:05

滝の落ち口が見えてくる・・

7/13 12:06

下を見下ろすと、この落差・・

7/13 12:06

慎重に、滝の落ち口へ・・

7/13 12:07

滝の落ち口に立ち、下を見下ろすと、足がすくむ・・

7/13 12:08

滝の上流へ向かう・・

7/13 12:09

この辺りから、谷は広くなり、明るい自然林が両岸を蔽う・・

7/13 12:17

150m遡ると、2つ目の大きな滝、5m斜瀑・・

7/13 12:18

流れの中を、乗り越えていく・・

7/13 12:19

滝の上段へ・・

7/13 12:23

しばらく、岩がゴロゴロの谷を歩く・・

7/13 12:25

右手に、谷の分岐・・これを過ぎてすぐ・・

7/13 12:26

3つ目の滝・・

7/13 12:27

細く切れ込んだ滝4m・・

7/13 12:28

左岸の岩をへつりながら、滝の上へ・・奥に次の滝が見えてくる・・

7/13 12:30

落ち口から見下ろすと、この高さ・・

7/13 12:30

すぐ見えてきた、大きな滝・・

7/13 12:31

岩壁のような滝8m・・まるで、たちはだかる巨大な岩の壁だ・・

7/13 12:32

岩肌を、幾筋にも分かれて、流れ落ちる水・・

7/13 12:35

垂れ下がる1本のザイルを掴んで、這い上がる・・

7/13 12:36

ザイルは軽く握り、体重を預けないよう、岩を掴みながら・・

7/13 12:38

滝の中段から、恐るおそる、下を見下ろす・・

7/13 12:39

滝の落ち口から、下を見下ろすが、滝つぼまでは見えない・・

7/13 12:39

ようやく安全な岩の上に立ち、もう一度、下を見下ろす・・岩の膨らみで、やはり、下が見えない・・

7/13 12:43

50m上流に、5つ目の滝・・岩に挟まれた3段の細い滝4m・・

7/13 12:44

中段の滝の前に立ち、左岸の岩から這い上がる・・

7/13 12:46

左岸をへつりながら、滝の上へ・・

7/13 12:50

岩や石、倒木の堆積したガレた谷を、50m遡ると、次の滝が姿を現わす・・

7/13 12:51

大きな岩の斜面の滝8m・・

7/13 12:52

幅10mぐらいの岩の斜面を、水が流れ落ちる・・最上段は、はるか上に覗く・・

7/13 12:54

滝の左岸を巻くように、登っていく・・

7/13 12:55

滝の中段から、下を見下ろす・・

7/13 12:56

見上げると、夏の青空・・

7/13 12:56

下から、小さく見えていた、滝の最上段・・

7/13 13:00

下を見下ろすと、この落差・・

7/13 13:02

ガレた谷の20m先に、次の滝が見える・・

7/13 13:03

4m斜瀑・・流れに沿って、四つん這いで這い上がる・・

7/13 13:06

さらに、30m先に、大きな滝・・

7/13 13:07

階段状の岩の滝7m・・巨岩の階段を、水が流れ落ちる・・

7/13 13:08

左岸を巻くように、岩を登っていく・・

7/13 13:10

滝の最上段・・

7/13 13:11

ようやく、滝を這い上がった・・

7/13 13:12

頭上を覆う、暗い樹林の間から、夏空が覗く・・

7/13 13:14

50m遡ると、岩と倒木の滝4m・・右岸を巻いて、上へ・・

7/13 13:18

谷を、少し右に回り込むと、長い斜瀑7m・・石ブテ西谷最後の滝だ・・

7/13 13:19

滝の真ん中を、四つん這いで這い上がる・・

7/13 13:21

這い上がって、滝の落ち口から、下を見下ろす・・

7/13 13:25

右岸が自然林の、小さな段差が続く、谷を溯る・・

7/13 13:44

やがて、標高820m、この辺りから、平坦な植林の谷となる・・

7/13 13:46

平和過ぎて、さっきまでが嘘のような、静けさ・・

7/13 13:58

標高850mを過ぎて、ここから、右の小さな谷に入り、少し登ると、青崩道のセトにエスケープする・・

7/13 14:11

青崩道の尾根、標高900m辺り、右手の自然林・・

7/13 14:37

標高1000mを越えて、足元に、オトギリソウ・・

7/13 14:40

カトラ谷の自然林の向こうに、岩湧山方面の山並み・・

7/13 15:34

山頂売店で昼食後、下山は、タカハタ道の尾根から・・

7/13 15:40

登山道の足元に、アカショウマ・・

7/13 17:05

ツツジオ谷を出て、舗装林道を歩く・・モンベル前に、きれいなアジサイ、ミヤマヤエムラサキ・・

7/13 17:33

登山口バス停の裏山に、ヤブカンゾウ・・

撮影機器：

DMC-FT4 Panasonic

装備

個人装備

長袖Tシャツ ズボン 靴下 ゲイター ゴム手袋 レインウェア 折り畳み傘 日よけ帽子 虫除けスプレー（ハッカ水） タオル２枚 着替え 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラ

感想

arajin

　前日の夜、激しい雷雨に見舞われた金剛山・・翌日の日曜日、石ブテ西谷に向かう林道は、夜来の雨で、しっとりと濡れていた。
　石ブテ西谷に入渓すると、気温は23℃、長い林道歩きでかいた汗が、一気に引いていく。石ブテ西谷を歩くのは、春以来久しぶりだった。
　真夏の西谷は、やはり緑の影が濃く薄暗い。暗い渓谷の滝を登るのは、深い奥行きが感じられ、得体の知れない深い山に分け入るような、スリルと高揚感を感じてしまう。
　西谷は、沢歩きの楽しめる区間が短いのが、欠点だが、久しぶりの石ブテ西谷は、やはりおもしろかった。