暴風な月山

2016年04月30日(土) [日帰り]

• GPS: 05:06
• 距離: 10.2km
• 登り: 925m
• 下り: 954m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:54
• 休憩: 0:12
• 合計: 5:06

8:04 スタート地点
8:06 8:06 月山リフト山麓駅
8:18 8:18 月山リフト山頂駅
9:02 9:06 姥ヶ岳
9:28 9:29 金姥
9:53 9:53 牛首
10:58 11:05 月山
11:41 11:41 牛首
12:06 12:06 牛首下
13:08 13:08 姥沢口
13:10 ゴール地点

ほぼ全線氷結状態でアイゼンは必須、ピッケルかスティックはあったほうがいいです。スノーシューは山頂周辺では岩場で歩きにくいと思う。

天候

曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

月山スキー場に駐車（500円）、スキー場までの道路は除雪されていて夏タイヤでも大丈夫だった。部分的に融雪が残っていた。

コース状況／危険箇所等

とにかく暴風で先に進むのが大変だった。吹きっさらしの平原になっているところはホワイトアウトすると道を失いやすくてご注意。

その他周辺情報

麓の旅館「つたや」で入湯（800円、タオル別）

写真

4/30 7:42

リフトは8時から営業（一回580円）、行きだけで帰りはリフトが使えない。

4/30 8:08

朝一は下界は天気が良かったものの、リフト乗ってからすぐに風が吹いていて視界が悪い。

4/30 8:19

リフト山頂駅。5〜10メートル先は見えない。

4/30 8:19

道も見えずどっちに進むのかよく分からなく、直登方面に歩いてしまったが、うっすら見えるもう一つのリフトの方向へ向かう。

4/30 8:53

おそらく山頂に一番乗りされた方。もう最初からガチガチ登山道でとっととアイゼンを履いた。

4/30 9:06

姥が岳がなんとなく見えるのでとにかく向かう。大阪からいらっしゃった方と一緒に登ったけど、この人がいなかったら登れなかったと思う。感謝。

4/30 9:06

すぐ強風で視界が悪くなる。風を避けるため（といっても避けれないんだけど）姿勢を低くしながら進む。

4/30 9:06

姥が岳山頂（なのかな）。

4/30 9:07

ここは一体どこなのかという感じで、普段のイメージがつかめない。

4/30 9:09

雪庇。視界を失って歩いたら落ちそう。

4/30 9:15

うーん、不安いっぱい。直登方面に戻って登りなおそうかと、悩む。

4/30 9:20

そうこうしているうちに、後ろから人が来たので、（勝手に）一緒に行くことにする。姥が岳まで一緒だった人は降りてしまったよう。

4/30 9:20

たまに雲が切れて綺麗な山が姿を見せる。

4/30 9:21

クレバス的なところ。

4/30 9:21

この下を通るのが直登コースなのか、何人か見えた。

4/30 9:25

尾根を通っていく。

4/30 9:25

先導していただいた（勝手についていったんだけど）おじさん。ありがとう〜〜。

4/30 9:27

途中まで（勝手についていったんだけど）一緒だったお二人。

4/30 9:28

結構進むの早いのね・・・

4/30 9:29

たま〜に絶景が見える。

4/30 9:29

風がとても強い。この登山道の右側を通っている人もいた。

4/30 9:52

葉っぱがエビ状態

4/30 10:01

天気が良かったらさぞ綺麗なんだろうけど、強風の中、たまに見えるから感激もひとしお。

4/30 10:03

このあたりはロープ伝いに進む。帰りはここで下に折れてしまって、夏道に突入してしまった。

4/30 10:15

振り返ってみて、やはり百名山だけあって、この悪天候でも人気。

4/30 10:34

路面は凍結してます。ゴツゴツしててスタッドレスタイヤでも無理そうな路面。

4/30 10:34

撮るような景色も出てこず、ほとんど写真撮ってない。撮ってもずっとこんな感じ。一人なら不安で動かざること山のごとしになりそう。。

4/30 10:35

氷に閉じ込められた葉っぱ。写真ではうまく撮れないけど、ゼリーに入ったハーブ（大）のような感じで綺麗だった。

4/30 10:37

祠まで到達。ここで暴風でこれ以上は危険な感じがする。ここまで一緒だった人は降りて行った。ここまでありがとう〜〜〜。

4/30 10:52

祠から別のチームが登っていたので（またまた勝手に）ついていった。途中でルートを教えてもらって助かった。小屋が見えてほっとする。

4/30 10:59

ルートを教えてくださったチームの方々。ありがとう〜〜〜〜。

4/30 10:59

地鶏。雪も舞って周囲は何も見えない。

4/30 11:02

風が収まる気配もなく雲も途切れないので下山。

4/30 11:05

山頂神社もガスの中。

4/30 11:31

途中でホワイトアウトして道を見失った。下に降りると危険なのでいったん登りなおしてGPSで元に戻って、人に出会って一安心。

4/30 12:05

途中で夏道に入ってしまい、ルートを教えてもらった方々。ありがとう〜〜〜〜〜。

4/30 12:05

お昼でも登っている人が多い。

4/30 12:05

ゲレンデは氷結しているところがあったりザラメがあったり。

4/30 12:47

雪庇が至る所に。

4/30 12:47

雪庇の壁。

4/30 12:47

夏道を黙々と行く方（またまたまた勝手についていった）。GPSで見ても1mもそれずに歩いていた。すごい。この方もいなかったら帰りついてなかった。ありがとう〜〜〜〜〜。

4/30 12:51

一瞬見えた下界の景色。

4/30 14:11

旅館つたやで入湯した。こいのぼりの季節。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-860 Tough オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 ゲイター マフラー ネックウォーマー 毛帽子 靴 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

sivaurataro

連休ということで遠出できるから、雪山を求めて山形をチョイス。天童に前泊したら、同じホテルにFJクルーザーが3台とまっててテンションが上がった。

月山は強風で視界がほとんどなくリフト山頂駅で断念しようかと思ったぐらい。
苦行登山だったけど、百名山だけあって人も多く、皆様に助けられてなんとか登下山できた。出会った方々ありがとうございます。
山頂まで行くか悩みっぱなしの山行だったけど、出会う方々に助けられて、悪天候だけど充実した気持ちになって下山できた。気持ちいい登山で連休がスタートできて、嬉しい限り。

帰りの駐車場でもFJクルーザーが3台。FJ日和だった。