久し振りの音羽山


- GPS
- 04:01
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 537m
- 下り
- 529m
コースタイム
- 山行
- 3:53
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 4:02
天候 | 快晴酷暑 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
道は明確、安全な情況 |
写真
感想
こう暑いと、毎日家でクーラーの中でボーっとしているだけではボケそうだ。そこで音羽稜線を歩いてみようと思い、暑い中だが9時すぎに家を出た。国道1号までの緩やかな登りは何ともないが、ここから名神を越える傾斜はシンドイのだ。大汗を掻いて名神の橋の上では風が吹いていて気持ちがいい程だが、汗は消えない。
膳所尾根(勝手に命名)の末端部は物凄く蔦藪が繁茂して、害獣防護柵が判らないままあぜ道のような狭い道を進むと右に小さな池が現れた。これは違うと戻るが、害獣防護柵は何処へ行ったのか?探すのもあほらしいので、そのまま池脇を進むと貯水施設が増設工事完了間際らしい。その脇を膳所尾根に向かって、道なき斜面を下草が無いので藪漕ぎせずに済むからと息をきらして登ると登山道があった。菅原神社を過ぎた先に出たらしい。樹下の道は太陽のギラギラを遮ってくれていて、涼しい程なのがいい。
昔、膳所の山を愛する会とかいう集まりがあって、休日には沢山の子供連れがワイワイしてたのだが、今や時代の波なのかすっか施設も撤去されて何もない情況だ。そしてこの稜線には月見亭なるベンチがあったのだが、今や跡形もなく、それが何処にあったのかも皆目わからないのである。
あればそこで、一服と思っていたのであるが・・・・。
この膳所尾根は緩い傾斜の上り易い尾根である上に樹下のコースでもあるので、夏でも太陽の陽ざしは一切受けない素晴らしい所なのだ。そんなジリジリを受けない山道では沢筋からの風が少し吹くだけでスーッと涼しくなるのである。鳴滝不動への分岐を過ぎて、若葉台の観音口バス停分岐に来ると、観音口への踏み跡が殆ど判らなくなり、表示もなくなっていた。そしてここは、竜神池への分岐でもあるのだ。竜神池は鳴滝不動の修行滝のため池なのだ。鳴滝側に土手が作られてエメラルドグリーンの水がためられているのだが、流れ込む沢はないので雨水だげが供給元のはずなのだ。
今日は竜神池へのお詣りは割愛して稜線へ進むことにして、深い樹間の森を進むと左から踏み跡が見えた。これは国分トレイルと銘をうたれたちゃんとしたコースなのであるが、多くのハイカーが好んで歩いていないからか、踏み跡は乏しいのだ。昔何度か歩いて、藪や木々を鋸で切ったりしたのだが、今やどうなっているだろうか?
徐々に樹林の高さが低くなってきて、足元が悪い岩の多い道になると傾斜も増し来るが、稜線は間近かだと言い聞かせながら傾斜の増した歩きにくい道を進むと、樹林の中のトラバース状となり先の方が明るくなった。そこが膳所尾根と音羽稜線の分岐である。
ここから、急傾斜の階段状を登り、次のピークが牛尾観音への分岐となるが、パノラマ台展望地までもう一息頑張った。しかしながら、この展望台の周囲の木々が繁茂していて、近江大橋や名神などが見えにくくなってい来ていたのだ。何とかしないと、その内に見えなくなってしまうだろう。
此処まで来れば、音羽山頂はもうすぐだと、残りの登りも歯を食いしばって進むとあっさりと山頂だ。だが、今日は周囲がごく薄い靄のようなものが掛かって、はっきりとは見えないのが残念だ。此処でも木々が大きくなってきて、琵琶湖や山科や京都の町は見えにくくなってきている。
先客のいる音羽山を離れて、東海自然歩道からBBC・大津駅への尾根に入り、ここも緩やかな樹下の道であることに感謝しつつ快適に歩いた。
何時もは、大津駅への長い尾根を歩くのが多かったが、今日は膳所駅への道、即ちBBCへの分岐から右折して鉄塔ピークへ下って、更に鉄塔から左折でBBC脇に下山した。鉄塔からBBCまでが思っていたより長い下りでGPSを確認しながらであった。ここまでが、樹下の道であったのの対して、ここからはコンクリのヒカゲのない太陽ジリジリの道だ。ふらふらになりながら、膳所駅裏の国道1号まで下山してきた。このまま京阪電車に乗るのは身体中のぐしょ濡れを考えていると、すぐそばに喫茶店があってビールの看板がある。これだ、と店に飛び込んで生ビールを飲みほして、ホッとしたものだ。この暑い中の運動に対するご褒美とした。
”一人”
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