牛田山を周回（山根口〜尾長山〜中山〜牛田山〜神田山〜見立山〜牛田旭〜二葉山〜東照宮口）【広島市】
広島県
otoh
体力度について
- GPS
- 03:17
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 526m
- 下り
- 527m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 3:09
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 3:18
天神川駅 1409 ― イオン前 1415 ― 矢賀第3踏切 1422 ― 山根口登山口 1441 ― 尾根筋出 1447 ― 尾長山 1500/1503 ― 牛田東口分岐 1510 ― 大内越口分岐 1511 ― 中山 1519/1523 ― 戸坂南口分岐 1537 ― 頂稜二手分かれ 1539 ― 再合流 1542 ― 牛田山 1547/1553 ― 戸坂口分岐 1557 ― 神田山 1606/1610 ― ソファ岩 1612/1614 ― 神田山 1615 ― 林道工事現場脇 1619 ― 牛田総合公園上 1623 ― 見立山 1627 ― 牛田旭口 1635 ― 牛田旭バス停 1637 ― 牛田本町バス停 1644 ― 饒津口 1654 ― グラウンド横で山道へ 1657 ― 二葉山（高射機銃陣地跡）1706 ― 仏舎利塔 1710 ― 金光稲荷奥宮 1712/1713 ― 金光稲荷入口 1721 ― 東照宮入り口 1724 ― 新幹線口（西）交差点 1727
●行動時間
03:18
| 天候 | 晴れ、曇り、小雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
（広島の家〜天神川駅） 天神川駅―山根口登山口―尾長山―中山―牛田山―神田山―見立山―牛田旭口―饒津口―二葉山―東照宮口―広島駅新幹線口交差点 （広島駅〜広島の家） ●登山口へのアクセス ○牛田山エリアの登山口 広島市東区のHP「ハイキングコース紹介」に詳しいので参照されたい。 https://www.city.hiroshima.lg.jp/higashiku/machi/1027611/1007241.html ただし、中にもある「天神峠東口から尾長山」へのコースについては、途中が通行不可となっているようなので注意されたい ○山根口登山口 ・そもそも牛田山一帯には多数の登山口がある。まだ全ては承知していないが、駐車場があるようではないため、バスなどの公共交通機関利用が適当 ・山根口は、JR広島駅から歩いたとしても約15分の距離 ○牛田旭登山口 ・ここも牛田旭バス停から約5分。付近に駐車場は見当たらないが、コインパーキングは複数 （いずれの記述も2024.1現在） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
○天神川駅〜山根口 ・車道歩き。努めてクルマ通りの少ない道を選んだ ○山根口〜尾長山 ・「展望コース」と称するだけのことはあって、中盤では背後や東側の見晴らしを得ることができる。新幹線や在来線の列車も俯瞰することができる ・土尾根と岩尾根が交互に現れる。特段の標示はないが、道筋は明瞭。明らかな分岐には分岐の先に関する案内がある ○尾長山〜中山〜牛田山〜神田山〜牛田総合公園〜見立山〜牛田旭口 ・頂稜の歩き。緩やかなアップダウンはあるが、急勾配はない。牛田山へは連続的な登りとなる。途中では道筋が二手に分かれているが、すぐさま合流する ○牛田旭口〜牛田本町BS〜饒津口 ・車道歩き。天神川からの車道歩きと同様に、なるべく裏道伝いに移動した ○饒津口〜二葉山〜金光稲荷神社奥宮〜天満宮口 ・グラウンドまで舗装路を上がり、グラウンド外側の金網に沿って反時計回りに回り込むと尾根筋に登り道がある。標示は特にないが、樹木名札が頻繁に現れる ・山頂には山名標はない。高射機銃陣地跡がほぼ山頂と思われる （いずれの記述も2025.8現在） |
| その他周辺情報 | ●買う、食べる ○コンビニエンスストア、飲食店 ・街歩き区間にはコンビニが複数ある。飲食店も事欠かない ●日帰り温泉 ・日帰り入浴施設も広島市内にはあるものの、コース近傍にはなさそうだ （いずれの記述も2025.08現在） |
写真
拍手【山根口〜尾長山】
さすがは「展望コース」です
【山根口〜尾長山】
今日は600mクラスはガスの中です
【山根口〜尾長山】
手掛かり、足掛かりははっきりしています
【山根口〜尾長山】
遠く、JRのレッドウイングが走って行きます
【山根口〜尾長山】
【尾長山山頂にて】
標記の過不足がやや気になります
【尾長山〜中山】
いくつもある登山口への分岐点にはしっかりとした標識があります
【尾長山〜中山】
”スズメバチに注意”はこの区間に多数あります
【尾長山〜中山】
【中山山頂にて】
愛され山域です
【中山〜牛田山】
わずか先で再合流しますが
【中山〜牛田山】
【牛田山山頂にて】
金輪島、似島、厳島などを遠望します
【牛田山山頂にて】
【牛田山山頂にて】
まずはすぐに戸坂口方面の道が分かれます
【牛田山〜神田山】
【神田山山頂、ソファ岩にて】
海側が開けています
【神田山山頂、ソファ岩にて】
正面には厳島（宮島）を見ることになります
【神田山山頂、ソファ岩にて】
ここには珍しく標示がありません
【神田山〜見立山】
牛田総合公園のようです。
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【神田山〜見立山】
京橋川、新幹線、遠くには似島も見えます
【見立山山頂にて】
【見立山〜牛田本町BS〜饒津口】
降りきると、こちらも住宅街に残された細い細い自然へのアプローチとなっていました
【見立山〜牛田本町BS〜饒津口】
以前ここから三滝山方面へと歩きました
【見立山〜牛田本町BS〜饒津口】
登るとグラウンドがあり、その右脇から山道が続いています
【饒津口にて】
【饒津口〜二葉山】
右手の奇岩も信仰対象でしょうか
【二葉山〜天満宮口】
請願成就とのこと
【二葉山〜天満宮口】
金光稲荷さんの参道を降りて来たことになります
【天満宮口にて】
よくお詣りに来ますので、今日は通過
【天満宮口〜広島駅】
感想
お盆となったが、最初の日から終日はっきりとしない空模様。途中で雨にあう懸念が拭えない。
明日からの山行き遠征を天候理由で中止したこともあって、せめて今日は山に行きたいところだが、ふんぎりの付かないままにお昼に。天気予報とにらめっこの末、エスケープが容易そうな牛田山近辺を歩くことにした。天神川駅と牛田本町バス停を起終点にすることで、広島市の東側と西側の歩行トレースを連絡するという狙いもある。加えて、今日の空模様ならば、低山とはいえ、暑さにやられる懸念の低かろう。
JR山陽本線の列車に乗り、広島駅東隣の天神川駅で降りる。ここは呉娑々宇山に登ったとき、クルマを置いて行き、山を巡って降りてきたところだ。そのときは、終点の駐車場に辿り着く直前から雨が降ってきて、慌ててクルマに乗り込んだことを記憶している。
今日の空は、雲行きこそ不安げだが、まだ泣き出すには至っていない。とはいうものの、自ずから足取りは急ぎ気味になる。最近らしくなく暑気もない。急いでも汗だらけになることもない。
尾長の住宅街を抜け大内越の街道筋を渡り、「山根口」と称する登山口へ。バナナの房のように、カーブする車道から緩く斜めに分かれている階段道は、両側が開発されて、まるで天の要塞への導きのようだ。神戸にも似たような登山口はあるが、ここはその様が際立っている。
住宅街の中に取り残されたような階段道を登っていくと、途中からは両側に木立が現れ、やがて尾根状の道になる。薄い木立を過ぎると、やや見晴らしが利くようになる。広島貨物駅付近や東側の呉娑々宇山方面がまず見える。やがて露岩上の歩きも織り交ざり尾長山山頂に到着。
山頂からは西側が開けており、眼前には二葉山が構えている。山頂部には仏舎利塔があるので、新幹線からも見分けのつきやすい山だ。さらにその右手には神田山付近が見える。これから歩く牛田山とその峰々が収まるあたりだ。3／4円弧状に連なる山並みを反時計回りに歩くことになる。
尾長山からはいったん下降し、緩やかな頂稜を歩く。道筋は穏やかだが、スズメバチの巣が周囲にあるらしい。何度も「ハチに注意」という掲示が現れる。ハチに遭遇したくはないので、気にしながらも早足で進む。
中山を過ぎたあたりでアブらしき虫にしつこく追われる。二手に分かれるあたりまで、道取りが穏やかなのをいいことにかなりの早足で進み、どうにか振り切ることができた。羽音からアブと推測したが、先に見た「スズメバチ」標記の残響のせいもある。
登山口ごとに分岐が現れるが、いずれにも立派な標示が建てられている。しかし、それらの標示の一部にも明記されているのだが、所有者により通行止めとされているものもあるようだ。残念なことだが、こういった措置が執られるのも、利用する側に問題があることが多いと聞く。利用する側の一人として、そんなことを増やさないよう努めたいものだ。
一頻り登って牛田山へ。峰々の中での最高峰だ。やや広い山頂広場には、地元の倶楽部であろうか、簡易な屋根架かりがあり、椅子テーブルなどが備えられている。山の高さもその歩程の長さも手ごろなだけに、地元には愛されているのであろう。
山頂からの眺望は、西の太田川放水路、二葉山越しに見える瀬戸内海といったところで、平野越しに島々を見ることで多島美に奥行き感が与えられている。
牛田山を過ぎ、さらにいくつかの登山口を分けて進むと神田山。神田山からは、頂稜と分かれてソファ岩と称する展望台がある。1分も歩けば辿り着くそこへと行ってみると、遮るものなく海側の景観を楽しむことができる。
戻って下山方向へ。
一気に高度を落とすと、造りかけの林道脇を抜け、コンクリート舗装された柵垣沿いの道になる。そのまま進むと公園の上端に出る。ここが牛田総合公園のようだが、今日は公園内を抜けるのではなく、見立山を経て牛田旭への下山を目指す。
見立山は、公園からは殆ど水平に進み現れる展望地点で、山頂という気のしない場所だ。二葉山や海側が見える。そこからは一気に下降し牛田旭の住宅街の中へと降り立った。最後はコンクリート製の階段道を降りるが、こちらも登り始めの山根口と同様に、開発された区画の中にどうにか残されていた。
いったんは牛田の街中を進み、今日の目的ポイントの1つ牛田本町バス停へ。このバス停から三滝山に向かって歩いたのだが、その地点と連絡することができた。
今日はここからさらに進んで二葉山を越えて広島駅へと戻ることにする。
二葉山は四方を開発されながらも辛うじて山の風情を残している。それもあってか四方に登り口があり、地元の方々にはよく利用されていることがうかがえる。残念なことは天神峠東口が通行不可となっており、二葉山と尾長山を結ぶルートは遠回りを要することになっていることだ。
そんなことも勘案して、牛田からの帰りに二葉山を抜けることとした。
饒津口からは、いきなり山道の急な登りが始まる。よく登られているのか、急登ではあるがしっかりと足場のある土状態で、道筋も明瞭だ。コースに関する標示は現れないが、樹木の名前はいくつも取り付けられている。それに導かれるように登っていくと、山頂と思しき高射砲台跡に到着した。ここには山名標識はないが、地形的にも明らかな高みとなっている。
いったんその高みを降り、先にある仏舎利塔へ。ここには一度散歩できたこともある。ちょうど小雨を感じたので、眺望を楽しむことは取りやめ下山へ。
奥宮や三狐呂（※神社銘板には“呂”は獣偏“犭”に“呂”となっている）稲荷などがあり、請願成就や出世に御利益があるとなっている。だからというわけでもないが、一つひとつにお詣りしながら降りていく。10分も歩くとお稲荷さんの入り口でもある「天満宮口」登山口に到着。
これで広島駅近傍の山々の周回は終わった。手軽な山だけに、また登山口を変えて歩いてみたいと思った。
補遺：
残念ながら、家に帰ってカメラの中を見ると、途中までの写真を消失していた。こんなことは初めてなのだが、ショルダーバッグという軽装で臨んだことが災いしたようで、バッグの中でカメラのボタンを不幸な自動操作をしてしまったようだ。
それもあって朝から撮った別の写真も全消失してしまった。なんだかとても残念な気持ちになってしまった。
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