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Yamareco

記録ID: 8462543
全員に公開
アルパインクライミング
ヨーロッパ

マッターホルン Matterhorn 4162mまで

2025年07月22日(火) 〜 2025年07月23日(水)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:02
距離
9.4km
登り
1,346m
下り
1,089m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:55
休憩
0:01
合計
1:56
距離 3.8km 登り 664m 下り 14m
9:31
1
スタート地点
9:32
114
11:26
11:27
0
11:27
宿泊地
2日目
山行
6:28
休憩
1:49
合計
8:17
距離 5.6km 登り 682m 下り 1,075m
4:24
139
宿泊地
6:43
8:32
124
10:36
125
12:41
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
シュヴァルツゼーまでゴンドラ往復
その他周辺情報 ▪️ツェルマット現地ガイド ZERMATTERS
このサイトから予約しました。予約もメールによる数回のやりとりで完結し、現地でも天候等による予定変更等はタイムリーに電話で連絡が入るので安心でした。
https://www.zermatters.ch/en/

▪️ヘルンリ小屋
ZERMATTERSでガイドを予約すると、小屋の予約はZERMATTERSがしてくれますが、ライブカメラやランチメニュー等は下記サイトで見られます。
https://hoernlihuette.ch/?lang=en

▪️鉄道
スイス国鉄SBBのアプリSBB Mobileとハーフフェアカードを利用しました。
グリンデルワルトでは登山鉄道やゴンドラ全て、ツェルマットではゴルナーグラート鉄道の切符もSBBのアプリで購入できました。(それ以外のゴンドラ等は現地の自動券売機か窓口で購入)
https://www.swissrailways.com/ja/buy-swiss-half-fare-card
https://www.partenza.co.jp/notes/how_to_use_sbbmobile/

▪️天気予報アプリ
MeteoSwissというアプリが便利でした。現地ガイドもこのアプリを見ていたようです。
https://www.meteoswiss.admin.ch/services-and-publications/service/weather-and-climate-products/meteoswiss-app.html

▪️地図アプリ
Swisstopoというアプリを使いました。ハイキング、登山コースも描かれています。
https://www.swisstopo.admin.ch/en/faq-swisstopo-application-about

▪️ツェルマット観光アプリ
Matterhornというアプリですがツェルマット全域の観光案内アプリです。
ライブカメラやゴンドラの運行状況などをこれで見ていました。
SBB Mobileで購入できないゴンドラ等の切符もこれで買えるようですが、使えるようにするための登録がよくわからなかったので、使いませんでした。
https://zermatt.swiss/en/matterhorn-app
当初は7/21にヘルンリ小屋に行って7/22にアタックの予定でしたが、7/21朝降雪があり、かなりの着雪があったので一日延期。
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当初は7/21にヘルンリ小屋に行って7/22にアタックの予定でしたが、7/21朝降雪があり、かなりの着雪があったので一日延期。
ゴンドラでシュヴァルツゼーへ。
ゴンドラでシュヴァルツゼーへ。
シュヴァルツゼーはガスガス。
シュヴァルツゼーはガスガス。
ヘルンリ小屋に向かって歩いていると段々晴れてきた。
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ヘルンリ小屋に向かって歩いていると段々晴れてきた。
スイスで初めて見るアイベックス。
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スイスで初めて見るアイベックス。
あっという間に快晴。
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あっという間に快晴。
登山道はよく整備されていて歩きやすい。
登山道はよく整備されていて歩きやすい。
ヘルンリ小屋が見えてきた。
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ヘルンリ小屋が見えてきた。
ヘルンリ小屋到着。
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ヘルンリ小屋到着。
すぐにヘルンリ稜の取り付きを見に行く。
すぐにヘルンリ稜の取り付きを見に行く。
明日はどうなることやら。
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明日はどうなることやら。
ヘルンリ小屋に戻って。
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ヘルンリ小屋に戻って。
「クライマーズスパゲッティ」というメニューがあったので食べたらラムのヒレ肉がめちゃくちゃウマい。
「山頂レシュティ」というメニューもあったので、明日山頂行けたら食べようと決める。
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「クライマーズスパゲッティ」というメニューがあったので食べたらラムのヒレ肉がめちゃくちゃウマい。
「山頂レシュティ」というメニューもあったので、明日山頂行けたら食べようと決める。
小屋は14時のチェックイン開始時間にチェックインして部屋の入口近くの下段を確保。
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小屋は14時のチェックイン開始時間にチェックインして部屋の入口近くの下段を確保。
山小屋とは思えません。
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山小屋とは思えません。
一昨日悪天候で何も見えなかったブライトホルン。
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一昨日悪天候で何も見えなかったブライトホルン。
明日は4時朝食、4:20スタートです。
スタート順は現地ガイドチーム→現地以外のガイドチーム→ガイドなしの順で、勝手に早くスタートするのはルール違反。
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明日は4時朝食、4:20スタートです。
スタート順は現地ガイドチーム→現地以外のガイドチーム→ガイドなしの順で、勝手に早くスタートするのはルール違反。
夕食時にガイドと顔合わせ。ぼくのガイドは向かいに座っているスザンヌ。夕食が終わってから明日の装備や支度について細かく指示、チェックあり。
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夕食時にガイドと顔合わせ。ぼくのガイドは向かいに座っているスザンヌ。夕食が終わってから明日の装備や支度について細かく指示、チェックあり。
翌朝、現地ガイドチームからスタート。
朝食前にハーネスは付けておくよう指示されていて、この時点でガイドとはロープで繋がってしまうので、トイレにも行けない💦
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翌朝、現地ガイドチームからスタート。
朝食前にハーネスは付けておくよう指示されていて、この時点でガイドとはロープで繋がってしまうので、トイレにも行けない💦
取り付きまでは昨日下見していたので落ち着いて歩けましたが、ここを越えてからガイドのペースについて行くと息が上がってしまう。
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取り付きまでは昨日下見していたので落ち着いて歩けましたが、ここを越えてからガイドのペースについて行くと息が上がってしまう。
上でビレイするからここで待ってろと言われたときだけ少し休憩できる。
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上でビレイするからここで待ってろと言われたときだけ少し休憩できる。
ご来光。
ソルベイ小屋下のスラブ。スタカットだったのは3ピッチくらいか。もっとあって欲しかった。

スタカットと言ってもフォローする客がガイドをビレイするわけではないが、鉄杭の支点にロープを2、3周巻きつけて、リードするガイドは途中の既設ボルト等にカラビナだけで中間支点を1、2箇所取って行くシステム。
今回到達した地点まででガイドが使用していたギアはシングルロープ30mと環付きカラビナ4枚(ビレイ、ロワーダウン用2枚、中間支点用2枚)だけだった。
客はハーネスだけでいいが、装備チェックの時に120cmスリングと環付きカラビナを持っていたら、下降の時にあると便利だからと持参を許された。
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ソルベイ小屋下のスラブ。スタカットだったのは3ピッチくらいか。もっとあって欲しかった。

スタカットと言ってもフォローする客がガイドをビレイするわけではないが、鉄杭の支点にロープを2、3周巻きつけて、リードするガイドは途中の既設ボルト等にカラビナだけで中間支点を1、2箇所取って行くシステム。
今回到達した地点まででガイドが使用していたギアはシングルロープ30mと環付きカラビナ4枚(ビレイ、ロワーダウン用2枚、中間支点用2枚)だけだった。
客はハーネスだけでいいが、装備チェックの時に120cmスリングと環付きカラビナを持っていたら、下降の時にあると便利だからと持参を許された。
ソルベイ小屋到着。ここで時間的には約半分。息が荒いぼくの様子を見てスザンヌが「ここでやっと1/4、その様子じゃ無理かな。まだ時間はあるからもう少し行こう」と厳しいけど優しく言ってくれる。
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ソルベイ小屋到着。ここで時間的には約半分。息が荒いぼくの様子を見てスザンヌが「ここでやっと1/4、その様子じゃ無理かな。まだ時間はあるからもう少し行こう」と厳しいけど優しく言ってくれる。
ソルベイ小屋から160mほど上がった標高4162m地点。ここでスザンヌから「ここまで。しばらく休憩して下山しよう」と指示。山頂まで標高差はあと300mほどですが、まだ1時間半かかる。
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ソルベイ小屋から160mほど上がった標高4162m地点。ここでスザンヌから「ここまで。しばらく休憩して下山しよう」と指示。山頂まで標高差はあと300mほどですが、まだ1時間半かかる。
ヘルンリ小屋まで900m下降。
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ヘルンリ小屋まで900m下降。
何度かロワーダウン、というかスザンヌに吊り下げられて降ろされます。
スザンヌはクライムダウンか、部分的な懸垂下降ですが、手際がよくて惚れ惚れします。
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何度かロワーダウン、というかスザンヌに吊り下げられて降ろされます。
スザンヌはクライムダウンか、部分的な懸垂下降ですが、手際がよくて惚れ惚れします。
取り付きに戻ってスザンヌが「山と写真撮ってあげるよ」と優しく言ってくれた。
客のロープは小屋をスタートしてから取り付きに降りるまで解かれることはなかった。
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取り付きに戻ってスザンヌが「山と写真撮ってあげるよ」と優しく言ってくれた。
客のロープは小屋をスタートしてから取り付きに降りるまで解かれることはなかった。
眉間に皺寄せてめっちゃ怖そうだけど😂
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眉間に皺寄せてめっちゃ怖そうだけど😂
小屋に降りてお茶してるとスザンヌから話を聞いた小屋のご主人が「また来なよ」と言ってくれた。
テーブルでは昼のレシュティのジャガイモの皮むきが始まったけど、今日は「山頂レシュティ」食べずに帰ります。
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小屋に降りてお茶してるとスザンヌから話を聞いた小屋のご主人が「また来なよ」と言ってくれた。
テーブルでは昼のレシュティのジャガイモの皮むきが始まったけど、今日は「山頂レシュティ」食べずに帰ります。
とぼとぼ下山しているとTシャツ短パンに着替えたスザンヌが「チャオチャオー🎵」と言いながら駆け降りて行った。
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とぼとぼ下山しているとTシャツ短パンに着替えたスザンヌが「チャオチャオー🎵」と言いながら駆け降りて行った。
鍛え直してまた来ます。
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鍛え直してまた来ます。
シュヴァルツゼーが見えてきた。
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シュヴァルツゼーが見えてきた。
シュヴァルツゼーに降りる途中でひと株だけエーデルワイス?
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シュヴァルツゼーに降りる途中でひと株だけエーデルワイス?
シュヴァルツゼー帰着。ゴンドラで帰ります。
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シュヴァルツゼー帰着。ゴンドラで帰ります。

感想

今年の2月にマッターホルンに行こうと思い立ちました。
昨年のモンブランでは高山病症状が辛かったので、今年は5月と7月の出発直前に富士山に行き、スイスでもマッターホルンの前にメンヒとブライトホルンの二つの4000m峰に登ってからマッターホルンに臨みましたが、今日はスタート直後から息が上がり、結果的にはガイドから下山指示で山頂まで行けませんでした。

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