魚野川本流 小ゼン沢(下降)でのんびり沢旅


- GPS
- 80:00
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 1,614m
- 下り
- 1,580m
コースタイム
- 山行
- 4:35
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 5:00
- 山行
- 7:05
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 7:50
- 山行
- 9:40
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 10:20
天候 | 全日程 晴れ 最高の天気に恵まれました。 雨に一滴も降られなかった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
■列車 東京駅〜高崎駅〜長野原草津口駅 ■路線バス 長野原草津口駅〜野反湖バス停 〜帰り〜 ■路線バス 大沼池バス停〜湯田中駅〜長野駅 ■高速バス 長野駅〜バスタ新宿 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■蚊がいませんでした。蚊取り線香持参したのに使用せず。アブもほとんどいないようです。←全て私の感覚による。 ブヨはいるので虫刺されには普通に注意が必要です。 |
その他周辺情報 | ■湯田中温泉 楓の湯 湯田中駅の近くにあり便利 500円 無料ロッカー、シャンプー、ボディーソープ ドライヤー有り ■長野駅 ミドリ3Fに飲食店あり ステーキ屋が比較的空いていて待たずに食べられた |
写真
感想
休憩はたくさんとっています。モコモコさんペースなので遡行スピードは極めて遅いです。
コースタイムは全く参考になりません。
●●●1日目●●●
電車とバスを乗り継いでようやく野反湖までやって来た。2023年のGW前のバス運行前に来て花敷温泉から車道を延々と歩いた記憶が蘇る。
バスって素晴らしい。あっという間に野反湖バス停に到着した。
立派なトイレがある。これまた昔の思い出を懐かしむ。そういえばここで雨宿りさせてもらったな〜。目の前には広い駐車場があった。
登山指導センターの方と日程等のお話しをした。
野反湖の湖畔を進みバンガロー集落を進むと三壁山の登山口に到着した。この時点でモコモコさんはもの凄い汗をかいている。
途中の水場はポタポタ程度で全く使えない。急登を登るとようやく三壁山に辿り着いた。
途中、イタドリ沢〜魚野川本流〜小ゼン沢を3泊4日で抜けてきた3人パーティーに会った。
カモシカ平は笹原に覆われた不思議な場所。木がないのはどうしてだろう?
ようやく辿り着いたモコモコさんは相当ヘバッテいる。高沢山の登りの途中でフラフラすると訴えてきた。予定では五三郎小屋まで進んで泊まる予定だった。
モコモコさんには取りあえず休んでもらい、途中どこでも泊まれるようにカモシカ平の水場へ山人単独で水汲みに向かうことにした。
山と高原地図ではカモシカ平分岐から水場まで10分となっていたが歩いて数分間の所で水が汲めたので助かった。
モコモコさんの元に戻ると少しは回復したと言うことなのでしばらく進んだ適当な場所で行動を打ち切った。
●●●2日目●●●
一夜明けモコモコさんの調子も良くなったという。朝の涼しい内は大丈夫らしい。まずは五三郎小屋を目指す。
五三郎小屋は平時は薄暗く泊まる気になれないが、雨や風雪の時はとても頼りになると思う。
小屋の水場から小ゼン沢に入る。途中一カ所、ロープを使って中段まで降りてからトラバースして巻き降りた滝があった。
モコモコさんペースで順調に下ると本流との出合にかかるネジレゼンに着いた。
モコモコさんによると、前回は虎ロープが張ってあり、それを利用して下降できたらしい。そのロープはなくなっていた。大出水で流されたのだろう。左岸の厳しい巻になるのかと右往左往していると、手前左岸に本流へ向かう抜け道を発見。簡単に本流に出る事ができた。
10分程進むと左岸に使い慣らされたテン場を発見。水場にも近いし薪も豊富なので少しは早いけれど、ここに泊まることにした。
自然の恵みに感謝して夜は更けていった。
●●●3日目●●●
大して進みもしないで早くも3日目。今日は南ノ沢出合のテン場までの行程なのでモコモコさんと遊びながら進む。遊び過ぎて全然進めず
途中から真面目に歩いて南ノ沢を目指した。
夕方近くになってようやく到着。薪が少なく北ノ沢と南ノ沢に別れて集めた。今日も天気に恵まれ山の恵みに感謝した。
夜中寝ている時にテン場対岸のガレ場から、派手な音を立てて岩が落ちてくる音がしてこっちまで岩が飛んできたらどうしようかと考えて見たが、確率は相当低いと言うことでそのまま寝た。
●●●4日目●●●
バスに乗り遅れないようにと湯田中温泉に入る為に3:00起床、5:40分出発。
普通は北ノ沢を詰め上がるのだが、薮漕ぎ時間が短い南ノ沢を選択。途中モコモコさんにお助け紐を使って登る滝が幾つか出てきたが問題なく登れた。
硫黄成分の沢なのだろうか?沢床が白っぽい。
問題の詰めの薮漕ぎは、本格的な薮漕ぎに突入してから20分程で登山道に出ることが出来た。
赤石山までが長く感じた。山頂の岩場は切り立っていて怖いが眺めは最高。大沼池の色はなんとも素晴らしい色をしている。
大沼池周辺は観光地化している。何だか我々は場違いの感じがする。美しい湖畔を眺めながら、大沼池バス停に向かった。道中の林道が日影で助かった。
長いようで短い沢旅だった。沢の中では誰にも会わなかった。
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