雨飾山(雨飾キャンプ場から往復)
- GPS
- 05:24
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 993m
- 下り
- 993m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(実家) = (雨飾高原キャンプ場) <道路> ・国道148号線、大町からならば中土の先で「下里瀬」「中土」というバイパストンネルに続けて入る。その先トンネルとトンネルのわずかな端境に「小谷温泉口」という交差点がある。その交差点を東側へずっと進むと小谷温泉。細くなる道をさらに進めば雨飾荘。さらに進むとキャンプ場がある。駐車可能台数はそこそこにある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<コース状況> ・至って良好に整備されている <登山ポスト> ・登山口脇の休憩小屋に登山ポスト有り <下山後の温泉> ・雨飾荘には日帰り利用あり ・露天風呂もあるようだ <食糧補給等> ・国道148号線沿い、南小谷寄りにコンビにあり ・国道148号線北上すれば、道の駅小谷あり |
写真
感想
久々に実家スタートの登山。糸魚川からの国道148号線を久々に走る。横にはJR大糸線。早朝のローカル線にはカメラを構えるファンの姿が目立つ。この線を走るディーゼルカー“キハ52”は、国鉄ローカル形最後の走行線区であり、その走りもまもなく終わろうとしている。ファンはそれを追いかけている。ローカル線中のローカル線だけに、一日何度もシャッターチャンスはない。それなのに、大糸線には風光明媚な撮影ポイントが随所にある。追いかけるファンも大変だね、と横目に見つつ、一路雨飾山へ。
一旦、曲がるべき交差点を行き過ぎ、コンビニで昼の買い出しをして、雨飾荘の先にある雨飾高原キャンプ場へ。手前から、雨飾山がその美しい姿を見せる。
キャンプ場から出発。湿原の遊歩道を散策するように進み、いよいよ登りに。“11分の○”と書いた路程標が立っており、進行の目安になる。ずっとなだらかに斜面を進み、ようやく前方の視界が開けたと思ったら、雨飾が大きな姿を現す。布団菱と呼ばれ、双耳峰であることとともに、この山を見て美しい山にしている要素である。同時に前方にはこれから始まる山頂部までの急激な登りも見えている。
荒菅沢を渡り急坂へ。あえぎつつ、振り返るとこの地方の名山が見え始める。高妻乙妻や、金山の向こうには焼山と思しき頭も見えている。時々振り返り、眺めを楽しむ。草付きの厳しい登りを進むと、やや岩尾根状の地帯を過ぎ、笹平。ついに頂稜部へ。ほどなく梶山新湯方面への分岐。ここからは山頂まではあと一息に見える。
途中、先ほどの荒菅沢の源流地点を過ぎると最後の急斜面。これを一気に詰めて、山頂部。わかりやすい双耳峰である。北峰には祠が、南峰には三角点と山頂標識がある。どちらも同じような高さに見える。しかし、北峰に行ってみると、わずかに南峰が高いように感じる。
しかし、眺望の利く山だ。山頂部が狭く、周りが切れ落ちているからだ。本当に“てっぺん”に立った気にさせてくれる。南峰からの続きは険しい岩尾根。こちらにも登山道がある。南峰の石仏は長年の風雨に曝され、すり減っている。
焼山が煙を巻き上げているようにも見えたが、雲である。その辺りだけに雲がある。その雲がやや動いて火打が見えるように。こちらの標高が低いため、妙高は見えない。
向きを変えれば鋸岳の荒々しい姿も目に入る。
眺めを十分に堪能して、下りに。来た道を淡々と巻き戻す。荒菅沢で涼み、わずかに登り返し、あとはひたすら下り。
駐車場に戻れば、朝よりもずいぶん車が増えている。帰りは雨飾荘の日帰り入浴の後、林道伝いに笹ヶ峰へ。
さぁ、明日は妙高火打ちだ。その前に、腹ごしらえはどうしようか...。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する