権現山と烏帽子山と五右衛門峠

2015年04月16日(木) [日帰り]

• GPS: 02:36
• 距離: 9.7km
• 登り: 464m
• 下り: 462m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:14
• 休憩: 0:31
• 合計: 2:45

10:00 烏帽子林道入口
10:05 10:06 林道ゲート
10:12 10:19 林道終点
10:22 10:25 五右衛門峠
11:03 11:08 権現山
11:40 11:45 ため池堰堤
12:05 12:10 烏帽子山
12:35 12:40 林道終点
12:45 林烏帽子林道入口

林道終点まで実際は車で走りました。林道を徒歩で歩く場合は、上記コースタイムの林道通行部分にそれぞれ25分程度足してください。

天候

曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

林道のゲートあり

写真

4/16 12:37

山屋、峠地区に行く県道を左にやり過ごし、烏帽子林道に入る。しかし林道は基本、車の走行が禁止されています。

4/16 9:59

そのまま進むと車止めのゲートがあります。このとき施錠はされていませんでしたが、奥の国有林で作業している可能性があります。車では進入しないほうが無難でしょう。なお、五右衛門峠手前の林道終点まで2.1kmですので、歩いても30分もかかりません。車は県道分岐のあたりに停めたほうがいいでしょう。

4/16 12:28

ゲートから1.5km程進むと、烏帽子山方面に向かう道が右に分岐します。権現山と五右衛門峠は直進します。

4/16 11:32

右のため池を過ぎると北上幹線の鉄塔建設時に着けられた比較的新しい工事用道路が出てきます。保守点検用に今も使われているのでしょう。車の場合はここに停めます。

4/16 10:17

工事用道路を左に見やり、前方に続く歩道を進むと間もなく五右衛門峠です。小さな祠と早池峯山と書かれた石碑がありました。

4/16 10:23

北上幹線500kVの送電線＃107

4/16 10:27

帰りはこの道を下ろう。

4/16 10:28

鉄塔広場からまた尾根道を東進します。

4/16 10:59

30分ほどで権現山山頂に到着。あまり眺望が効きません。頂上プレートはなく、古い青色の山名表示盤があるのみです。

4/16 10:59

三角点もない筈なのに、なぜか三角点のような標石がありました。古い三角点でしょうか？　権現様らしき石像も見つかりませんでしたが、ここは岩でゴツゴツしています。この岩山を権現様に見立てたのでしょうか？

4/16 11:36

鉄塔建設路を林道まで戻り、ため池まで引き返します。この築堤部分を烏帽子山方面へ向かって歩き出します。

4/16 11:38

築堤の対岸側まで進むと灌漑ため池の表示と立ち入り禁止の看板がありました。自己責任でご通行ください。

4/16 11:40

スギ植林地の中を進みます。

4/16 12:01

現山方面と違って笹薮はあまり発達していません。尾根まで出れば快適ですが、途中の林道は藪化し、夏場はかなり通行困難と予想されます。

4/16 12:02

烏帽子山頂上。ここも眺望はあまり効きませんが、南西に伸びる尾根道はかつて使われていた形跡があります。きっと古い登山道でしょう。

4/16 12:03

頂上の三等三角点「烏帽子形」何故烏帽子
「山」でなく「形」なのか分かりません。ICタグも付けられていません。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS XZ-2 オリンパス

感想

kimori

紫波町東縁のほとんど人が訪れることもないだろうと思われる2山1峠に行ってきました（1年前の2015年4月16日の記録です）。
黒森山に次いで東側2番目の高さを誇る権現山（三角点なし）と烏帽子山（三島三角点「烏帽子形」）、それと両山の起点になる五右衛門峠。
日本最大級の送電線網である北上幹線の鉄塔建設により、だいぶ道が切り拡げられていました。しかしそれ以外の道はかなり荒れています。迷う心配があまりないところではありますが、夏場は恐らく藪に覆われほとんど歩けない状態になるでしょう。
また眺望もあまり効かないので、植生とか周囲の自然を観察しながら、或いは、地形に残された先人の営みを感じながら歩くのがメインになるでしょう。