月山


- GPS
- 07:51
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 832m
- 下り
- 638m
コースタイム
- 山行
- 5:44
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 7:43
天候に恵まれ、たくさんの高山植物と草原・湿原の景色と展望を満喫しました。
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
その他周辺情報 | 前日泊まった月山志津温泉「かしわや」は大変良い宿でした。お料理と翌日お昼のお弁当が美味しく、スタッフの皆さんも親切でリーゾナブルな宿泊料金でした。 |
写真
万年雪である「大雪代」からの雪解け水をポンプで汲み上げ、小屋下の「神饌池」に貯水して利用しているそうです。
感想
宿泊した月山志津温泉「かしわや」の送迎車で姥沢口の少し上まで送っていただく。そこから8分ほどの登りで月山ペアリフト下駅に着く。リフトの運行開始は8:00なので、乗車券販売所に並び30分以上待つ。
乗車券は8:00に販売開始となる。リフトに乗るまでは順番待ちがあり、少し待ってから乗る。
15分の乗車で上駅に着く。そこでストレッチをしてから出発する。少し登ると分岐に出る。左に登ると姥ヶ岳(1,669.8m)経由で月山に登ることになるが、我々は右に進む。
そこからはトラバース状の緩やかな歩きやすい道となる。左の山の斜面には雪渓が見えている。
しばらくすると牛首下の分岐を通る。姥沢口からリフトを使わないで歩いて登って来るとここで合流するようだ。少し歩くとリフト上駅と月山山頂との中間地点の表示がある。どちらまでも1.5kmと書かれている。
この辺りの上には大きな雪渓があるので、雪渓から涼しい風が吹いてくる。また、雪渓から溶けた水が細い流れを作っている。また、この辺りには高山植物がたくさん咲いている。
もう少し登ると、雪渓の上を歩いて登る箇所に出る。リフト下駅では雪渓は危ないのでレンタルアイゼンを借りるようにと勧めていたが、歩くのは10m程度なのでなくても大丈夫そうだ。
雪渓を過ぎて少し登ると牛首の分岐に出る。左からくる姥ヶ岳経由の道と合流する。その先を進んでいくと鍛冶坂の少し急な登りとなる。
登りきった所に鍛冶稲荷神社がある。広くなっているところなので、この辺りが鍛冶小屋跡なのだろう。脇の方に延命地蔵尊もある。
休憩の後に出発し、登りきると月山頂上小屋の前に出る。方位盤があり、鳥海山、栗駒山、蔵王山、西吾妻山、第朝日岳などが見えると書いてあるが、残念ながら雲が多いので全く見えない。
小屋の先に月山神社本宮が見えるので、休まず前に進む。月山神社本宮に入ると社務所で1名500円の祈祷料をお支払いしてお祓いを受けてから奥に進む。ここから先は撮影禁止と書かれている。小生は2005年10月1日に登っているが、その時は雨の中を登ったのだった。このため、もう一度登ろうと思ったのだ。当時は月山神社でも写真を撮っていたが、今は禁止されているのかと思う。
中に入ると行列が続いていてなかなか進まない。原因は出口手前でお札やお守りを売っていて、ここで渋滞しているのだった。
神社入口まで戻り東側を巻いて進み、山頂分岐で月山山頂に登る。山頂で記念写真を撮る。しかしここは三角点で標高は1,978.1mだ。本当の山頂は標高1,984mだが、立入禁止となっている。月山神社本宮の裏手になっているので、無断侵入を防ぐためなのだろう。
山頂分岐まで下り、昼食とする。昼食は月山志津温泉「かしわや」で作っていただいたお弁当だ。丁寧にパックに包んで入れてあり、美味しいおにぎり2個と魚の甘露煮や卵焼きなどのおかずだ。美味しい。
この辺りから東方面の展望は、遠くは霞んでいて見えないものの、一面の草原とお花畑が広がっている。良い景色だ。
ここから月山八合目まで下る道は緩やかな下りで、石畳や木道だ。
行者返し辺りで1名が転倒し、目の辺りを打ったとの情報が伝わってくる。心配したものの、しばらくして出血も泊まり痛みも和らいだと聞いてほっとする。
13時頃になると佛生池小屋が見えてくる。小屋の東側には大きな雪渓が残っている。小屋に着くと飲み物を販売しているので、小生は栄養ドリンクをいただく。
小屋を出発したのが13:25になり、計画よりも25分遅れている。この調子だと残念ながら、弥陀ヶ原湿原を巡ってオゼコウホネの池に行くのは難しそうだ。
下って行くと正面に月山八合目の月山レストハウスが見えてくる。また、周りには湿原と池塘が広がっている。とても良い景色だ。
弥陀ヶ原の分岐に着き、オゼコウホネの池に行くのは諦め、真っすぐ進む。少し行くと月山中之宮 御田原参篭所に着く。ここでお参りをしてから月山八合目まで下る。
月山八合目に着き、お手洗いを利用してバス停に行く。15:45の発車までまだかなり時間があるが、もう人が並んでいる。発車時刻が近づき乗ってみると我々の中で座れたのは半分くらいで、残りのメンバーは補助席がないので立つしかないことが分かる。
運転手さんにお話しすると、中継地の羽黒山頂で1台バスがいるのでそこからは2台になるので全員座れるとのお話だ。しかし、羽黒山頂までは1時間弱の乗車だ。
羽黒山頂に着いて、鶴岡駅方面に行くバスは17:00発なので、約20分待つ。鶴岡駅前に17:54に着いて解散となる。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する