夏でも寒い？「御嶽山」

2025年08月03日(日) 〜 2025年08月04日(月)

• GPS: 14:56
• 距離: 18.7km
• 登り: 1,825m
• 下り: 1,839m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:13
• 休憩: 0:32
• 合計: 5:45

距離 7.1km 登り 1,295m 下り 223m

5:15 黒沢口六合目・中の湯
5:40 5:46 日野小屋跡
6:05 6:06 飯森小屋(八海山支店)
6:20 6:25 黒沢口七合目・行場山荘
7:38 7:39 女人堂
7:39 黒沢口八合目
8:53 9:04 石室山荘
9:11 9:12 覚明堂休泊所
9:18 二ノ池・頂上・黒沢口分岐
9:23 9:28 黒沢十字路
9:46 御嶽頂上避難シェルター
9:52 9:56 御嶽山
9:57 剣ヶ峰山荘
10:08 御嶽教御神火祭斎場
10:14 八丁ダルミ
10:17 10:18 王滝頂上
10:22 八丁ダルミ
10:28 10:29 御嶽教御神火祭斎場
10:46 黒沢十字路
10:57 10:58 二ノ池山荘
11:04 二の池ヒュッテ

2日目

• 山行: 7:59
• 休憩: 0:35
• 合計: 8:34

距離 11.6km 登り 530m 下り 1,616m

6:34 二の池ヒュッテ
6:52 賽ノ河原
7:04 7:05 白竜避難小屋
7:06 三ノ池乗越分岐
7:19 7:20 摩利支天乗越
7:22 摩利支天乗越展望台
7:38 7:44 摩利支天山
8:02 8:06 摩利支天乗越展望台
8:10 8:16 摩利支天乗越
8:38 8:39 五ノ池
8:43 8:44 五の池小屋
8:45 飛騨頂上
9:21 継子岳
9:36 9:41 継子岳２峰
10:02 10:03 四ノ池渡渉点
10:25 三・四・五ノ池分岐
10:43 三ノ池
10:48 開田頂上（三ノ池避難小屋）
10:53 10:54 三ノ池
11:11 11:12 巻道の三ノ池分岐
11:36 三ノ池乗越分岐
11:37 白竜避難小屋
11:45 11:46 賽ノ河原
12:19 12:20 二ノ池山荘
12:32 12:33 二ノ池・頂上・黒沢口分岐
12:38 覚明堂休泊所
12:43 12:51 石室山荘
13:35 13:36 女人堂
14:19 黒沢口七合目・行場山荘
14:30 飯森小屋(八海山支店)
14:43 14:48 日野小屋跡
15:14 15:15 黒沢口六合目・中の湯
15:18 ゴール地点

天候

1日目 3日日曜日
曇り時々雨
西の風　0〜2m
視界は悪い
11時頃から夜にかけて　断続的に雨が降った
雷は無かった

2日目 4日月曜日
晴れ時々曇り
西の風　0〜5m
視界は良いけど雲が多い
稜線では薄い上着がないと風で寒い

標高1800mの登山口駐車場で前泊した朝方　15℃以下になって寒かった

アクセス

利用交通機関：

自家用車

御嶽山中の湯登山口の駐車場を利用した
トイレ有り
休憩所は施錠してあった

24時間営業のコンビニは　国道19号沿いに有り35kmくらい離れている

コース状況／危険箇所等

中の湯登山口(黒沢口)から　二ノ池ヒュッテ(二ノ池新館)に一泊して御嶽山に登った
主なピークと池を一通り巡った

登山道の刈払いなど　整備が良く　道標完備
ゴロ太やザレなど浮き石が多い
八合目付近まで木材を駆使した階段が続く

女人堂(八合目)と三ノ池をつなぐ道は通行止め

登山口(六合目)からシラビソなどの針葉樹林で女人堂(八合目)を過ぎると森林限界を越える　木陰を期待できるのは八合目まで

剣ヶ峰と大滝頂上周辺は　ヘルメット推奨だが着用率は6〜7割くらい
同じく　長時間の滞在を避けるよう案内されるが　普通の山頂同様　お湯を沸かしてお茶や食事する人も結構いる
新しいシェルターが六基ほど有る

二ノ池ヒュッテ(二ノ池新館)は　建物はクラシックだが　ホスピタリティに富む
食事も良し　アルコールの種類も豊富

その他周辺情報

木曽福島方面に移動して　二本木の湯を利用した　680円
黄土色の薄濁りの湯を掛け流す
泡付き豊富

写真

8/2 18:12

中の湯登山口駐車場で
車中前泊
土曜日夕方で数台
日曜日朝5時で10台

8/3 5:16

明けて　歩き始める
駐車場にトイレ有り
休憩所は施錠してあった

8/3 5:48

丸太や角材に倒木
木材を駆使した階段が続く
古い石標は
山頂までの距離を示す

8/3 6:06

飯森山荘(八海山)は戸締り中
というか廃屋状態

8/3 6:18

ロープウェイの道と
合流する
すぐ上に行場山荘が有る
朝は閉店
下山時には開店していた

8/3 6:24

油木美林遊歩道分岐
だいぶ下から続いている

8/3 6:35

チゴユリかナルコユリか
秋の風情

8/3 6:52

イチヤクソウ

8/3 7:05

この実は？

8/3 7:10

これは
ブルーベリー

8/3 7:37

八合目女人堂
講の人が休んでいた
空は完全に曇り

8/3 7:38

イワギキョウ

8/3 8:17

一瞬　霧が晴れて
山頂付近を見上げる
八合目から

8/3 8:31

オンタケのオンタデ開花

8/3 8:58

九合目石室山荘
中を通り抜けてと
書いてあった
大峰の茶屋みたいだ

8/3 9:09

すぐ上に覚明堂が有る
ゴロ太の道が激しくなる

8/3 9:22

黒沢十字路
剣ヶ峰(山頂)と大滝頂上と
二ノ池方面に分かれる
剣ヶ峰に向かう

8/3 9:47

山頂目前
石段を登れば

8/3 9:49

御嶽山(剣ヶ峰)　山頂

8/3 9:51

御嶽山　山頂
左後ろは一ノ池
右下は二ノ池

8/3 9:50

二ノ池畔の二ノ池山荘(本館)
噴火前は青い水を湛えていた

8/3 9:55

山頂直下の
コンクリート製シェルター

8/3 9:57

もう一段下がると
鋼製シェルター

8/3 10:08

大滝頂上に向けて
八丁弛を行く
右手の地獄谷は
噴煙を上げている

8/3 10:19

大滝頂上

8/3 10:21

霧が薄くなって
剣ヶ峰を見上げる

8/3 10:26

帰りはトラバース道へ

8/3 10:47

黒沢十字路まで戻った

8/3 10:57

砂漠のような二ノ池畔を歩き
二ノ池山荘(本館)に出る
この後　雨が降りだした

8/3 12:57

雨の中
二ノ池ヒュッテに駆け込んで
初日は早上がり

8/3 12:34

二ノ池ヒュッテ周辺の
アキノキリンソウ

8/3 12:50

チングルマの穂花

8/4 4:52

二日目
二ノ池ヒュッテ
玄関前に日が登る
雲が多い

8/4 6:36

二日目歩き始め
今日は摩利支天と
継子岳と三・四ノ池を回る
雲が多く　西風が強目に吹く

8/4 6:44

霧が動いて
摩利支天が姿を見せる

8/4 6:52

賽ノ河原に下りて
登り返す
霧の動きが目まぐるしい

8/4 7:02

賽ノ河原避難小屋
摩利支天のピークは左奥

8/4 7:03

右手のＰ2897は
ロープで止めてあった
みんなの足跡は付いてるけど

8/4 7:15

ミヤマウイキョウ？

8/4 7:21

分岐は左の摩利支天へ
右の展望台は後で
左は賽ノ河原越しの
剣ヶ峰方面

8/4 7:40

摩利支天頂上
後ろは剣ヶ峰

8/4 7:40

摩利支天の三角点
左後ろは継子岳
右後ろは火山監視機器？

8/4 7:53

オトギリソウ

8/4 7:55

ヨツバシオガマ

8/4 8:04

途中の展望台に寄る
ほぼ晴れ
風が快適

8/4 8:06

展望台から摩利支天
左奥は継母岳

8/4 8:08

展望台から
賽ノ河原越しの剣ヶ峰

8/4 8:18

摩利支天乗越まで戻って
継子岳を目指す
右寄り中央に五ノ池小屋

8/4 8:36

右手に三ノ池を見下ろす

8/4 8:43

五ノ池小屋越しに
摩利支天を見上げる
中央奥に剣ヶ峰が
小さく見える

8/4 8:45

継子岳周辺は
コマクサが多い

8/4 9:21

鉄平石の浮き石の道で
継子岳に着く
北側　飛騨方向はガス

8/4 9:22

継子岳から
右が摩利支天
左奥は剣ヶ峰

8/4 9:32

継子岳の先に進んで振り返る
グリンロープの外は
コマクサの群生地

8/4 9:36

四ノ池越しの剣ヶ峰
右は摩利支天

8/4 10:02

四ノ池まで下りて
流れを渡る
ここが切れる前は
池に水がたまっていた？

8/4 10:24

登り返して振り返る
四ノ池越しの継子岳

8/4 10:27

青い三ノ池
摩利支天の稜線を見上げる
帰りは池畔から登り返す
左奥に剣ヶ峰が覗く

8/4 10:28

雲に浮かぶ木曽山脈

8/4 10:45

開田高原に続く道

8/4 10:46

三ノ池から
八合目女人堂に続く道は
通行止め
やむを得ず二ノ池に登り返す

8/4 10:42

八合目方面は
崩れたところが
3ヶ所ほど
ちょっと通れない

8/4 10:47

三ノ池避難小屋

8/4 11:12

三ノ池から
二ノ池に登り返す

8/4 11:14

イワツメクサ

8/4 11:20

ミヤマアケボノソウ？

8/4 11:21

ヒョウタンボク結実

8/4 11:32

ミヤマダイコンソウ

8/4 12:09

砂漠のような
二ノ池まで登り返した
中央奥に剣ヶ峰

8/4 12:28

左奥に富士山？！

8/4 12:32

右奥は三笠山
田ノ原の登山口だ

8/4 12:36

覚明堂は
営業してないと言うか
廃屋状態

8/4 12:45

石室山荘まで下りた
帰りは外を通った

8/4 13:32

八合目女人堂まで下りた

8/4 13:35

八合目から
遠く継子岳を見る
三ノ池に続く道は
通行止め

8/4 13:38

講の一行とすれ違った
山頂方向を見上げる

8/4 14:18

行場山荘
朝方は閉まっていた

8/4 14:20

ロープウェイは
9時から16時半まで

8/4 15:08

中の湯登山口
まで戻った

8/4 17:09

二本木の湯で汗を流した

撮影機器：

Canon EOS R8 Canon

感想

つうぶう

　民謡　木曽節の中で、夏でも寒い♪と歌われる御嶽山、涼を求めて彷徨った。
確かに涼しい・・・明け方などは寒いくらいだし、風が通る二日目の稜線も快適だった。
ただし　それは一時の邯鄲の夢のごとく、下山すれば　蒸し風呂の現実に引き戻され・・・
週間予報を見ると、しばらく雨模様になって　少しだけ涼しくなりそうで、水不足の地域に　恵みの雨となってくれたらいいと思う。

噴火以来　10年を越えた御嶽山は、山頂周辺に避難シェルターが設置され、ヘルメットを着用する登山者が大多数だった。
それでも　想定噴火口とされる地獄谷周辺、つまり剣ヶ峰と大滝頂上をつなぐ八丁弛登山道は　長時間の滞在を避けて素早く通過するようにというアナウンスも耳に入らないのか？お湯を沸かして食事やお茶に　ゆっくりくつろぐ人がたくさん居るのに驚いた。
危険は他人事と思えるのだろう。


盛夏を迎えるなか、次の山はどこに・・・