奥武蔵 お経山(竜崖山)・長久保山・黒山・棒ノ嶺(棒ノ折山)


- GPS
- 08:32
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 981m
- 下り
- 934m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
国際興業バスノーラ名栗・さわらびの湯バス停ゴール |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
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感想
飯能百名山を歩いてきました。
本当は白谷沢に沢登りに行こうかと思ったのですが、昨年夏に山道を歩かず9月に岩櫃山に行ったところ暑熱馴化が出来ていなかったため、とても辛く汗ダクダクになったので、今年は無理やり山道を歩いています。
この週は仕事が忙しく、社内異動や急遽発覚した昨年起きたミスの対応などでかなり疲れが溜まっていました。
そのせいか、この日は早くに目覚めてしまい、予定より1時間早い名郷行のバスに乗ることが出来ました。
バスは座れたのですが、小沢バス停で降りて大きなおにぎりを食べても「さあ!」という気持ちになれません。
途中の公衆便所を使い、神社でお参りをしてもまだ、やる気スイッチが入りませんでした。
神社脇の植樹帯の斜面を登ったのですが、全然足が上がりません、
踏み跡の無い斜面でしたが、何とか稜線に上がり、お経山に着きましたが、とても暑かったのでもうこの時点で帰りたくなるほど疲れていました。
少し休んで主稜線に向かって歩き始めましたが、やっぱり来ました、蚋&虻。
今回は、「オニヤンマ君」&「ディート95%含有防虫剤」&「蚊取り線香」持参で来ましたので、そのすべてを装備しました。
しかしながら、刺されたり咬まれたりはしないのですが、付き纏いは無くなりません。
ちょっとがっかりしながら前に進みました。
少しの間緩やかな斜面をBluetoothスピーカーで与謝野源氏の帚木を聞きながら歩いていましたが、光源氏の小君に対する態度にむかつき、花緑の文七元結に変えました。
お久のやさしさに心を打たれていると、急斜面を登らなければいけないところを、東方に踏み跡に入ってしまい、高度を下げてしまいました。
やれやれと思いながらも上を見上げると上がらなければいけない稜線ははるか上方にあります。
文七とお久が夫婦になったことに感動しながら前に進みましたが、高度があげられません。
仕方がないので、V字ターンをして稜線を目指しました。
踏み跡がないところを談志の芝浜を聞きながら歩こうと思ったのですが、長い枕のところで充電が切れてしまい、本題が聞けないまま稜線に戻りました。
よろよろしながら何とか主稜線に着き、少し歩いて長久保山に着きました。
予定ではバス停から2時間で着く筈が3時間半もかかってしまっています。
途中文七元結を聞きながら斜面で格闘したことが原因ですが、体調不良による体のだるさも原因になってしまったと思います。
お昼ご飯を食べながら前進するか撤退するか転進するかを迷いました。
撤退は気持ちが進まず、転進の名栗川方向へ途中の尾根を下るルートはコース自体が安心できず、もう一つの青梅市側に降り上成木バス停へ進むコースは上成木バス停のバスの時間が怪しいので却下し、結局前進することにしました。
なだらかな登りをゆるゆると登っていくと、馬乗馬場でこの日初めて人とすれ違いました。
慰霊碑を超え、権次入峠に着くと上からスニーカー履きの女性二人パーティが下ってきました。
棒ノ折山に登るのは結婚してすぐに妻と登ったのが最後で20年振りくらいでしたので、慰霊碑は初めて見ました。
(白孔雀ノ滝までは遡行をして年に数回来ているのですが。)
もう少し目立つところに有ってもいいと思いました。
棒ノ折山までの間に5〜6人のパーティとすれ違いました。
南西の奥多摩方向は雷の音がゴロゴロ鳴り、黒い雲が湧き、温度の低い風が吹き始めています。
山頂に着き、いまだに纏わりついている蚋&虻と戦いながら、レインスーツをザックの底から一番上に移動しました。
ここから白谷沢を下れば雨が降る前に下山出来ると思いましたが、残りは下りだけなので、予定通り北東尾根を下ることにしました。
北東尾根は結構な下りでしたので、途中で何回か休憩を入れました。
休憩の間中、蚋&虻の攻撃を受け、途中では雀蜂の攻撃まで受けましたが、何とか刺されずに名栗湖まで下りてきました。
ダムの手前のテーブルでタバコを吸っていると、「ここらへんでブラックバスは釣れますか?」と車のカップルに声をかけられました。
釣りはよくわからないのですが、ここいらでブラックバスを狙う人は聞いたことが無いので、有間渓谷観光釣り場のことを話し、行ってみるように伝えました。
バス停に着き、時刻表を見ると次のバスはすぐに来るのですが、その次のバスは1時間ほど間が空くとのことでしたので、順番待ちの列の中で着替えて次のバスに乗り、飯能駅のスタバで大きいコーヒーを買って飲みながら帰ってきました。
4週連続酷暑の低山で、そのうち2週続けて蚋&虻に付き纏われながらの山行でかなり凹んでいます。
来週もこの尾根の山に登りつもりでしたが、白谷沢に変えようか考え中です。
なぜか棒ノ折山山頂前後に撮った画像が消えていました。
謎です。
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