記録ID: 8521955
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無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
天国の楽園へ再び「ブナ立尾根〜烏帽子岳〜四十八池」
2025年08月04日(月) 〜
2025年08月06日(水)


コースタイム
【8月4日】
信濃大町駅7:15〜(裏銀阿登山バス@1500円)〜7:50七倉温泉〜(予約タクシー@2600円)〜8:00高セダム8:10→(ブナ立尾根)→14:25烏帽子小屋
【8月5日】
烏帽子小屋6:40→7:15烏帽子岳分岐→7:39【烏帽子岳】7:44→8:07烏帽子岳分岐→【四十八池】→9:27【南沢岳】→(四十八池:コーヒータイム)→10:59烏帽子岳分岐→11:35烏帽子小屋:休憩13:40→14:47三ツ岳:八合目付近→15:30烏帽子小屋
【8月6日】
烏帽子小屋6:30→(ブナ立尾根)→8:42登山口→9:10高セダム〜(乗り合いタクシー@800円)〜七倉温泉(入浴&食事&休憩)13:25〜(裏銀座登山バス)〜14:00信濃大町駅
信濃大町駅7:15〜(裏銀阿登山バス@1500円)〜7:50七倉温泉〜(予約タクシー@2600円)〜8:00高セダム8:10→(ブナ立尾根)→14:25烏帽子小屋
【8月5日】
烏帽子小屋6:40→7:15烏帽子岳分岐→7:39【烏帽子岳】7:44→8:07烏帽子岳分岐→【四十八池】→9:27【南沢岳】→(四十八池:コーヒータイム)→10:59烏帽子岳分岐→11:35烏帽子小屋:休憩13:40→14:47三ツ岳:八合目付近→15:30烏帽子小屋
【8月6日】
烏帽子小屋6:30→(ブナ立尾根)→8:42登山口→9:10高セダム〜(乗り合いタクシー@800円)〜七倉温泉(入浴&食事&休憩)13:25〜(裏銀座登山バス)〜14:00信濃大町駅
天候 | 4日:晴れ 5日:晴れ🌂 6日:曇り🌂 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
・七倉温泉⇔高瀬ダム:タクシー 2600円 乗り合いタクシー@800円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆ブナ立尾根 ・北アルプス3大急登の一つ ・登山口を起点【12】として、標高差約100mごとに番号札あり。終点 の烏帽子小屋が【0】 ・【6】の所からは携帯が通じる。下山時のタクシー予約はここから。 ◆烏帽子小屋 ・天水利用の小屋。今回は降雨が少なく水不足。ペットボトル水は売り切れて濾過した天水を購入するようになっていた(飲用水にするには要煮) ・出かける前に小屋のホームページで要確認。 ・私たちは、1日目の行動水とは別に、2ℓの水を歩荷した。 ◆四十八池 ・烏帽子岳と南沢岳の緩やかな稜線に点在する池塘群。 ・前回の裏銀座縦走の時もここで熊を見かけたが、今回も登山道横に真新しい熊の糞があった。登山者の少ない時間帯には、笛を吹くなど最大の用心を! |
写真
感想
・高校の時からの友人Rさんと、子育てが一段落したころ、裏銀座縦走をした。若かったから毎日の総コースタイムを10数時間に設定。3日目は「野口五郎小屋→船窪小屋」。しかし疲れが出てさほどペースが上がらず、烏帽子岳の山頂も四十八池のまったり時間も割愛して、小屋の門限に間に合わせた。
・「もう一度、あの辺りを散策しに行こうね。」と言いながら、月日は流れ、Rさんは病死。さらに月日は流れ、何十年ぶりに再訪する機会を得た。
・烏帽子小屋に連泊して、小屋を起点に北へ、南へとのんびり散策。
・雄大な景色も足元の花々の小さな営みも、確かな映像として目に入って来る。
・烏帽子岳の山頂に立ち、Rさんの名を大きな声で呼んでみた。ふいに涙があふれて来た。
・四十八池は、一番大きな池が一番澄んで綺麗だ。湖畔の大岩に腰をおろし、周囲の景色を映す湖面を見ていると、ふわっと宙に浮いたような感覚にとらわれる。
・南沢岳の白砂の山頂の周りは這松で縁どられ、縦走路の続きが明瞭ではない。誰かが砂地に靴で付けた矢印。私達二人でその上に石を並べ、雨が降っても消えないように補強して来た。
・小屋に戻り休憩後、野口五郎方面へ。
・こちらのコマクサは色が濃い。タカネスミレも混じって咲いていたが、株数は極端に少なかった。
・下山日の稜線は強風。船窪方面へ縦走する場合は、崩落地の縁を通過しなければならず特に危険。朝のぎりぎりの判断を迫られている様だった。
・私たちは小屋からずっと樹林帯の下山。雨がぱらついていたが風の影響はなく幸いだった。
・縦走の継続を見合わせた者が多かったのだろう、七倉温泉13:25発の登山バスは満席だった。
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たいせつなお友達との思い出の山々を再訪されてこられたのですね。
あらためてタイトルを拝見して天国の楽園に込められたお友達への想いが伝わってきました。
亡くなったRさんとの思い出の地がもう一か所。
剣岳の裏側の「池ノ平」です。池ノ平小屋の前に立つと、眼下に「平ノ池」。見上げると裏劔の日本離れした岸壁がそびえ、「モンローの唇」の形をした雪田から、一筋の滝が流れ落ちています。「池ノ平小屋」まで入るには、何処から入っても最低2日はかかります。もう、私には無理になりました。
ミッドナイトイーグルさんに、お勧めしたい景色です。
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