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記録ID: 84790
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ハイキング
京都・北摂

粟田神社〜日向大神宮〜大文字山近辺〜楼門(桜門)の滝〜哲学の道(京都一周トレイル東山No.29〜51)

2010年09月17日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:48
距離
12.1km
登り
534m
下り
537m

コースタイム

11:40 粟田神社前 - 11:55 ねじりまんぽ - 12:00 インクライン - 12:15 日向大神宮 - 12:40 七福思案処 - 13:30 京都一周トレイル[東山No.45] - 13:50/14:15 楼門(桜門)の滝 - 14:40 霊鑑寺 - 14:50 哲学の道 - 15:00 白川通今出川交差点 - 15:40 日向大神宮 - 15:50 天岩戸 - 16:40 東山三条
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
最寄駅
地下鉄 東山駅(http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000009969.html)
地下鉄 蹴上駅(http://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000009957.html)
京阪 三条駅(http://www.okeihan.net/eki/detail.php?station_no=40)
阪急 河原町駅(http://rail.hankyu.co.jp/station/kawaramachi.html)
コース状況/
危険箇所等
蹴上から大文字山に向かうルートは、急坂や岩場があるので、滑りにくい装備にして置かれることをオススメします。このとき、京都一周トレイル[東山No.45]交点にて蜂に襲われかけました。道標の地図を確認しようと戻ろうにも、偵察の蜂に再び狙われ、結局確認できず。そのまま避難した道を伝って山を下りることに。このコースは、順当な京都一周トレイルコースでしたが、途中に倒木もあります。少し頭をかがめれば済む話ですけれど。
山登りの前に、三条大橋に寄ってみました。中央右のビルの間に見える山は、比叡山です。いつかはあそこまで歩いていけるといいのですが…
2010年09月17日 10:50撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
9/17 10:50
山登りの前に、三条大橋に寄ってみました。中央右のビルの間に見える山は、比叡山です。いつかはあそこまで歩いていけるといいのですが…
前回の続きということで、粟田神社からスタートです。これは、三条通沿いの入口部分。京都トレイル東山コースNo.29にあたります。
2010年09月17日 11:42撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
9/17 11:42
前回の続きということで、粟田神社からスタートです。これは、三条通沿いの入口部分。京都トレイル東山コースNo.29にあたります。
天皇が東京へ行かれてから凋落傾向にあった京都の街を復興すべく進められた、琵琶湖疎水事業。水運の開拓もその一つでした。ここは、蹴上のインクラインに設けられた歩行者用トンネル。「ねじりまんぽ」とは、このレンガ積みの構造を言うそうです。
2010年09月17日 11:54撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
9/17 11:54
天皇が東京へ行かれてから凋落傾向にあった京都の街を復興すべく進められた、琵琶湖疎水事業。水運の開拓もその一つでした。ここは、蹴上のインクラインに設けられた歩行者用トンネル。「ねじりまんぽ」とは、このレンガ積みの構造を言うそうです。
インクラインの軌道上から北北西方向を見ると遠くに舟形を望むことが出来ます。琵琶湖疎水からの水運にとって、この場所は急激に高度が変わるため、水運ではなく、舟用の貨車で舟を載せて、上げ下ろししていました。京都市の小学生は、琵琶湖疎水の話を社会科の授業で習うのですが、今も変わらないのでしょうか…
2010年09月17日 11:58撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
9/17 11:58
インクラインの軌道上から北北西方向を見ると遠くに舟形を望むことが出来ます。琵琶湖疎水からの水運にとって、この場所は急激に高度が変わるため、水運ではなく、舟用の貨車で舟を載せて、上げ下ろししていました。京都市の小学生は、琵琶湖疎水の話を社会科の授業で習うのですが、今も変わらないのでしょうか…
日向大神宮にて。山中にふと現れる空間。背後に山を抱き、回りは静寂。昔のお人は、なんと良き場所を見つけるのでしょうか。
2010年09月17日 12:17撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
9/17 12:17
日向大神宮にて。山中にふと現れる空間。背後に山を抱き、回りは静寂。昔のお人は、なんと良き場所を見つけるのでしょうか。
大文字山への登山道。日向大神宮に入るところから既に山科区ということもあってか、進行方向右側には、時に山科方面の視界が開けます。
2010年09月17日 12:48撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
9/17 12:48
大文字山への登山道。日向大神宮に入るところから既に山科区ということもあってか、進行方向右側には、時に山科方面の視界が開けます。
このように、山科の大カーブを走る東海道本線の列車を見下ろすことも可能です。目を凝らせば、東海道新幹線も見えるかもしれませんね。
2010年09月17日 12:49撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
9/17 12:49
このように、山科の大カーブを走る東海道本線の列車を見下ろすことも可能です。目を凝らせば、東海道新幹線も見えるかもしれませんね。
この登山路の面白いところは、全く逆である山科方面と、この写真のような京都中心地方面の両方を望むことが出来ることです。
2010年09月17日 13:00撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
9/17 13:00
この登山路の面白いところは、全く逆である山科方面と、この写真のような京都中心地方面の両方を望むことが出来ることです。
京都トレイル東山コース沿いにある、桜門の滝。これは、上段のほうを撮影したものです。滝の存在は知らなかったので、思わぬ発見です。つい長居してしまいました。
2010年09月17日 13:48撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
9/17 13:48
京都トレイル東山コース沿いにある、桜門の滝。これは、上段のほうを撮影したものです。滝の存在は知らなかったので、思わぬ発見です。つい長居してしまいました。
哲学の道の1本東の道沿いにある安楽寺の入口。どうも私の撮影の傾向は、太陽に光り輝く木々の葉、そして枝振りにそそられるか…です。あくまで、生での見た目ですが。
2010年09月17日 14:40撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
9/17 14:40
哲学の道の1本東の道沿いにある安楽寺の入口。どうも私の撮影の傾向は、太陽に光り輝く木々の葉、そして枝振りにそそられるか…です。あくまで、生での見た目ですが。
再び、日向大神宮へ戻り、奥にある天岩戸を確認してきました。少し陰ってきたので薄暗く写ってしまいました。通路穴はL字になっていて、左の方へ抜けています。
2010年09月17日 15:47撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
9/17 15:47
再び、日向大神宮へ戻り、奥にある天岩戸を確認してきました。少し陰ってきたので薄暗く写ってしまいました。通路穴はL字になっていて、左の方へ抜けています。
撮影機器:

感想

10:30 東山三条バス停に到着。ちょっと行ってみたかった食事処を探して、三条京阪方面へ行ってみたのですが、あいにく開いていない模様。仕方なしに、その辺で腹ごしらえ…という顛末があったものですから、きりよくするために、今回のスタート地点が三条通の粟田神社口という微妙な位置になっています。
11:40 粟田神社(三条通)を出発、東へ進路をとります。意外にもこの辺りの三条通は、坂とわかる上り坂です。十数年前まではここを京阪京津線の路面電車が走っていました。今は舗装もきれいになり、当時の面影は…見当たりません。
11:50 蹴上交差点。向こう側には、道に沿ってインクラインの遺構が残っています。このインクラインに沿って少し南下。すると、内部のレンガ構造が変わったトンネルがあります。このトンネルをくぐってすぐ右へ、インクラインへと登っていきます。インクラインの真ん中に立ち、南禅寺方面を見ると、遠くに舟形が見えます。少し進むと日向大神宮へ行く小さな橋が、疎水に架かっていますので、それを渡ります。
12:15 日向大神宮前に到着。ちょっとした山間とはいえ、このような空間に、あるべくしてあるような、実に見事なお社です。この時点では、どう進んだらいいかがよくわからなかったので、日向大神宮をかすめながら、トレイルコースの主コースを進んでいくことになりました。本当は、天岩戸を探したかったのですが…
ここからの山道が結構急で、さらに岩がむき出しのところもあります。滑りやすいというのと、下りはより慎重にならないと危ないなぁというイメージが残りました。この山群の南東方から巻いていくような形で進んでいくので、前半は山科側が時折見えます。
12:40 七福思案処を通過し、更に進みます。少し開けたところで左に折れますが、そこで振り返ると山科盆地が一望できます。遠くには、電車が走っているのが見えますし、耳を澄ませばその音も聞こえてきます。この先も意外と急坂が出てきます。また、道幅が非常に狭いところも時折ありますので、足元にはご注意を。
13:30 京都一周トレイル[東山No.45]の四ツ辻に到着し、道標の地図を確認しようと思ったのですが、「ぶ〜ん、ぶ〜ん」と不穏な羽音が…立ち止まると襲ってくるので、確認も出来ぬまま、比較的明らかな道として認識できた左の方へ曲がってしまいました。少し間をおいて、戻ってみようと近づきかけたらまたあの羽音が…どうも警戒されてしまったらしい。仕方なく、この道を下りていくことにしました。4日後、再び大文字山に登った際には、他の登山者が同じ場所で蜂を発見していたらしく、そのような情報も耳に入ってきましたので、あの当時やはりいたことには間違いないでしょう。結果的には、大文字山頂には至らず、しかしながらトレイルコースとしては、正規コースを進むことになったわけです。一気に下っていっているのがわかるほどの谷の道。脇からは水が出、左に沢を作って水を集めます。倒木あり、大きな岩ありと、多少気を配っておくべきものもあります。
13:50 桜門の滝に到着。ここに滝があるのは知らなかったので、思わぬ発見でした。この数日前に、初めて空也の滝(右京区・清滝の奥)へ行っていたので、また嬉し。滝自身は細いですが、落差はそれなりにある気がします。
14:15 桜門の滝を出発。ついつい長い間いてしまいました。滝の上から歩いてきただけあり、この滝の存在のおかげで、またまた急激に高度を落とします。20分ほど歩くと、舗装路に出ます。ここからも暫く急坂を下りていきますが、やがて住宅街の中を進むこととなります。
14:40 霊鑑寺のある交差点に到着。ここからは、いわゆる街歩きになります。右折し法然院などのある地域へ入ります。一つ西側へ足を向けると「哲学の道」となります。慈照寺銀閣への道との交点から西へ進むと、白川通今出川交差点に到着。15時になっていました。
まだ時間があるので、さっき見落としてしまった日向大神宮の天岩戸を見つけに行くことに。白川通りを南下し再び蹴上へ。インクラインの中を進んで先の日向大神宮へ再び到達します。
15:40 日向大神宮着。道標の地図表記をよくみると、奥の建物から西へと延びる小道がある。しかもたった40mで辿り着くとは…非常に残念な見落としでした。
15:50 天岩戸を確認し、少し先まで歩いてみてそろそろタイムアップ。
16:40 東山三条バス停まで戻り、今回の山歩きは終了です。

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