西山谷
兵庫県
おにぎりの友
体力度について
- GPS
- 08:38
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 878m
- 下り
- 868m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 8:32
| 天候 | 晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
六甲山系の最難関コースに入る沢になります。昭和時代ではハイキングコースとして、それなりに明瞭な道だったようで、名残を感じるレトロな案内板も残っています。今は所々崩落が現在進行系で進み、不安定で不明瞭なルートが続き、緊張感も出てきます。今回当方2回目の入渓でしたが、第七堰堤を通過後、踏み跡を見失ってしまい、しばらく彷徨ってしまいました。 しかしながら、神秘的で美しい滝が幾度も現れ、濡れながら滝を登ったり、堰堤を高巻きしながら自然のアスレチックも楽しめます。 一度入渓すると戻ることはとても困難になりますので、安全対策の上、沢遡行に慣れた方とご一緒に行かれることを推奨します。 |
| その他周辺情報 | 阪急六甲駅徒歩5分ふじ温泉あり。 |
写真
赤い岩場を斜めに大胆に流れています。
右側から2段目テラスまで登り…
踏み跡に沿って、第七堰堤を離れ、トラバースしながら隣の支谷へ向かいます。
こちらの堰堤まで来れたものの、沢に降りれそうな踏み跡が見当たらず。もう少し高巻きするのか？とまた踏み跡らしき跡を登りますが、途中で消えてしまい、行き詰まりました。
結局第七堰堤右側の大岩赤い→ペイントまで戻り、トラバースしつつ早めに沢へ降りる→左岸へ渡渉→高巻き→沢へ降りると、こちらのステップラダー堰堤にたどり着きました。
左側にロープあります。
愛情の滝。前回は右側の険しいルンゼから登りましたが、今回は左側より高巻き。後方から来られた男性ハイカーさん（後日、西山谷に精通されているレジェンドハイカーさんだったと知りました！）、当方撮影中にスムーズに左高巻きされましたので、見習って登っていきました。
また、買い物帰り風のファッションの女性ハイカーさんにも出会い、クロックスから登山道に履き替えて、こなれた感じで足早に愛情の滝から遡行されて行かれました。凄すぎます…！
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前回は右側の険しいルンゼから登りましたが、今回は左側より高巻き。後方から来られた男性ハイカーさん（後日、西山谷に精通されているレジェンドハイカーさんだったと知りました！）、当方撮影中にスムーズに左高巻きされましたので、見習って登っていきました。
また、買い物帰り風のファッションの女性ハイカーさんにも出会い、クロックスから登山道に履き替えて、こなれた感じで足早に愛情の滝から遡行されて行かれました。凄すぎます…！
大きな滝のラストはチョックストーンの滝。右側から登る方もいらっしゃるそうで見学しましたが、自分にはとても登れそうにありません。ラクダの背中みたいにコブが大きく、つかみどころまで手が届きなさそう。左側手前より巻きました。
右側から登る方もいらっしゃるそうで見学しましたが、自分にはとても登れそうにありません。ラクダの背中みたいにコブが大きく、つかみどころまで手が届きなさそう。左側手前より巻きました。
油コブシピーク下の展望広場にてランチ&カフェタイム。青空の下、暑すぎず快適に休憩できました♪疲れた後の山珈琲にリカバリーしてもらい、鶴甲からの灼熱ロード歩きにも耐えれました（笑）
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疲れた後の山珈琲にリカバリーしてもらい、鶴甲からの灼熱ロード歩きにも耐えれました（笑）
装備
| 個人装備 |
mont-bellサワーシューズ、ヘルメット、mont-bell膝当て&ニーガード、WORKMANシェルジャケット、ヘッドライト、ホイッスル、手鏡、手袋、靴下、ファーストエイド、常備薬、紙地図（六甲山系詳細地図、手書き遡行図）、コンパス、サングラス、モバイルバッテリー、着替え一式、テンピークス530mlボトル、シェラカップ、マグカップ、ハイドレ2?、携帯トイレ、防水スマホポーチ、防水ザックカバー、フレンチプレス、HARIOコーヒーミル折りたたみテーブル、敷物
|
|---|
感想
昨年11月に初めて行った西山谷へ、今年初めて遡行してきました。渦森台住宅地から離れ、登山口に入った途端に蒸し暑さが消えて快適に。出会う滝の水量もたっぷりで、小滝の岩場は3点支持で登れるところはトライして水浴びも楽しみました。ふるさとの滝では昨年はなかった黄金の塊オブジェのような巨石が落ちていました。両側高い岩壁に挟まれて、独特の雰囲気ある滝ですが、長居はせず足早に通過。西山大滝では右側より2段目テラスまで登り、ビビリつつも山友さんに続いて大量の滝水を全身に浴びながら左側へ横断、興奮と大笑いが止まりませんでした。その後落口へ移動する際、少し滝側へせり出した岩場あり、また濡れて滑りやすく、今回最大の慎重ポイントを恐る恐る通過しました。
第五堰堤手前の左側垂直壁の鎖場では全身を支える腕力も必要で、昨年より重量増加したボディを反省しました。
石積式スリット第七堰堤では昨年堰堤の先をも越えてルートミスした為、用心して踏み跡たどって行ったのですが…沢に降りるポイントが分からなくなり、一旦来た道を戻る、を繰り返してウロウロしてしまいましたが、沢に降りる踏み跡がわかり、左岸へ渡渉し、無名の堰堤を右に高巻きし、ステップラダー堰堤に辿りつき、左側から登ってクレソン群生を見れて安堵。山友さんと一緒だったので、冷静さを保てて助かりました。
左へカーブするガレ場は落石の巣のようで早々と行動。その先に現れたソーメン滝の右岸岩壁には沢山のイワタバコが開花していました。
愛情の滝ではこなれた男性ハイカーさん、別に単独で買い物帰り風ファッションの女性ハイカーさんが追いつかれ先行していただきました。こちらの高巻きも難所で、今回は先行者に見習い、愛情の滝のプレートがある左側へ高巻きしました。
フォロワーさんが登られたチョックストーン、どうやって取りつかれたのかな〜と興味深く観察しましたが…丸っこい巨岩の積み重ねに見えて、へばりついても落っこちそう、登りきられて凄いな！と感心しました。
やがて緩やかで流れも細くなり、橋が見えたところの分岐より熊笹藪漕ぎして脱渓。
油コブシへ移動し、見晴らしの良い広場にてランチ&カフェタイムで反省会。日当たり良好でしたが、意外と涼しく汗も乾き、しっかり体を休めることができました。
六甲駅近くのふじ温泉まで歩いてゴール。さっぱり快適になって電車で帰宅しました。
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