記録ID: 849932
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ハイキング
九州・沖縄
脊振山 三百名山
2016年04月01日(金) [日帰り]


体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- 00:14
- 距離
- 0.6km
- 登り
- 63m
- 下り
- 44m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
自衛隊基地の柵に沿って歩く |
その他周辺情報 | 山頂付近駐車場にトイレあり |
写真
感想
天候が悪いので移動を兼ねて通過点の脊振山に登る。
全山縦走する人も居るようですが最短ルートで登る。
8合目以上は濃いガスに覆われ視界は10M程度で何も見えず。
脊振山系一帯は、古くは霊山として多くの修行僧が暮らす山岳密教の修験場であったため、その痕跡が多数みられる。「脊振山」は江戸期までは山系一帯にある坊の総称であった。現在の脊振山山頂は「上宮獄」と呼ばれていた。
隣山である千石山の中腹(佐賀県側)に今も残る霊仙寺跡(現・吉野ヶ里町文化財)は脊振山中宮に当時あった中心的な坊の一つである。
脊振山頂には脊振神社の上宮があり、弁財天がご神体として祀られている。五穀豊穣の神として、肥前や筑前の農民の信仰を集め、現在も参拝者が多い。
なお、霊仙寺跡付近は、栄西が中国よりお茶の種を持ち帰り日本で初めて栽培し、日本の茶の栽培の発祥地とされる。霊仙寺跡よりしばらく歩いた、佐賀県側の西にはサザンカの自生北限地があり群生している。
1693年(元禄6年)には山頂付近で筑前・肥前の国境争いがあり、幕府の裁定が下る。
太平洋戦争後の占領下、緊張が増す朝鮮半島を臨む立地の良さから米軍のレーダー施設レーダーサイトが山頂に建設され、その関連施設が南側尾根に沿って建設された。これらの施設は航空自衛隊に移管され脊振山分屯基地として現在に至っている。福岡県(福岡市早良区)と佐賀県(神埼市)の県境にある最高峰として、その立地の良さから警察庁や新聞社の通信施設がある。
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