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Yamareco

記録ID: 8572700
全員に公開
沢登り
中国山地西部

小室井山 加下川 東山渓谷上部

2025年08月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:29
距離
10.0km
登り
361m
下り
361m
歩くペース
ゆっくり
1.92.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:05
休憩
0:25
合計
6:30
距離 10.0km 登り 361m 下り 361m
8:55
49
加下橋
9:44
46
熊ヶ杉橋
10:30
28
アカゴウ谷橋
10:58
11:04
80
休憩地
12:24
12:35
83
ゴルジュ3連瀑
13:58
14:06
79
脱渓点
15:25
加下橋
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道488号線を湯来から筒賀方面に向かい、雲出トンネルを抜けて、栗屋郷川にかかる加下橋手前の色梨林道終点の路肩に駐車。加下橋の西詰から加下川に降りる踏み跡をたどる。
コース状況/
危険箇所等
国道488号線は一車線の酷道で、交通量は少なく、歩くのに問題はないが、加下橋付近では、平日は、伐採作業と搬出が行われているようなので注意。谷の中では、少数であるが、アブとメマトイにまとわりつかれた。
その他周辺情報 湯来温泉。
加下橋の西詰から踏み跡をたどり、加下川本流の出合い滝の上から入渓する。
2025年08月17日 09:08撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 9:08
加下橋の西詰から踏み跡をたどり、加下川本流の出合い滝の上から入渓する。
加下橋から上流200mでは、左岸で伐採作業が行われており、杉林が切り倒されて、殺伐とした風景になっている。
2025年08月17日 09:17撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 9:17
加下橋から上流200mでは、左岸で伐採作業が行われており、杉林が切り倒されて、殺伐とした風景になっている。
深く長い渕の奥の1mと2mの小滝の連瀑を左岸から越えて行く。花崗岩の岩盤が張ったきれいな谷だ。
2025年08月17日 09:35撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 9:35
深く長い渕の奥の1mと2mの小滝の連瀑を左岸から越えて行く。花崗岩の岩盤が張ったきれいな谷だ。
熊ヶ杉橋をくぐると、
2025年08月17日 09:44撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 9:44
熊ヶ杉橋をくぐると、
上流で岩井谷が右岸より流入してくる。
2025年08月17日 09:55撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 9:55
上流で岩井谷が右岸より流入してくる。
一枚岩を穿ったような2×8mのトイ状の斜滝。
2025年08月17日 09:57撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 9:57
一枚岩を穿ったような2×8mのトイ状の斜滝。
2段のナメ滝。上にもナメが続いた。
2025年08月17日 10:02撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 10:02
2段のナメ滝。上にもナメが続いた。
渓畔林が美しく、左岸を走る国(酷)道488号線はあまり気にならない。
2025年08月17日 10:04撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 10:04
渓畔林が美しく、左岸を走る国(酷)道488号線はあまり気にならない。
長渕に直角に落ちる斜滝は、右岸をへつった。右奥に国道の石積の護岸が見えている。
2025年08月17日 10:14撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 10:14
長渕に直角に落ちる斜滝は、右岸をへつった。右奥に国道の石積の護岸が見えている。
右岸が立ったゴルジュ状になる。左岸から、へつって行く。
2025年08月17日 10:24撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 10:24
右岸が立ったゴルジュ状になる。左岸から、へつって行く。
アカゴウ谷手前の2m。右岸から越え、林道所山青笹線の橋をくぐる。
2025年08月17日 10:32撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 10:32
アカゴウ谷手前の2m。右岸から越え、林道所山青笹線の橋をくぐる。
深い渕を持った2mの小滝。
2025年08月17日 10:37撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 10:37
深い渕を持った2mの小滝。
2×10mのすばらしいトイ状滝は、右岸の岩の上から越えた。
2025年08月17日 10:42撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 10:42
2×10mのすばらしいトイ状滝は、右岸の岩の上から越えた。
2条の小滝といえども難しく、左岸より巻く。
2025年08月17日 10:48撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 10:48
2条の小滝といえども難しく、左岸より巻く。
ほとばしる渕の奥には2mの滝。左岸から。
2025年08月17日 11:06撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 11:06
ほとばしる渕の奥には2mの滝。左岸から。
その上流には、深く大きい神秘的な釜に落ちる幅広の小滝が。右岸をへつって越えた。
2025年08月17日 11:08撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 11:08
その上流には、深く大きい神秘的な釜に落ちる幅広の小滝が。右岸をへつって越えた。
さらに続く大釜の3m滝も右岸をへつった。
2025年08月17日 11:12撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 11:12
さらに続く大釜の3m滝も右岸をへつった。
国道が交差する赤い橋(鍛冶屋原橋)をくぐると、谷は左岸が立ってきた。
2025年08月17日 11:24撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 11:24
国道が交差する赤い橋(鍛冶屋原橋)をくぐると、谷は左岸が立ってきた。
国道から離れた谷には、美しい渓畔林に、小滝と釜が続いた。
2025年08月17日 11:30撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 11:30
国道から離れた谷には、美しい渓畔林に、小滝と釜が続いた。
再び国道の橋(清川橋)をくぐると、しばらく、大きな石のゴーロが続く。右岸の懸崖下のバンドを辿った。
2025年08月17日 11:47撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 11:47
再び国道の橋(清川橋)をくぐると、しばらく、大きな石のゴーロが続く。右岸の懸崖下のバンドを辿った。
2条3mは、右岸の大石の左から巻いた。
2025年08月17日 11:53撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 11:53
2条3mは、右岸の大石の左から巻いた。
滝の右の大岩を挟んで長い渕のある珍しい形の2段3mの滝。右岸から下段を登り、水流を渡って中央の岩に移った。
2025年08月17日 11:56撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 11:56
滝の右の大岩を挟んで長い渕のある珍しい形の2段3mの滝。右岸から下段を登り、水流を渡って中央の岩に移った。
谷はゴルジュ状になって、右岸の枝谷には4m滝がかかり、本流には小滝が落ちていた。
2025年08月17日 12:21撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 12:21
谷はゴルジュ状になって、右岸の枝谷には4m滝がかかり、本流には小滝が落ちていた。
本流の小滝は、渕が深く、左岸の大岩の右から巻いた。さらに進むと、
2025年08月17日 12:20撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 12:20
本流の小滝は、渕が深く、左岸の大岩の右から巻いた。さらに進むと、
ゴルジュの奥に4mと3mの2段滝が落ちている。一段目は、一見、困難そうに見えたが、釜の右を腰までつかって半分ほど進むと、左岸の岩の細かいホールドを拾って、小さく巻くことができた。
2025年08月17日 12:24撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 12:24
ゴルジュの奥に4mと3mの2段滝が落ちている。一段目は、一見、困難そうに見えたが、釜の右を腰までつかって半分ほど進むと、左岸の岩の細かいホールドを拾って、小さく巻くことができた。
上段の3mも釜が深いが、下段への落ち口を右岸に渡って左の岩場から巻いた。岩場はホールド、スタンスが階段状にあって容易だった。
2025年08月17日 12:29撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 12:29
上段の3mも釜が深いが、下段への落ち口を右岸に渡って左の岩場から巻いた。岩場はホールド、スタンスが階段状にあって容易だった。
さらにその上には2条3mの滝があって、連瀑が終わった。
2025年08月17日 12:32撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 12:32
さらにその上には2条3mの滝があって、連瀑が終わった。
しばらくゴーロの渓流瀑帯を歩くと、
2025年08月17日 12:48撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 12:48
しばらくゴーロの渓流瀑帯を歩くと、
再び狭いゴルジュとなり、2段5mの滝が全水量を落としていた。厳しそうだが、近づいてみると、
2025年08月17日 12:52撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 12:52
再び狭いゴルジュとなり、2段5mの滝が全水量を落としていた。厳しそうだが、近づいてみると、
右岸の岩にホールド・スタンスがあり、小さく巻くことができた。
2025年08月17日 12:54撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 12:54
右岸の岩にホールド・スタンスがあり、小さく巻くことができた。
その上の5mの滝は、右岸の岩から巻く。
2025年08月17日 12:59撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 12:59
その上の5mの滝は、右岸の岩から巻く。
5m滝の滝つぼには、左岸の枝谷から3mの滝が落ちる。
2025年08月17日 13:01撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 13:01
5m滝の滝つぼには、左岸の枝谷から3mの滝が落ちる。
2mの段滝。
2025年08月17日 13:18撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 13:18
2mの段滝。
谷幅が狭まった3m滝は右岸から巻いた。
2025年08月17日 13:31撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 13:31
谷幅が狭まった3m滝は右岸から巻いた。
上流部は、落差のある渓相となったが、渓流瀑だけで、大きな滝はなく、適当なところで、近づいてきた国道に上がった。
2025年08月17日 13:37撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 13:37
上流部は、落差のある渓相となったが、渓流瀑だけで、大きな滝はなく、適当なところで、近づいてきた国道に上がった。
復路の国道から、最初のゴルジュの3連瀑を見下ろす。
2025年08月17日 14:31撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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8/17 14:31
復路の国道から、最初のゴルジュの3連瀑を見下ろす。

装備

個人装備
ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 飲料 コンパス 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ ロープ ヘルメット カラビナ スリング エイト環 ハーネス 渓流シューズ 防虫スプレー 防虫ネット

感想

水内川の上流部を加下川といい、別名、東山渓谷ともいう。支流の岩井谷を含む東山渓谷の上流部は、地質と植生の特色性から、廿日市市と広島市にまたがる広島県緑地環境保全地域*に指定されている。これまで、東山渓谷は、下流の本多田から岩井谷の出合いまで、遡行しているが、今回は支流の栗屋郷川にかかる加下橋上流の出合い滝から入渓して、もみのき森林公園の少し手前まで歩いてみた。東山渓谷上流部は、花崗岩の岩盤の張った美しい渓相で、小室井山からの水を集めた豊富な水量が一枚岩を穿った斜滝やナメ、深い渕や釜が続いて、渓畔林も美しく、並走する国道488号線の存在は、あまり気にならなかった。長い谷なので、大石のゴーロ歩きが冗長な部分もあるが、2カ所あるゴルジュには、すばらしい連瀑がかかって、心躍った。最上流部は、落差がある渓流瀑が続いたが、大きな滝はなく、適当なところで切り上げて、国道に上がった。なお、広島山稜会誌「峠(たお)」第32号 創立35周年特集号(1994年)には、昭和36年に加下川(記録では大聖路川)から高崎王冠山を踏査した記録があり、滝の位置についても記載されている。
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/hiroshima-ryokuchikankyou/ryokuchi2-15.html

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