焼岳 北アの小兵は、今日も頭から湯気出して

2025年07月23日(水) [日帰り]

• GPS: 05:22
• 距離: 6.5km
• 登り: 649m
• 下り: 861m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:52
• 休憩: 1:08
• 合計: 6:00

距離 6.5km 登り 649m 下り 861m

4:41 新中の湯登山口
6:10 広場
6:13 下堀沢出会
7:23 8:27 焼岳北峰
9:20 9:21 下堀沢出会
9:24 9:27 広場
10:41 新中の湯登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口国道わきに駐車スペース20台以上止められます。この日は平日にもかかわらず私たちが下山した11時前には満車。朝5時には数台でした。トイレはありません。

コース状況／危険箇所等

全体によく整備された歩きやすい道。草刈りまでしっかり行われています。山頂直下南側は迷いやすい。東に回り込んで登頂します。全体に登山道の斜度がちょうどよく快適。急登でもなく、だらだらでもないので、山頂がどんどん近づきます。どこにもトイレがありません。

その他周辺情報

トイレ注意。登山口にトイレがありません。トイレの計画は重要。
温泉は、中の湯温泉、沢渡、平湯などたくさんの温泉があります。日帰り入浴もできます。

写真

7/23 4:59

朝5時前明るくなったタイミングで歩き始められました。

7/23 4:59

林の間から周囲の山が見え隠れします。

7/23 6:04

溶岩ドームが見えてきました。

7/23 6:15

広場から山頂方面

7/23 6:25

硫黄のにおいに顔を上げると煙

7/23 6:36

森林限界を超えて周囲の景色が見えてきました。

7/23 6:41

梓川の谷を作る山の重なりとその向こうに見えてきたのは、木曽駒と中央アルプス

7/23 6:49

乗鞍岳がくっきり。連れ「近い！」滑り台もよく見えます。

7/23 6:58

一面浅間ぶどうと苔桃の斜面が圧巻。かわいらしい花がたくさん。

7/23 7:02

7/23 7:13

乗鞍には可愛い雲の赤ちゃん、ぽこっ、ぽこっ

7/23 7:15

「シューーーっ」すごい音

7/23 7:18

登らないとみられないカルデラ。中には、美しい緑の池、右に見えるは火口。

7/23 7:43

噴煙と乗鞍の雲

7/23 7:43

カルデラ内部の壁

7/23 7:44

新穂高の山々の上には早くも積雲

7/23 7:44

槍穂高連峰と上高地。

7/23 7:45

遠くうっすらと南アルプス

7/23 8:24

山頂の至るところから硫黄ガスが噴き出しています

7/23 8:32

弟切草でしょうか

7/23 8:58

谷に向かって下りていきます

7/23 9:12

ゴジラの背中

7/23 9:28

広場。振り返ると山頂の向こうに青い空、白い雲。夏です。
鞍部に見えるところがお釜の縁です。歩いている人が見えました。

7/23 9:34

北八ではおなじみの小さいオバQ。ギンリョウソウ。

7/23 9:45

樹林帯に戻ると日陰は涼しい。

7/23 10:07

よく整備された道。油断せずに「ゆっくり、ゆっくり」と声をかけながら。

7/23 10:26

林の間から中の湯温泉の茶色い屋根

7/23 10:42

今日も怪我無く下山できました。

7/23 10:42

小兵君ありがとう。とっても楽しかったよ。

7/23 10:43

駐車場が満車。平日でこれ。週末どうするのでしょう。

撮影機器：

WP20 Pro OUKITEL

感想

yoshi

小兵の偉大さに感激。
確かに周りには、3000メートル級のビッグネーム。それに比べれば、2500弱。梯子も鎖もない。上高地から見たら隅っこから顔を出している感じ。それでも、この今も噴煙を上げる活火山は、上高地に池を作るほどの力を秘めている。登ったものにしか見られないカルデラの中に神秘的なエメラルドの池。その横に垂直のパイプのような火口。今もこの山は黙ってはいない。頂上部からシューシューと絶え間なく大声を出して煙を吐いている。麓を見渡せば上高地。この山が作ってしまった大正池。山頂に立ってしばらくこの壮大なドラマを想像してみる。百名山にこの小兵が選ばれたのも当然だろう。
梅雨明け。日帰りで行きたい山を選んだ。天気も良く、朝も早い。夏の雲ができてくる空と山々の変化を楽しみならの山行。やはり火山らしく、浅間ぶどうやナナカマドがいっぱい。かわいらしい花もいっぱい。バイクの音も聞こえない静かな山。今回も十分に楽しませてもらいました。
ありがとう「小兵君」。ずっと頑張ってね。応援してるよ。