弥山 八経ヶ岳〜楊枝の森［弥山小屋泊］

2025年07月20日(日) 〜 2025年07月21日(月)

• GPS: 13:26
• 距離: 17.9km
• 登り: 1,608m
• 下り: 1,615m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:50
• 休憩: 0:41
• 合計: 10:31

距離 13.7km 登り 1,520m 下り 752m

7:07 行者還トンネル西口
7:56 7:59 奥駈道出合
8:19 8:22 弁天ノ森
8:31 8:32 石休の宿
8:41 聖宝ノ宿跡
9:41 9:44 弥山小屋
9:57 古今宿
10:12 10:16 大峰山
10:36 10:37 明星ヶ岳
10:42 10:43 菊の窟遥拝所
11:01 11:02 禅師ノ森
11:33 五鈷峰
12:05 舟ノ垰
12:39 12:55 楊枝ノ森
13:16 13:17 舟ノ垰
13:59 14:01 五鈷峰
14:37 14:44 禅師ノ森
15:15 菊の窟遥拝所
15:19 15:20 明星ヶ岳
15:39 15:41 大峰山
15:52 15:53 古今宿
16:12 16:13 国見八方睨
17:42 弥山小屋

2日目

• 山行: 2:21
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:21

距離 4.2km 登り 88m 下り 863m

17:42 弥山小屋
5:53 5:54 弥山
6:01 弥山小屋
6:41 聖宝ノ宿跡
6:56 石休の宿
7:11 弁天ノ森
7:30 7:31 奥駈道出合
8:10 行者還トンネル西口
8:11 ゴール地点

写真

7/20 7:06

朝7時の行者還トンネル西口駐車場前。やけに人が多いな〜と思ったら理由がありました（後述します）

7/20 7:13

最初が急登、一気に400mぐらい上がるのでけっこうきついです。エッチラオッチラ。

7/20 7:56

出合です、奥駈道に出ました。
ここで休まれている方が「さっきここで熊🐻が出たらしいです。目撃したグループは登山を諦めて下山され、他にも登山を取りやめていかれた方がいます」と。なんと😱どうしようかと思いつつ、熊鈴とホイッスルを確認して行くことにしました。

7/20 8:35

ソロなので熊に怯えつつ、奥駈道を歩きます。ここは弁天の森を過ぎた辺り。少しガスがありますが、良い雰囲気。

7/20 9:07

弥山までの最後は階段。朝露に濡れていて足元が信用ならないので、慎重に。

7/20 9:31

弥山小屋に到着。ここで小休憩、ゼリー飲料と行動食を補給。同じテーブルに居合わせた3人で少しおしゃべり。大阪から来た方と、和歌山から来た方でした。

7/20 10:09

その後、八経ヶ岳へ。ずっと曇りでしたが、山頂に着くとほんの少しだけ青空が見えました。

7/20 10:16

今日は八経ヶ岳も通過点。奥駈道を南下していきます。

7/20 10:37

平凡ヶ岳…じゃなかった明星ヶ岳。お一人だけ休憩されてました。

7/20 10:45

今日の天気予報は曇り時々雨。今のところ降ってないけれど、何やら怪しいのでとりあえずさらに足を進めます。

7/20 11:18

かっこいいんですよね、この山域。

7/20 11:27

怖い崩落箇所。明星ヶ岳以降はお一方とすれ違った（釈迦ヶ岳の太尾登山口〜明星ヶ岳のピストンとの事、健脚！）以外誰とも会わなかったので、遭難したらアウト。慎重に通ります。

7/20 11:41

それでも、初めての道は嬉しい。

7/20 12:28

思ったより天気が良い。もう少しで楊枝の森やよに、この辺りから暑さにやられて足が攣り始める。ペースダウン。

7/20 12:43

楊枝の森。森っぽい感じはなく、少し開けた場所。ここでザックを下ろして休憩。

7/20 12:45

冷たいアイスコーヒーと、お昼ご飯。生き返る。

7/20 13:38

さて、折り返そう。雨降るんじゃなかったっけ？というような好天。暑いので水の消費が早い。

7/20 14:49

かと思ったら急に雲行きが怪しくなったり。とりあえず早く八経ヶ岳まで戻らねば。

7/20 15:13

と思いつつ、両脚の大腿四頭筋が攣ったので休憩。スピードよりも、確実に前に進むのが大事。

7/20 15:39

八経ヶ岳に戻ってきた。なぜか山頂に来ると少し青空が見えるようになる。ありがたや。足はそろそろ閉店寸前。水は残200ml（2.5L持参）、スマートウォッチのバッテリーも切れかけ。ただ、ここまで来ればあと少し…のはず。

7/20 15:44

弥山小屋、遠く感じる。

7/20 15:57

八経ヶ岳〜弥山の間の景色は好き。

7/20 16:02

苔むす森を抜けて、

7/20 16:13

弥山小屋に着きました。

7/20 16:13

ここでログを止めるべき所を忘れ、夕食後に止めました😅

弥山小屋、中はとても綺麗でした。部屋は2段ベットでたぶん16人ぐらい泊まれそう（今回は３名で泊まり広々でした😃）。小屋の方とも色々話をしたのですが、他にも部屋がありGWは一晩で60名が泊まった日が続いたそうです。ビール、調子に乗って2本も飲んでしまいました😅

ちなみに今上陛下もかつて皇太子時代の1990年に弥山小屋で宿泊された事があるそう。当時の小屋は今のように綺麗ではなく、避難小屋のようだったとの事😳いろいろびっくり。

7/20 18:34

ご飯を食べて外に出ると行者さんの御一行がたくさん到着。
小屋の方から「行者さん達、明日の4時に出発されますので、朝が少し騒がしいかもしれません。ご了承下さい」と。了解であります。

7/20 19:10

日が沈み、良い雰囲気。

7/20 19:14

マジックアワーは弥山神社（天河辨財天奥宮）の鳥居と。綺麗だった。
ほろ酔いになったのと、Wi-Fiが使える食堂は19時までで閉場。部屋は少し暗いので本を読むのもちょっと…だったのと疲れていたので19時半でコテンと就寝🛏️

7/21 3:27

3時過ぎから行者さん御一行が準備をされ始めると小屋の中が賑やかに。目が覚めてしまったので、外に出ると満天の星空。宇宙に近づいた感じ。
行者さんの御一行は午前4時の出発時に多人数で法螺貝をブォーッと🐚テン泊の人達は全員起きたでしょう😆

7/21 4:54

その後、もう一眠りして、日の出に合わせて起きる。外はすごい雲海。

7/21 4:55

ほどなく、太陽が顔を出す。雲海に登る朝日、絶景だった。おはよう日本。

7/21 5:35

朝食は6時だったけれど、お願いして弁当に変えてもらった。これを外で食べる。美味しい😋

7/21 5:51

弥山神社にお参りして、

7/21 6:08

雲海を眺めて下山します。

7/21 6:39

早朝の奥駈道は最高に気持ち良い。聖宝の宿跡では理源大師の像が静かに佇む。

7/21 6:46

夜にしっかり休んだので、足取りは軽い。

7/21 7:15

水もないのに大きなカエル。
そう、もう帰るのだよ。

7/21 7:29

出合までもどってきた。熊に会わなくて良かった。「森のクマさん」という歌があるが、あのコミカルな歌詞とは裏腹に現実の熊は怖い。

7/21 8:03

弥山川…ではなく天の川という名前らしい。何とか怪我なく下山できた。

7/21 8:10

無事に帰ってこそ登山、というわけで無事下山。

天川村の日帰り温泉はほとんどが11時開始だったので、御所に立ち寄りかもきみの湯で下山スパ。山の時間を締めくくりました。
いろいろ経験できて良い登山でした😊最後までお読みいただきありがとうございました♪

撮影機器：

NIKON D5600 NIKON CORPORATION

iPhone 15 Pro Apple

感想

landscape_sho

近畿最高峰の八経ヶ岳、2年ぶりに登ってきました。今回はもう少し奥駈道を歩きたいと思い、楊枝の森まで歩いて折り返す計画を立てたのですが、翌日も休みだったので弥山小屋に宿泊してみる事にしました。小屋の中はとても綺麗で快適に過ごせましたし、早朝には雲海や日の出も見る事ができて良い山行になりました…熊情報に怯えつつでしたが😅
※1日目はログを一時停止するのを忘れて長い時間になっていますが、16時過ぎには小屋に入っています。