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記録ID: 85353
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ハイキング
奥秩父

大菩薩嶺 〜 去りゆく紅葉も美し

2010年11月03日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
03:43
距離
7.7km
登り
485m
下り
488m

コースタイム

上日川峠6:40 - 7:00福ちゃん荘 - 7:52雷岩 - 8:02大菩薩嶺 - 8:51大菩薩峠 - 9:41福ちゃん荘 - 10:22上日川峠

(※ GPSが途中で電池切れのため、最終部分は手修正)
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2010年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
勝沼IC 〜 県道218号 〜 上日川峠
コース状況/
危険箇所等
■登山ポスト: 上日川峠のロッジ長兵衛の休憩所にあり

■コース状況:
 全体に特に問題箇所なし
 福ちゃん荘からは大菩薩峠へ向かう方が傾斜は緩やかで登りやすいだろう
 唐松尾根はやや斜度がきついが、より早く富士山、南アルプスの展望を得られる

■日帰り湯:
 裂石に「大菩薩湯」があるが、今回は少し遠回りして評判の「ほったらかし温泉」へ
 「あっちの湯」「こっちの湯」それぞれ700円
 富士山と甲府盆地を一望できる露天風呂はぜひ晴れの日に
日が差し始めた林の中を歩き始める
2010年11月04日 13:13撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/4 13:13
日が差し始めた林の中を歩き始める
散り残った葉に光が射し込む
2010年11月04日 13:13撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/4 13:13
散り残った葉に光が射し込む
福ちゃん荘で唐松尾根の方へ
2010年11月04日 13:13撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/4 13:13
福ちゃん荘で唐松尾根の方へ
木立の間から南アルプスが見え隠れする
2010年11月04日 13:13撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/4 13:13
木立の間から南アルプスが見え隠れする
30分ほどでザレた急な斜度の道になる
2010年11月04日 13:13撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/4 13:13
30分ほどでザレた急な斜度の道になる
木立を抜けて振り返ると富士山と南アルプスの大展望
2010年11月04日 13:14撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/4 13:14
木立を抜けて振り返ると富士山と南アルプスの大展望
稜線近くはススキの原
2010年11月04日 13:14撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/4 13:14
稜線近くはススキの原
雷岩からの富士山と大菩薩湖
富士山の手前に三ツ峠山と黒岳
2010年11月04日 13:14撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/4 13:14
雷岩からの富士山と大菩薩湖
富士山の手前に三ツ峠山と黒岳
登って来た道の方には南アルプスの山々
2010年11月04日 13:14撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/4 13:14
登って来た道の方には南アルプスの山々
頂上近くの水たまりには厚めの氷が
2010年11月04日 13:14撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/4 13:14
頂上近くの水たまりには厚めの氷が
大菩薩嶺の山頂には特に展望はない
2010年11月04日 13:14撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/4 13:14
大菩薩嶺の山頂には特に展望はない
三角点にタッチ
2010年11月04日 13:14撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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三角点にタッチ
稜線から見下ろすと福ちゃん荘、さらに下の方には上日川峠の駐車場も見える
2010年11月04日 13:14撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/4 13:14
稜線から見下ろすと福ちゃん荘、さらに下の方には上日川峠の駐車場も見える
親不知ノ頭
2010年11月04日 13:14撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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親不知ノ頭
白峰三山、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳
3000m峰には着雪しているが、甲斐駒にはまだ雪が見えない
2010年11月04日 13:14撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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白峰三山、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳
3000m峰には着雪しているが、甲斐駒にはまだ雪が見えない
親不知ノ頭から大菩薩峠
沢山の登山者がこちらへ向かっている
2010年11月04日 13:14撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/4 13:14
親不知ノ頭から大菩薩峠
沢山の登山者がこちらへ向かっている
大菩薩峠に到着
2010年11月04日 13:14撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/4 13:14
大菩薩峠に到着
奥多摩方面を望むと、川苔山の奥に薄らと筑波山まで見える
2010年11月04日 13:14撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
1
11/4 13:14
奥多摩方面を望むと、川苔山の奥に薄らと筑波山まで見える
稜線に近いところではダケカンバの葉もすっかり落ちている
2010年11月04日 13:15撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/4 13:15
稜線に近いところではダケカンバの葉もすっかり落ちている
でも落ち葉の登山道は気持ち良い
2010年11月04日 13:15撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/4 13:15
でも落ち葉の登山道は気持ち良い
すごく意外なものを見た、という印象だった富士見山荘
2010年11月04日 13:15撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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すごく意外なものを見た、という印象だった富士見山荘
なるほど…
このデッキの床は抜けそうだった
2010年11月04日 13:15撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/4 13:15
なるほど…
このデッキの床は抜けそうだった
標高が下がってくると葉を着けた木も少しずつ現れる
2010年11月04日 13:15撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/4 13:15
標高が下がってくると葉を着けた木も少しずつ現れる
福ちゃん荘に戻ってきた
2010年11月04日 13:15撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/4 13:15
福ちゃん荘に戻ってきた
僅かに残る紅葉が日を浴びて悲しい美しさ
2010年11月04日 13:15撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/4 13:15
僅かに残る紅葉が日を浴びて悲しい美しさ
残り紅葉の中をいく登山道
2010年11月04日 13:15撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/4 13:15
残り紅葉の中をいく登山道
葉は少ないが、青空に映えて際立つ
2010年11月04日 13:15撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/4 13:15
葉は少ないが、青空に映えて際立つ
残り少ないからこそ印象的
2010年11月04日 13:15撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/4 13:15
残り少ないからこそ印象的
すっかり枯れて茶色になっているのだが、裏から日を透かしてみるとなかなか美しい
2010年11月04日 13:15撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/4 13:15
すっかり枯れて茶色になっているのだが、裏から日を透かしてみるとなかなか美しい
上日川峠まで戻ってきてみると、車も人もいっぱい
2010年11月04日 13:15撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/4 13:15
上日川峠まで戻ってきてみると、車も人もいっぱい
駐車場付近で一番葉が残っていた木
2010年11月04日 13:16撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/4 13:16
駐車場付近で一番葉が残っていた木
2、300m下るとこんなに元気
2010年11月04日 13:16撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/4 13:16
2、300m下るとこんなに元気
ほったらかし温泉
繁盛している
2010年11月04日 13:16撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
11/4 13:16
ほったらかし温泉
繁盛している
撮影機器:

感想

紅葉はまだ残っているかなあ、と淡い期待を抱いて大菩薩嶺へ。

6時過ぎに上日川峠へ着くと駐車場は7割方埋まっていた。
駐車場の気温はマイナス1度だったが、冷え込んでいるだけに空は高く晴れている。
寒いのでレインウェアを羽織って歩き始めるが、福ちゃん荘に着く頃には体も温まってきたので脱ぐ。

唐松尾根に入ってしばらく林の中のなだらかな坂を登ると、30分ほどでザレてやや急な登りが始まる。
先行しているグループの声に後を振り返ると、真っ青な空の下に頂きだけ僅かに冠雪した富士、さらにその右にはやはり雪を抱いた南アルプスの主峰群が遮るものなく見事に見えている。
さらに高度を上げると広い甲府盆地も視界に入ってくる。爽快な景色だ。

雷岩で稜線に出て一層開けた景色を楽しんだ後、頂上へ。
夜中はかなり冷え込んだらしく、登山道にある水たまりには結構厚い氷が張っている。
頂上はほとんど展望がなく、三角点にタッチしてUターン。

再び雷岩を通過して冷たい風の吹く稜線を大菩薩峠へ向かう。
すると次から次に沢山の登山者とすれ違う。
どうやら大菩薩峠へ先に登るルートが主流らしい。

写真を撮りながら親不知ノ頭を経て峠には40分ほどで到着。
介山荘でバッジを買った後、石丸峠を回るかどうか少し悩むが、熊の心配に折れてこのまま下山することに決める。
大菩薩峠からの下りは終始なだらかな道が続き、さながら銀座通りのように大量の人が登って来る。
割と軽装の人も多く、登山道というより遊歩道と捉えられているのかも知れない。
半ば予想していたとおり、この付近の紅葉はすっかり終わっておりダケカンバの木々も葉を落して寒々としている。
それでも落ち葉を踏みしめて歩く緩やかな下りは心地よい。

福ちゃん荘まで戻ると朝とは違い人が溢れていた。
登って来る時はここまで車道を歩いて来たが、下りはほぼ並行する登山道を行くことにする。
この辺りも紅葉は既に終わっているが僅かに残る色づいた葉が却って美しく、色んなアングルで写真を撮っているとどんどん時間が経って、結局登りの倍近くかかって上日川峠に戻った。

駐車場は満車でかなり離れた場所まで路上駐車の車が見られた。
裂石方面へ車を走らせると峠より2-300m標高の低い辺りが紅葉のピークだったようだ。

あまり汗もかかない登山だったが、帰りは山梨市に車を走らせ一度行ってみたかった「ほったらかし温泉」へ。
富士山が目の前に見える開放的な露天風呂は、こんな天気の時にこそ、と思わせる良い温泉だった。

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