戸吹城


- GPS
- 00:40
- 距離
- 1.2km
- 登り
- 33m
- 下り
- 77m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
---|---|
アクセス |
感想
戸吹城の北方まで行った時のログ。
尾根の接続部分が危険なので、いずれ行けなくなりそうです。
北東の尾根の抉れは酷く、危険。
また、下のサマーランド駐車場には降りる事が出来ないので、またきた道を戻らないとならなかった。
多分もう行くことが無いと思うので、過去ログを載せる。
20160708 戸吹城
檜原城ー戸倉城ー網代城ー戸吹城ー高月城と続く大石氏城郭群の一つである戸吹城。
それぞれの間隔がほぼ4kmごとで、ほぼ直線である。
これらの支城群は、北側に秋川、檜原街道を見下ろすように建てられている。
そのうち最も高月城・滝山城に近いのが戸吹城で、他の支城に比べてとても危険な崖の上にある。
また戸倉・網代が狼煙台程度で特別な普請をしていないのに対して、
戸吹城は、堀切や横堀、枡形虎口などが用意されていて技巧的な面がある。
滝山城築城と大差無い頃に追加普請されていると想像出来るが詳細は不明。
崩落箇所も多く、ろくな調査も出来ない状況である。
南曲輪だけ見た7月3日(ほぼ、下見)に続いて、
今回7月8日、本城域全てを見て回った。
南側の街道を取り込み、横堀を施して上部から監視できる。
正面に枡形虎口がありその上部が尾根頂上部。
尾根頂上部に、大手曲輪とも言える南曲輪があり、尾根は東西に堀切を施して分断している。
大手曲輪の北側を横堀で分断し、北側の尾根と隔てる。
北側の尾根は極細で人一人しか通る幅が無い。
左右を切って土橋となし、3~4m程度の曲輪がある。
さらに北に細尾根があり、同じ程度、もう少し小さな曲輪がある。
この曲輪の正面に主郭の城塁が聳えている。
コレかっこいい。
主郭とはがっつり堀切で切られている。
南曲輪から堀切まではおよそ117m。
主郭は東西23m程。幅5~6m程か。
西側と南側に土塁が残る。南側の土塁からは、南の堀切、虎口が見え、東の道も見下ろせる。
北側は絶壁。
北に崩落した屏風岩が一枚見える。
日の出AEON MALLが目の前に見える。
主郭手前の堀切から東側に道がつけられて、東にある出丸へ通じる。
こちらも細尾根で北側は崩落が激しい。
尾根上は崩落の危険があるのだが、南面に巻道が付けられている。
出丸は頂上部は大して削平は綺麗では無いのだが、南側の腰曲輪は綺麗。
出丸の東側は枡形虎口らしい。
その直ぐ東側に土橋。
何れにしても細すぎる尾根で崩落もしているので、自然なのか人口なのか判断は難しい。
北東方向に尾根が河原まで降りて行けたはずなのだが、駐車場が眼下にあり、降りて行けなかった。
藪過ぎて道が無い。藪の崖をロープを使えば降りられない事も無さそうだが、諦めた。
変に道を迷うよりは、もう一度来た道を、
もう一度遺構を見てから同じ道を下山した。
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