ひのそブルー~天国への遡行と地獄の下山



- GPS
- 10:32
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,266m
- 下り
- 1,265m
コースタイム
- 山行
- 10:10
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 10:25
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今回は妻と二人で鳥海山は檜ノ沢(ひのそ)へ行ってきた。
遊佐の二の滝 公衆トイレ 駐車場に停車し入山。万助道を目指して進み、渡戸より入渓。ここから入渓するとゴルジュ帯を楽しむことができるが時間がかかるらしい。今回は10時間半もかかったしね…。
下部を端折って時短したい人はもっと上部の万助小屋付近から入渓するのが良いとのこと。
前日に先行した方からザイルなしでも行けるという旨を聞いたので、今回は渡戸から遡行スタート。
全体的にボルダーチックなムーブが求められる滝が多く、自分的にはめちゃくちゃ楽しめた。なんと表現すればよいか分からないが小さな滝は物凄くたくさんあった。
何箇所か泳ぐパートもあり下界が30℃を越しているなか涼しい遊びができたのも嬉しい。
そしてここは檜ノ沢ブルーと呼ばれる「青く輝く水面」が特徴らしく、バッチリ目撃できた。
後半は雪渓を歩く部分があったが、だいぶ解けており、自分たちが歩く背後で雪渓の落ちる「ドン」という音が聞こえるなど若干生きた心地がしなかった。
地図の水線の終了よりも少し早く登山道に上がったがとにかく登山客が多かった。
とりあえず鳥海湖を眺め(始めて見た!)、二の滝登山道で下山開始。
千畳ヶ原は草原の緑と空の青が美しく、まさしく天国。しかし、ここから地獄の下山が待ち受けていたのだった。
この登山道は人気がないのか分からないがとにかく左右ボーボーに生い茂った草木が視界を妨げ、歩くのが本当に大変だった。遡行で足がガクガクになっており、なかなか踏ん張りも効かずに無事に下山できるか心配だった。
とにかくフラフラとピンクテープの導くままに歩みを進め、精根尽き果てる直前で無事下山。おそらく人生の山行で最も心身共にボロボロになったであろうことは間違いない。
でも数日もすると「また行きたいなぁ!」と思ってるんだろうな笑
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