百高山99座目の仙涯嶺＋越百山

2025年08月20日(水) 〜 2025年08月21日(木)

• GPS: 15:03
• 距離: 24.3km
• 登り: 2,792m
• 下り: 2,783m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:20
• 休憩: 0:45
• 合計: 6:05

距離 9.5km 登り 1,833m 下り 427m

8:32 スタート地点
8:34 8:36 ゲート
9:09 伊奈川ダム上駐車場
9:13 9:18 パックン岩
9:53 9:59 福栃平(南駒-越百分岐)
10:50 11:04 下のコル(四合目)
11:29 11:31 上のコル
13:19 13:35 上の水場
14:37 越百小屋

2日目

• 山行: 7:18
• 休憩: 1:39
• 合計: 8:57

距離 14.8km 登り 959m 下り 2,356m

5:20 宿泊地
5:56 6:04 越百山
7:23 7:49 仙涯嶺
9:07 9:12 越百山
9:43 10:20 越百小屋
11:00 11:09 上の水場
11:59 上のコル
12:24 12:29 下のコル(四合目)
12:58 12:59 福栃平(南駒-越百分岐)
13:36 13:43 パックン岩
13:45 13:46 今朝沢橋分岐（二合目）
14:17 ゲート

天候

1日目：晴れ
2日目：晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

◎往復ともタクシー利用
　JR中央西線須原駅〜伊奈川ダムゲート：約25分、片道6500円（均一料金）
◎前泊：上松駅前の田政旅館（12650円・・・一人でも宿泊可能は有難い/しかも同一料金）／近くの寝覚ノ床を見物

コース状況／危険箇所等

○伊奈川ダム〜越百山登山口(福栃橋)
　・片道5Kmの長い林道歩きで約1時間20分
○越百山登山口〜上の水場
　・刈払い完璧で非常に歩き易い道/有難うございます
○上の水場〜越百小屋〜越百山
　・普通の山道（登山道）
○越百山〜仙涯嶺
　・主にハイマツ帯の稜線歩き／朝露で濡れるのでスパッツかレインパンツがお薦め
　・ハイマツ帯の高さは大体膝くらいでハイマツ内の登山道はハッキリ見える
　・一部に胸の高さのハイマツ漕ぎがあるが、短区間
　・要所にピンクリボン表示が頻繁にあるのでルートミスはないでしょう

写真

伊奈川ダムの林道ゲートをくぐってスタート

綺麗な渓谷の流れ

伊奈川ダムを通過

昔はここまで車（駐車場跡）

今朝沢橋で空木岳ルートを左に見送る

ヒヨドリソウ

越百小屋の車が登場

車の越百小屋イラストがいいですね！

林道歩きが長いですが渓谷が美しい

越百サーキット周回のスタート＆ゴールの福栃橋

のっけから登山道が荒れていてどうなるかと思っていたのはほんの僅か

上の水場までは凄く歩き易い道が続きます／刈払い完璧で感謝

下のコルに到着

下のコル広場で小休止

ヤセ馬の背

おこじょ平で昼食

展望の全くない展望台・・・但し携帯電波が入るので帰りはタクシー会社へ手配の電話

上の水場は左下へ1分程で冷たく美味しい水がたっぷり・・・水をポリタンに補給

カニコウモリが沢山

ゴゼンタチバナの赤い実

アキノキリンソウ

白骨樹が出てくるともうすぐ

越百小屋前の尾根から始めて越百山と仙涯嶺がお出まし

目指す仙涯嶺はギザギザの岩峰で厳しそう

タケシマランの実

トリカブト

ピークから少し下ると越百小屋が見えてきました

小さく可愛い越百小屋

有名な綺麗なトイレは下足厳禁

避難小屋で自炊の夕食（といってもα米とレトルトカレー）

＜2日目＞
朝起きると見事な晴天で期待高まる／右のピークが越百山で上に三日月

小屋から越百山へいざ出発

間もなく山頂

越百山に到着

目指す仙涯嶺はややガスがかかり心配

鳳凰三山風の砂地の尾根を北へ

途中で越百山から歩いてきたルートを振返る

トウヤクリンドウ

コケモモ

またまた振返る

大きくなってきた仙涯嶺（右）と南駒ヶ岳（左）

岩尾根とハイマツ漕ぎで間もなく仙涯嶺

ビクトリーロードで仙涯嶺山頂へ

仙涯嶺の岩のピークに到着

北側眼下に有名な仙涯嶺標識ある広場

北側にそそり立つ南駒ヶ岳への岩尾根ルートは険しそう

帰りに振返る仙涯嶺と南駒ヶ岳

ウラシマツツジの紅葉も間近

仙涯嶺にも雲がかかり始めて今日はラッキーだった

帰り道に越百小屋を見下ろす

感想

yamatake01

百高山もあと2座となり、今回は中央アルプスの仙涯嶺へ。
併せて二百名山の越百山に登った。
越百山は”COSUMO（宇宙）”を連想させる美しい山名でいつかはと思っていたが、そのお隣にある仙涯嶺は百高山のリストを見るまで知らなかった。

この2座は山容が対照的で越百山は優しく美しい女性的な山であるのに対して仙涯嶺は見るからにギザギザした岩峰。
越百山から仙涯嶺への稜線ルートは岩あり、ハイマツ漕ぎありの変化に富んだ面白いルートである。
勿論仙涯嶺の岩のピークに立った時の達成感と眼前の南駒ヶ岳の鋭い岩峰の眺めは素晴らしく百高山に相応しい山だった。

ただ、地理的にも往復10Kmの長い林道歩き的にもアクセスが甚だ遠いのが難点か。
今回は豪華に往復タクシー利用としたが、越百小屋の素泊まり1万円とあいまって出費がかさむ山行ではあった。