三ツ峠山屛風岩


- GPS
- 32:00
- 距離
- 3.0km
- 登り
- 495m
- 下り
- 5m
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
三つ峠山荘
|
感想
・spectraさんとの目指せ本ちゃん復帰のための練習山行。お互いに30年以上前ぶりの三つ峠です。つるべでのロープワーク手順確認が主目的です。
・クラッシックルートだし、ゲレンデだしでプレッシャーはなく楽しみにしていました。目の前の大きな富士山を見ながら、高原の快適な気温の中のクライミングを想像していました。現実は・・・他にパーティは居らず、前日からの雨はかろうじてあがったもののビショビショの壁を前にしました。ガスもなかなか切れず岩壁全貌が見えない中でのクライミング開始でした。
・まずは入門ルートと書いてある亀ルートを選択。このルートを手始めに複数本登るつもりでした。しかしながら、過去一ハードな登攀となってしまいました。鼻をへし折られました。お互い本ちゃんでもこんな苦労したことはなかったはずと意見は一致。A0当り前、場合によってはカムのエイドでもとにかく上へと。ここはアメリカか。古びたハーケンを下にしての上昇が怖く精神統一ばかり。時折打たれたペツルボルトが神のように見えた。
・何かの間違いだと思って(自分の実力のせいにしたくない・・・)、帰ってきてから記録を再確認したところルートは間違っていなかった。そっか、あのフレ−クは体を離して持てばガバだよな。そうは言っても支点に不安があればできないよ〜。
・経験的にはしっかり体重を乗せれば滑らないはずのスタンスに恐くて立てない。股関節の可動域が狭く立ちたいスタンスにのっかれない。手でモモを持ち上げる。高所恐怖症の私はムーブ能力を向上させなけばと。
・とは言っても本当に久しぶりの高度感のあるクライミングは楽しかったです。細かいロ−プワ−ク所作に反省点はあるものの、大筋としての所作は思ったより体が覚えていました。
・懸垂下降について。3ピッチ目のセカンドのビレイポイントはバンドでのペツルボルトのビレイポイントで行いました。ここが終了点なのか判らず灌木の中をさらロ−プ伸ばすのか悩みました。ビレイポイントから5メートル位スライドしたところに残置スリングが巻かれた灌木がありました。若干大丈夫かな思われる灌木です。残置スリングは劣化が激しすぎるので追加しました。こんな様子だからルートを間違えたのかなとも思いましたが下降点としてあっているようです。20メートル下に大きなテラス(やはり残置スリングは古すぎる。)があり本来そこで切って降りるようです。私たちは50メートルロープを使ってテラスは通過してしまいました。若干空中懸垂っぽくなります。クライムダウン可能なバンドまではぎりぎり届かず、その上のしっかりしたバンドでのポイントで切りました。残置はなかったのでここでもスリングを設置して地上に下降しました。
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