丹沢/中川川鬼石沢
神奈川県
tadomasa
13K
Aki-G3
体力度について
- GPS
- 07:45
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 952m
- 下り
- 953m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 7:34
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
大滝林道ゲート前の余地に駐車。バイク1台とクルマ1台が先に駐車していたが3台は駐車できる。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
◆道の状況 ・登山道（大滝橋〜マスキ嵐沢〜一軒屋避難小屋） 全ての木橋は落橋していなかった。 法面の崩壊が進んでおり油断は禁物。 ・鬼石沢 2022年5月からの変化では倒木が増加していた点が目立った。 CS4mではカム（キャメロットNo.5）とアブミを使用。 ◆登山ポスト 西丹沢ビジターセンターにある。 ◆ヤマビル これまで大滝沢周辺（25/7/26のマスキ嵐沢を含み）ヤマビルを見たことが無かったが、今回往路の一軒屋避難小屋到着時に13Kさんに2匹、tadoに1匹ヤマビルが付着していた。それ以降ヤマビルを見ることは無かったがもう安心・無防備ではいられないようだ。 |
写真
と思ったらいきなり13Kさんの靴にでかいヒルが付いていた。石挽きの刑に処す。自分も沢靴に履き替えようと靴下を脱いだら小さいのが付いててしっかりと吸血されていた。勿論石挽きの刑。
1
鬼石沢の標識があるとはとんと気が付かなかった。Aki-G3さんは草地でくつろいでいたがヒル警報を聞いた途端に沢に移動していた。流石。
12m滝上からは白い花崗岩のナメを挟んで次の15m滝が見える。こちらもこれまでは20mとされて来たが新約聖書では15mに改訂されている。��+のグレーディングは変わらず。
980m二俣の右俣は4×10m、4m、8mから堰堤に繋がるようで更に滝を連ねて畦ヶ丸に突き上げるようだ。新約聖書に新たに解説が著されていた。
1165mのNo.150杭を左に行く鬼石沢・捨太郎沢中間尾根には倒木でとうせんぼマーク。まあ一軒屋に行くなら登山道の方が早くて快適だ。
装備
| 個人装備 |
登山靴
ヘッドライト
ヘルメット
ハーネス
8環
ATC
スリング(各自3)
カラビナ(各自3)
予備電池
沢靴
帽子
日焼け止め
タオル
地図
コンパス
筆記用具
ライター
ナイフ
ゴミ袋
保険証
お金
行動食
医薬品
運転免許証
着替え
カメラ
時計
計画書
飲み物
手袋
トイレットペーパー
非常食2食分
帰りの着替え
その他必要と思うもの
|
|---|---|
| 共同装備 |
配車(13K)
ロープ8×30m(Aki)
ロープ8×30m(13K)
カム類(13K)
アブミ(13K)
|
感想
猛暑日には沢一択。マスキ嵐沢は前回訪れたので今回は更に上流の鬼石沢へ。水量は少な目だけれど一昨年みたいに干上がってはおらず全ての滝も登ることができて楽しめました。流水が途絶えると途端に暑かったですが。それにしてもこの沢でもヒルに襲われるようになってしまったのは嘆かわしいばかりです。
今日も大滝林道ゲート前から出発だけど珍しく先客があった。一軒屋避難小屋まで1時間のアプローチだけどマスキ嵐を越えてからの急登で一気に汗が噴き出した。この間の越後駒並みに暑いぞ。一軒屋避難小屋に着いて沢の準備をしだした所で13Kさんからヒルアラート。靴に大きなヒルがくっ付いていた。全然他人事では無かった。僕も靴を脱ぎ、靴下を脱いだら小さいけれども1匹喰いついていた。いずれも石挽きの刑にしたがこれからどうするか、悩むところだ。奥多摩とか奥秩父にちょっと遠いけれど通うようになるのかな。
沢に入るとすぐに堰堤に出合うので右岸側の作業径路からアプローチするが途中で完全崩壊しているので一旦沢に降りなければならなかった。それから再度崩落していない作業道に登って堰堤を越す。平穏な渓相が続きナメ床が現れて沢が左に屈曲すると12m滝が現れる。これまでは15mと呼ばれていたが新版丹沢の谷200ルートでは12mに改訂されている。��-なので難しくはないけれどスケールがあるのでロープを出すのが常だけど、今回はやけにロープが短く感じられた。少し切って使ってるからとAki-G3さんは言うが縮んだんじゃないかと思うレベルだ。そろそろ30mロープを新調するか？12mを越えると15mでこれも20mからグレードダウンになっている。��+なのでこちらの方が難度が高いが12m滝と違って全面スラブでホールドも少ないのでそれもそう。左右どちらからでも登れると言うが右側からは釜が深いしヒョングっている水流をもろに被るので左から取付き、バンドを斜上して流芯を横切り右壁へ行く。その手前でAki-G3さんは上手くクラックにカムで支点を作ったが右壁では3個の残置ハーケンでランニングビレイを取りながら抜ける。最上部は磨かれた樋状だけど無理せず省エネで左岸側から越える。
この後は穏やかな渓相が続くが5mスラブ滝からナメ床になり沢が左に屈曲すると巨岩が重なり合う鬼石に出合う。Lucky-Jさんは鬼石沢が初めてなので胎内潜りに挑戦して貰ったが、そのほかのロートル隊は右俣経由の省エネモードで。大岩のある堰堤を越えると水量も少なくなり源頭感が強まる。結構高度を稼いで行くと1100mでCS4m滝に出合う。13Kさんがキャメロットの#5とアブミを取り出して慣れた手つきで一発でセット。これがあるとそれなりにアスレチックではあるけれどもほぼ楽勝。流石文明の利器だ。Lucky-Jさんが登る時だけカムが軋む音がして驚いたがウェイトが数階級上ってことなんだろう。この後は分岐が多いが本流を詰めればCS4mを越えて稜線に出る。しかし水流も無くなって暑いこと。登山道に出て13Kさんが畦ヶ丸に行くかと尋ねて来たがそれに応じるメンバーは0。まあ十分だよな。
そう言えば新約聖書では980m二俣を右に行くルートの解説が追加されているのに帰宅してから気が付いた。トポはつい旧版を参照していた。機会があれば行ってみたいもの、いやヒルが出るんだっけ。どうしようかなぁ。
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