暑さMAX六甲山定番コースちょっとアレンジ


- GPS
- 04:31
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,171m
- 下り
- 844m
コースタイム
- 山行
- 3:42
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 4:30
天候 | 晴れ。猛暑。16時前27℃@六甲最高峰トイレ |
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過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り)神戸電鉄有馬線・有馬温泉 有馬温泉からは西宮北口駅行きのさくらやまなみバスも出ている。1本/時間だけどお住まいによっては安くて速いかも。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし。東お多福山と黒岩谷西尾根の上部は濃い目の藪。いちばん深いところで胸くらいまで。黒岩谷西尾根は花崗岩じゃないザレ。東六甲でよく見る砂色の平行六面体の砥石みたいなやつです。 |
その他周辺情報 | 有馬温泉。飲食店や土産物屋も多数。でも駅ナカにあったお土産物コーナーはなくなっていた。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
タオル
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感想
先週京都市街の吉田山と鴨川の河原をを歩いて、木陰で風が通れば十分涼しい、標高とか気にせず行きたい山に行こう!という悟りを得た私ですが、今近場で一番気になっている山はスキー場の山だったのでした。前提が合致していない、ということでその山はやはり秋に残して、盆休み向けの山用アイテムを土曜に購入、日曜に慣らしで六甲山の芦屋ロックガーデンから有馬温泉という定番コースを歩いてきました。ヤマスタのスタンプラリーも新しい2025年版に切り替わっていますし。
もっとも前日夜更かししたせいで早起きできず、芦屋川駅スタートは12時半。一軒茶屋でかき氷を食べたいなーと思っていたのであまり早く出てもまだ開いていないかもしれないし始発じゃなくてもいいやとは思っていましたが、それにしても遅すぎます。高座の滝に向かう途中でも続々と下山してくる人とすれ違い。「こんな時間から登るの」と思われてそうで気まずいです。まあ行動時間的には問題ないはずですが。
高座の滝から数え始めて雨ヶ峠まで30人あまりとすれ違い。追い抜き追い抜かれはゼロ。いやあ当然とはいえ暑いですね。何度途中で帰ろうと思ったことか。風吹岩あたりまでたどり着くとそれなりに風が通りますし、傾斜もしばらく緩んで一息つけました。
雨ヶ峠では数人休憩中でしたが、その先の東お多福山と黒岩谷西尾根は全くの無人でした。時間帯と藪のせいですかね。夏の東お多福山は割と藪がひどいのは経験済みだったので直前に虫除けをスプレーして突入。SFTS怖いですしね。黒岩谷西尾根は途中までは木陰もあってでも尾根筋でそこそこ風が通っていい感じでしたが。七曲で登ろうと思うと土樋割峠から少し下らないといけませんし、今日は時間が時間なので大丈夫でしょうが人気のコースなので人も多いですし、こっちのルートの方が好きです。『六甲山系登山詳細図(東編)』でも新版からルートに加わりました。黒岩谷も涼しそうですが上部はやっぱり藪なのと、私にはまだちょっと覚悟がいるので、思い立ってフラッと行くにわけには。
一軒茶屋までたどり着いたので何をおいてもまずかき氷を註文。火照った体に沁み渡って最高です。店内の空調は扇風機しかないのですが全然気になりませんね。至福のひと時でした。我ながら安上がりでいいなあ。だいぶクールダウンできたので最高峰に向かって手前の四阿で順序は逆ですが持ってきたパンで昼食。私しかおらず日陰独り占めです。総菜パンの塩味も沁みます。
休憩していると5,6人のグループが頂上に登っていってじきに下りてきました。四阿前の展望ポイントで撮影したりしていたのですが、その中のひとりに下山するにはどっちに行ったらいいのかと訊かれました。アジア系たぶんベトナム人のグループ。どこに降りたいのか尋ねると「スタートポイントの有馬温泉」というので有馬温泉から登って来て帰る道が判らないはずはないと思いつつ、確かに軽装なので表六甲から登ってきたようには見えません。ともかくここの坂を下ってトイレの右の石畳の道を行けばいいと教えてあげました。
それから私は先に出たのですが気になったのでさっと登頂して北側の階段をトイレに降りてしばらく待ってみたのですがやって来ません。もう下山を始めたのかなと思い私も魚屋道を下り始めたのですが、登ってくる1人とすれ違っただけでとうとう稲荷神社への分岐までにそのベトナム人?グループには追いつきませんでした。結構速足で歩いたので先行してたら追いついたと思うのですが。まあ「魚屋道」と復唱もしてくれましたし道標にはローマ字も併記してあったので大丈夫だと思います。私「麓まで1時間くらい」と言ったら、相手「4kmありますけど本当に1時間で?」私「…1時間半」相手「(笑)」なんてやり取りもあったりしてちゃんと下調べしてるみたいでしたし。たぶん四阿か一軒茶屋で休憩していたのでしょう。でもまあ帰って来て六甲山で遭難のニュースがないか調べる程度には気にかかっていたので、それくらいなら一旦坂を一緒に下って指差して教えてあげればよかったかなと。こういうのも道間違いに気づいたけど登り返すのが億劫だったのでつい下ってしまった、と同根でしょうか。不測の事態にも悠々対処できるだけの心と体力と時間の余裕が欲しいですね。
有馬温泉ではとりあえず駅に向かったらちょうど電車が出るところだったので飛び乗って帰途につきました。有馬の町は日曜夕方というのに結構観光客で賑わっていました。商店もまだ開いています。最近は素泊まりや朝食だけの宿泊プランもあるのだとか。温泉旅館も人手が足りないので助かるそうです。確かにこんな風に晩ご飯を食べられるところがあればそれも悪くないですね。
帰りは新開地を経由したのですが、谷上から神戸市営地下鉄に乗り換えた方が安かったです。高い地下鉄に乗り換えて3回初乗りを払うよりは遠回りでも2回乗換の方が、と調べもせずに思ったのですがさすがに遠回り過ぎましたか。六甲山を市ヶ原の下で抜けるか、菊水山で抜けるかの違いなのでどっちにしても大回りですが。さくらやまなみバスが一番近道で安いのですがまだ乗ったことがないのです。いずれそのうち有馬温泉観光で時間を調整して乗ってみたいと思います。
山行の内容としては、昼過ぎにスタートしておいて自業自得ですがとにかく暑かった!でも汗はかくものの熱中症の気配はなく暑熱馴化がちゃんと進んでいるようです。以前冬場に六甲山タイムトライアルに挑戦したことがあり、その時は芦屋川駅から七曲を通って最高峰まで1時間50分だったので、暑さとかザックの重さとか東お多福山経由とか不利な条件は色々あるもののまあ2時間半くらいかなと事前に見積もっていましたが、一軒茶屋までで2時間35分でした。でも登り始めてみると度々足を止めてしまったのでそれにしては早く着いたかなという印象。CTも0.5〜0.6でしたし。あとは荒地山分岐からゴルフ場までのちょっと岩がちなエリア(ハイシーズンに初心者がよく詰まっているところ)あたりでちょっと足を捻ってしまい、それは別に後引くこともなく大丈夫だったのですが、荷物が重めだったのでミドルカットの靴がよかったかなと思ったり。まあミッドカットでもよく捻ってますけど。新しいアイテムも試して問題ありませんでしたし、あとはお盆休みの遠征に向けて好天を祈るのみです。
〇今日のヤマスタチェックポイント
●高座ノ滝●風吹岩●東お多福山●六甲山最高峰●有馬温泉 太閤橋
(以上全部、六甲山スタンプラリー「東六甲縦走2025」)
●六甲山最高峰(日本百低山スタンプラリー〈関西エリア20山〉)
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