モンブラン(Mont Blanc)途中敗退

- GPS
- 16:30
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 2,186m
- 下り
- 2,317m
コースタイム
- 山行
- 3:18
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 3:23
- 山行
- 8:02
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 9:45
- 山行
- 4:02
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 4:17
天候 | 1日目 晴れ、2日目 晴れ後曇 3日目曇時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
標識、トレース整備されています |
写真
装備
共同装備 |
ガイド準備
|
---|
感想
2日間の高所順応を終えて?モンブラン登頂を目指して7/22出発。天気に不安があるが小屋の予約変更ができないので運を天に任せるしかない。結果、山頂を目の前にして「登頂断念」し引き返すことになった。以下は備忘録として気づきをまとめてみた。
高所順応1日目
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8447637.html
高所順応2日目
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8456111.html
(一日目)
ニーデーグル駅からテートルース小屋まで所要2時間のトレッキング。
コースは簡単なハイキングではなくアルプス縦走路のようです。
テートルース小屋の夕食は噂通り美味しくなく、塩味が足りませんでした。
水1本7ユール(1260円程)
時間があり天気が良ければテラスで岩稜帯を観察できます。
ガイドから明日は天候悪化に備えて2時半出発とすると説明があり早めに就寝。
(二日目)
天気良くなさそう。ヘッデン、アイゼンを付けて出発。
ほどなく、このコースの核心部である落石地帯クーロワールに。先行者が留まっている?するといきなり落石があり全員脱兎のごとく退避(スピードがある落石なので恐怖でした)速足でクロワールを抜けるとワイヤーが出てくる。ここから岩稜地帯。高低差600mはある。ワイヤーがあるので安全とはいえ、飽きるほど長い。登り終えると
避難小屋が出てくる。ここからは雪山の世界です。
グーテ小屋でヘルメットなどできる限りの装備をおき身軽になり、再出発。
ここからの雪稜歩きはきつかった
新雪が降り
歩く足が流されて足元が安定しない
おまけに、ガイドはノンストップで歩く
天候悪化が予想さ荒れているので当初から想定タイムリミットとの戦いなので致し方ない
山頂が身近に見える稜線に出て、頑張ろうと想うが足が重い
ついに、11時に断念し引き返すことを決断(残念だが安全登山を優先する)
ここからの引換えし道は、歩くのも怖い強風が吹き荒れていた
グーテ小屋ではゆっくり時間を過ごす
夕食は昨日とは違い美味い
(三日目)
3時起きで下山 天気悪く吹雪いている
風吹の中稜線歩きをしているとバランスを崩し転倒 ガイドがしっかりと止めてくれた
相変わらずクーロワール通過は落石の恐怖と向き合うことに ロシアンルーレットだ
高度を下げるに従い高山植物多くなる
登山電車便がなく、一駅歩く
(最後に)
古希記念にモンブラン遠征に挑戦したが結果はほろ苦いものになった。昨年から医者通いが増えたため若い時のようには行かない。しかし、高山の醍醐味、憧れだった山小屋に泊まることができ若いアルピニストたちの熱気に触れることができたことは収穫だった。前後にシャモニ近郊の山を楽しむことができたことも嬉しいい経験になった。この時期の欧州アルプスの天候がこんなに良くないとは思わなかったが、リゾートとして多くのルート開拓がされているので楽しむことができた。また、機会があればトレッキングルートを歩き高山植物に目を向けてみたいと思う。
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