岩木山 <周回> (百沢スキー場→岩木山→八合目)


- GPS
- --:--
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 1,343m
- 下り
- 398m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
バス:弘南バス<岩木スカイライン八合目→嶽温泉入口(1,200円)><嶽温泉入口→小森山入口(440円)> https://www.konanbus.com/4180.html https://www.konanbus.com/1540.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
焼止りからは荒れた岩場で非常に急 |
その他周辺情報 | 温泉:百沢温泉 食事:煮干結社 |
写真
https://maps.app.goo.gl/mUKhTU6gBWZJBMej7
感想
概要
百沢スキー場→岩木山→八合目
八合目からは弘南バスで嶽温泉へ(1,200円)、嶽温泉からは弘南バスで小森山入口へ(440円)で移動し、炎天下を歩いて15分ほどで百沢スキー場へ
雑記
花輪SAで目覚め、大鰐弘前ICから岩木山へ向かいます。道中にあるコンビニ(ローソン弘前松森町店)で朝食と行動食を調達します。
晴れているので岩木山の全容を撮影してから登山口のある岩木山百沢スキー場へ向かい、センター施設から少し離れたところにある道路沿いの舗装された三角形の広場にクルマを停めて準備をして発ちます。トイレは目につく範囲にはありません。
センター施設の中央が登山道なのでそこを抜けてまっすぐ進みます。スキー場に入ってすぐ、右前に続く轍がありますが、それにまぎらわされずにまっすぐ進まなければなりません。そうするとすぐに森に突き当たるので、左に折れて森の中に続く登山道を進みます。
最初だけ少し下って谷をまたいで隣の尾根の裾野に向けて登ります。そこからはずっと登りです。しっかり整備されているので歩きやすいです。徐々に斜度が増していくので進めば進むほどきつくなっていきます。森の中なので風もなくて暑いです。
ところどころにクマに注意という看板はありますし、焼止りヒュッテからそう遠くないところにはスズメバチの巣がある旨の注意看板もあります。ヘビが出てきたこともありました。
やっとの思いで急登を終えると、焼止りまでは水平移動になります。こんなところにあるのかという感じで焼止りヒュッテは現れます。斜面に貼り付くように建てられています。中を覗くと先客1名がいらっしゃって、本日の登山で初めて人を見かけました。小屋は緊急時でなければ使いたくない、薄暗くて寒々しくカビ臭いという感じです。小屋前も狭い登山道であり休憩適地ではないので、先へ進むことにします。
焼止りからは大岩が積み上がった狭い涸れ沢を登っていきます。ルートは分かりづらく、急で、草も多くて不安になります。一向に終わりが見えないですが、草木が少なくなってくると沢にも水が流れ始めます。登り進めていくと、高齢の登山者とすれ違いますが、あの大岩だらけの沢を無事に下れるのかと心配になるような足取りでした。そのあとしばらくしてパイプから湧水が流れ出てくるところに辿り着きます。ここからは後ろを振り返りながら登ると景色が楽しめます。
まだまだ先の長いことがわかる景色なので、気を引き締めていきますが、もうこの時点で下りをどうしようかと真剣に悩んでいます。
標識が見えたと思って喜んだのもつかの間、まだそこは種蒔苗代です。ただ、池があって景観は良いです。すぐ頭上に見える鳳鳴ヒュッテはもうひと踏ん張りです。
鳳鳴ヒュッテは焼止りヒュッテよりはきれいでしたが、こちらも使用者は少なさそうです。そこで目に入ったのが、<リフト→>という岩に書かれた案内です。そうか、八合目までクルマで登れるのだったと思い出します。たしかバス便もあったはず、と。鳳鳴ヒュッテからは登山者が増えましたので、八合目までクルマで上がってくるのが主流のようです。
小屋前に吊るしてある鐘を鳴らして、眼前の急斜面に挑みます。ここまでの山行時間はそんなに長くないものの、気温が高い中ずっと急登で疲れているためペースは遅いです。岩木山では、登りは向かって右側、下りはその反対側を進みます。
快晴で、遠くまで見渡せます。青森はこんなにも平地の広がるところだったのかと思い知ります。下北半島から八甲田山、陸奥湾、弘前、白神山地、日本海、津軽半島、360°全てが爽快な景色です。
さっそくバス便を調べます。弘南バス、始発9時45分、11時45分、…、2時間おきです。始発はギリギリ間に合うかどうかだったので、11時45分の便に合わせてリフトに乗れるようにします。天気もいいので山頂でしばらく過ごします。
おやつを食べていると、ひとり言の大きい人が登ってきました。なにごとかと思ったら電話をされているようでした。なお、このかたとは翌日、酸ヶ湯公共駐車場でお会いし、電話をしながらだと気が紛れて楽に登れるというお話しを聞かせていただきました。
八合目にアイスクリームなど売っているかもしれないと期待して、少し早めに下山を始めます。
鳳鳴ヒュッテまでは来た道を下ります。鳳鳴ヒュッテからは予想外のアップダウンを経てリフトの鳥海火口駅に辿り着きます。下りだけの利用時は乗り場で申告し、降り場でも申告して券売機で片道切符を購入してスタッフに渡します。
残念ながら八合目にはアイスクリームはありませんが、飲料の自販機はあります。また、靴洗い場があったので利用させてもらいます。
弘南バスはSuicaが使えます。乗車時に専用端末にタップ、降車時に支払用端末にタップします。岩木スカイライン八合目から嶽温泉までは1,200円です。嶽温泉から弘前駅前行きにすぐに接続できます。岩木山百沢スキー場へは小森山入口で降りる(440円)と、距離も高低差も最少で済みます。最後の登りがきついですが、なんとか耐えて登山終了です。
温泉はハッピー百沢温泉(石鹸類無し)を利用します。
食事は弘前城のすぐ近くの煮干結社でラーメンとカレーライスを食べました。たまたま麻倉ひな子さんというかたご本人とそのファン10名程度が集っていて混雑しておりました。
コインランドリーはLAUNDRY MORE 弘前高田店を利用します。待ち時間はさくら野というご当地百貨店にあるモンベルでハットを新調するための下調べをします。15年使い続けたステンレスメッシのハットは洗濯を繰り返すうちに縮んでしまったので6歳の次女におろす予定です。
翌日、八甲田山を登訪予定なので、マックスバリューで食糧等を調達します。ただ、黒石市街から八甲田山は近いので移動時間が少なく、暇を持て余します。田舎館の田んぼアートも時間外で見られませんでした。
車中泊を道の駅虹の湖でします。涼を求めたためと、翌朝にコンビニに立ち寄りたいためここにします。酸ヶ湯公共駐車場のほうがトイレ施設など充実しているので、道の駅虹の湖で車中泊するメリットはコンビニに立ち寄りやすいことしかありません。
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