記録ID: 851416
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積雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良
一切経山〜新隊員訓練のつもりが。。
2016年04月23日(土) [日帰り]



体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 25:59
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 867m
- 下り
- 853m
コースタイム
天候 | 終始快晴(稜線上、山頂は強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
残雪箇所は踏み抜き多い。帰路は登山道が雪解け水で沢と化し、水たまりも泥濘も多かった |
その他周辺情報 | 花月ハイランドホテルの天空露天風呂を日帰りで利用(700円) |
写真
雪解け水を多量に含む火山灰と礫の斜面は、体重をかけるとずぶずぶ沈み込む。傾斜が増すとなまった足が言うことをきかなくなり、両太ももが痙攣気味に。しょうがないので、途中の大岩下でコーヒータイム(防風効果はあまりなく、寒かった)
装備
備考 | 持参したアイゼンは使用せず |
---|
感想
前日の夕方、新人隊員Hから、明日山に行きたいとの連絡があり、どうせなら私も行ったことのない一切経山を目指した。天気は最高かと思ったが、早朝の磐梯吾妻スカイラインはガスが濃い。7時開門の2番手で不動沢駐車場に到着した。出撃準備をしていたら、それまでのガスが嘘のように澄み渡った。
あわよくばシモフリ新道(廃道?)を使う周回をもくろんだが、最初の急登と雪の悪さに閉口し、早々とピストンを決定。黙々と登る。今年初の雲海を眺めつつ、大量の雪解け水を含んで一歩ごとにゆっくりと沈み込む火山砂礫の斜面と格闘しながら、ゆっくりと山頂を目指した。初めて見る魔女の瞳(五色沼)、吾妻小富士はそれぞれ期待を裏切らないすばらしい姿を見せてくれた。
浄土平からのメインルートが規制されており、ほんとに静かな山域を堪能したが、隊員Hとの圧倒的な体力差を自覚した1日でもあった。我々の他にはお2人とすれ違い。うち一人は雪崩遭難の碑を過ぎたあたりで熊の親子と対面してしまい、引き返してこられた(激写した写真を見せて頂いた)。その他は、家形山に登られた方もいた模様。下山後、高湯温泉で白濁の源泉かけ流しを堪能した。
ふもとはもう夏模様。そういえば、今日はほとんどムシにも悩まされずラッキーだった。いよいよ雪がなくなり、夏山となる。GWはどこにいこうか。。
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コメント
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KaSさん。こんにちは❗
1番手で家形山に登ったものです。(^-^)
やっぱり熊が出たんですね。私も、大根森の手前で熊を発見し、熊鈴やホイッスルを鳴らして追い払ったのですが、聞こえていたでしょうか?
今回は、兵子まで行って見ようと思っていましたが、家形山の先でも、また、熊の気配を感じたので、引き返しました。(>_<)
瞳ちゃんより、熊さんの方が先にお目覚めだったようですね。(^-^)
昨年4月23日にも家形山に登りましたが(レコあり)、今年は、すでに雪の状態が悪くなっていたようです。
FUKUSIMAさん。はじめまして。
コメント有難うございます。
駐車場で登山口教えて頂いた後、全く追いつけませんでした。トレースがなくなったと思ったら、家形山トップに颯爽と現れるのを確認しました。さすがに俊足ですね。
大根森手前で熊鈴が鳴り響いていたのは思い出すのですが、私自身はいっぱいいっぱいで登っていたので、熊のことなど?気づく余裕がなかったようです (^^ゞ
家形山斜面のトラバースも悪い残雪をキックステップでの確保に夢中で周囲に気を配る余裕がありませんでした。そんな時にやつらと遭遇対峙したら五色沼への滑落ジャンプは免れませんね。もう少し余裕をもって登れるようにトレーニングしなければ。。
西吾妻山にも行ってみたいと思っています。またお会いした時は、よろしくお願いします。
初めまして
今季、氷解する五色沼を見るべく、足を運んでる者です。
今週は、絶対、融けているはずと思いながら、レコを拝見してました。
五色沼!まだ氷の下だったんですね。どんだけ厚い瞳なのか・・・
熊さん情報も非常に参考になります
本当にありがとうございました
bono2さん、1週間前にシモフリ新道を攻略されていたんですね。
すごいレコの詳細を改めて拝読して、私には無理であったことを再確認しました (^ ^;
私の実家も秋田にあります。当時、毎日のように見ていた太平山。仙台に来てからも数回、帰省の折に登っています。雨の宝蔵コース鎖場を結構緊張して通過したことを思い出します。
魔女の瞳が輝くのはもうすぐですね。今後のレコも楽しみにしています。
KaSさん初めまして、ん?二度目まして?
恥ずかしながら私はヤマレコ見るだけユーザーでして、皆様方の山行を参考にさせて頂きながらウロウロしております。
その節は日頃からお世話になっているヤマレコユーザーさんとは知らずにロクに挨拶もせず失礼いたしました。
更に、的確な高湯温泉情報を持ち合わせてなくてスイマセンでした。
隊員Hさんにもよろしくお伝え下さいませ。
それから例の熊さんの写真(ボケボケでしたが・・・)ですが細々と営んでいる我ブログに載っけてみました。退屈でしたらご覧頂けると幸いです。
http://hukushimaniumarete.blog.fc2.com
宣伝的なコメントになってしまい重ねてスイマセン。
再びどこかで会える日を楽しみにして居ります。お邪魔いたしました。
anohinokazeさん、大根森では貴重な情報を頂き、有難うございました。
おかげ様で、あの後、迷わず天空露天風呂に直行でき、白濁の源泉かけ流しを堪能できました。
ブログ拝見しました。熊さん、はっきり写っていますね。時間的に私たちが通過した時は、母熊と小熊のちょうど間に位置していたのではないか、と、今さらながらぞっとします。
熊さんのためにも周囲に気を配る余裕をもって登ろうと思います。
紅葉時の瞳も素晴らしいですね。またぜひ行きますので、その節はよろしくお願いします。
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