ター滝


- GPS
- 00:53
- 距離
- 2.3km
- 登り
- 37m
- 下り
- 37m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はなく平流の沢の中を歩く |
写真
感想
沖縄は最高峰の与那覇岳でも標高は503mと低いが、魅力的な滝がいろいろとありそうだ。検索すると比地大滝というのがすぐに上がってくる。滝に至るまで長い遊歩道があり、その道程も魅力的に思われるが、昨年の台風で遊歩道が六ヶ所も寸断され、復旧の目処もたっていないという。次いで上がってくるのが、この「ター滝」。ターとは沖縄の言葉で「ふたつ」を意味する。すなわち二筋の滝であることに由来するらしい。
この滝は遊歩道はなく、川の中を歩いて滝に至るらしい。ということで、京都からアクア・シューズを持参してきたのである。朝は今帰仁の城址を観光すると、ター滝を目指す。入口の駐車場に着いたのは9時40分過ぎであったが、駐車場には既に10台近い車が停められている。
駐車場にはトイレがあり、その前には着替えのためのいくつものテントが用意されている。早速にも水着に着替えさせてもらう。
滝にはガイド付きのツアーがあり、その集合時間が9時となっていた数台はツアーのものなのだろう。最初はしばらく林道を歩く。次々と滝から帰ってくる人たちとすれ違う。林道の右手に流れる沢の水流は少ないので、びしょ濡れになっている人は滝の下にでも行かれたのだろう。
谷の入口からはアクア・シューズに履き替えて谷の遡行を開始する。沢はくるぶし程度の平流が続き、沢登りとのいえないようなものだ。水が深くなるところでは流れのどちらかに上がって歩くことが出来る。
昨日の名護岳への山行でも驚いたが、沖縄は驚くほど虫が少ない。蚊や虻の羽音が全く聞こえてこないのはなんとも有難い。
まもなく大きな滝壺のある小滝が現れる。左岸の岩にロープが設けられており、容易に高巻くことが出来る。小滝のところに差し掛かるとガイドに引率された家族連れがやってくる。皆、ライフジャケットを着用しており、ガイドの誘導のもと次々と滝壺に飛び込んでいった。
滝の上流は再び平流となる。上流の方から何やら叫び声が聞こえてきたかと思うと、目指すター滝の前で外国人数人が戯れている姿が目に入る。滝の流心の下では肌に数多くの刺青を施した男性が滝の下で寛いでおり、なかなか移動しない。
ようやく男性が滝から離れたところでようやく滝を写真に収める。私も滝の下に向かってみる。滝壺は足がつかない程に深かった。帰路でも小滝は迂回することなく、滝壺に飛び込んでみる。上からはそれほど深いようには見えなかったが、ここでも足はつかない程に深いのは意外であった。
駐車場への帰路では滝に向かうかなりの人と続々と遭遇する。ここはそれなりに人気のスポットのようだ。早い時間に訪れるのは正解だったかもしれない。
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